たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

ウォルトディズニー【DIS】世界最大メディアコングロマリット

ウォルトディズニー【DIS】言わずと知れたメディア株の雄

 ウォルトディズニーカンパニーは創業者の名前をそのまま社名にしています。日本にいるとディズニーランドやアニメ映画のイメージが強いですが、母国アメリカでは3大放送ネットワーク局(いわゆるキー局)の1つであるABC(アメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー)やスポーツ専門局のESPNを傘下に納める、メディアコングロマリットです。

 

 1923年にウォルト・ディズニー氏、ロイ・O・ディズニー氏によって創業されました。ウォルト・ディズニー氏が様々なキャラクターを考案するなど創造的な働きをしたのに対し、ロイ氏はディズニー社を企業として、特に財政面から支えた人物です。

 

 また、ディズニー兄弟の友人のアブ・アイワークス氏の存在も大きいです。会社が大きくなってきたところで、ほとんどのアニメーターとキャラクターの版権を他社に引き抜かれる憂き目に遭いますが、最後までアブ・アイワークス氏は残り、ウォルト氏と共にキャラクターを考案し続けます。

 

 起死回生のキャラクターとなったのがミッキーマウスです。根こそぎ引き抜かれたこのときの経験が著作権に厳しい今のウォルトディズニー社のスタンスを決めたと言って良いでしょう。

 

 1955年にはカリフォルニア州でテーマパークであるディズニーランド構想を具現化させます。その後1965年にディズニーランドの構想は総合レジャーランドとして昇華し、ホテルやウォーターパークも含んだウォルト・ディズニー・ワールドリゾートの実現につながります。

 

 ウォルト・ディズニー・ワールドリゾートはフロリダ州に位置し、20のホテル、ゴルフコース、4つのディズニーパーク、2つのディズニーウォーターパークを含む広大なアミューズメントリゾートです。

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※ディズニーJPのページから

 アニメ制作にとどまらず、キャラクターから派生したイメージを具現化し、さらに事業化した、ディズニー兄弟の企画実行力、そして夢の大きさは唯一無二であり、その思想は今もウォルトディズニーカンパニーに脈々と受け継がれています。

ウォルトディズニー【DIS】の配当とチャート

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画像はグーグルファイナンスから

 

2006年 12月 株価33ドル 配当0.31ドル(1期配当)

2016年  7月 株価100ドル配当0.71ドル(2期配当)

2017年 12月 株価110ドル配当0.84ドル(2期配当)

 

 2015年中ごろまでは完全な右肩上がり株でしたが、このところもたついています。2016年、2017年とも90ドルを割りそうな局面がありました。また、配当利回りは必ずしも高くなく、この10年でだいたい1%弱で安定しています。年間ベースでは連続増配中ですが、株価が成長しづづけているので配当利回りが変わりません。

 

 ウォルト・ディズニー氏の死後、業績が停滞したこともありました。しかし今はそんなことはありません。特に映画部門のヒット連発は目覚ましく、世代交代がいつの時代も非常に上手くいっています。

ウォルトディズニー【DIS】の基礎データ

ウォルトディズニー【DIS】の配当と配当性向

 配当と配当性向です。

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 急激な右肩上がりを示してます。配当性向は30%程度と低く、無理のない配当セ策であることが窺えます。2010年ごろから比べると実に6倍以上の配当成長を示していることになります。

ウォルトディズニー【DIS】のBPSとEPS

 

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 こちらも美しい右肩上がりを示しています。この数年は多少のもたつきがありますが、それでも悪くはないでしょう。地味ながら10%以上の自社株買いもしています。EPSは自社株買いと利益成長のために2.5倍にもなっています。

ウォルトディズニー【DIS】の売り上げと利益

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 売り上げは基本的には右肩上がりです。ただ、やや横ばい傾向にあるのは注意が必要です。ディズニーやピクサーの事業は比較的好調ながら、スポーツのESPNなどがあまり調子がよくありません。祖業を中心に固い著作権で守られた営業利益率は非常に高く、経済的な濠は十分と言えそうです。

ウォルトディズニー【DIS】のキャッシュフロー

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 右肩上がりで安定しています。2015年にやや例年よりも投資CFが増えましたが、それ以外の年は予測可能な範囲に収まっています。営業CFが堅調なため、フリーCFも安定的に伸びています。

 

 高騰が続いており、しばらく買えない水準でした。しかし、2015年から株価は一服しており、一時期から比べるとだいぶ値ごろ感が出てきました。3年平均8%の高い成長率と18%の営業利益成長率は出色と言って良く、すでに業界のガリバーでありながら、アニメ、映画、多様でキャッチーなキャラクター、広範囲な映像コンテンツが大きく寄与しています。

 

 グッズ販売はやや低調であるものの、期待値が大きすぎるというのもあるでしょう。世界経済の拡大とともに成長し続ける可能性が高い企業の1つです。

 

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