米国株を語る会では個別株に関してお話をしてきました
先日、米国株を語る会を開催してきました。寒い中ですが、二次会含めて大変盛り上がりました。たぱぞう、ついついしゃべりすぎて反省しました。自分ばっかり喋ってしまいましたね。
- 日本酒立山
- 超豪華ハッピーターン
- 伊勢海老パイ
- 初恋糖
- プレミアムとちおとめ
これらのお土産を頂戴しまして、こちらも大変うれしく思いました。
この場をかりて御礼申し上げます。プレミアムなハッピーターンは、私の中のハッピーターン観を変えるサプライズがありました。世の中まだまだ知らないことがたくさんありますね。日々是学習です。
さて、今回は個別株特集ということで事前に40銘柄を超える銘柄のご提案を頂いていました。それに一言ずつコメントを加えさせていただきました。ネットではなかなか踏み込めないこともお伝えすることができましたが、ちょっと多すぎましたかね(笑)
調べるのも大変ですが、聞くのも大変という学びがありました。
しかし、ああやって私見ながらも買い水準や将来性などについて突っ込んでお話しできたのは良かったと思います。ブログでは書けることと書けないことがあり、それは対面の良さということになりますね。
さて、関連してご質問を紹介します。
米国高配当株は投資の最適解なのかどうか
いつも記事を参考にさせていただいています。
2018 秋ごろより米株投資を始めました。NISA枠を使うので高配当の方がいいと思い
個別株 IBM KHC PM BTIと高配当株に投資し、約−20%の含み損ですが配当狙いですので減配しない限りは株価は特に気にしてません。
ただこれらの銘柄でVTI VOO のETFより良い結果になるとは思えないのです。未来はわかりませんが収益成長率が低いというのが理由です。そこで2019年はETFに投資しようか検討中で、調べているのですがVDC 生活セクター等、収益成長率が低いのにパフォーマンスがいいというのが腑に落ちてません。
収益成長率が高くなくても投資対象になりますか?セクター別ETFに投資する場合
たぱぞうさんならどこを重視して銘柄選択しますか?ぜひご意見お聞かせください!
個性的な銘柄は自信が無いと不安になる。
個性的な銘柄は自信が無いと不安になりますね。例えば、製薬会社はブロックバスターと呼ばれる大ヒット新薬の開発に血道を上げており、この成否が経営の成否を決めると言っても過言ではありません。新薬を開発できず、特許切れの薬ばかりということになると、その企業の経営状況は暗化します。
しかし、世界的な長寿の流れ、経済的な拡大を考えるとヘルスケアセクター全体としては伸び続けるのでしょう。ですから、規模的に上位ではなく、新薬開発を裏付ける研究力も乏しいような製薬会社の株は、持つのに少々の勇気を要します。
それに対して、ヘルスケアセクターETFはある意味ではヘルスケア市場全体を買いに行くわけですから、比較的安心して持てます。
セクターに限らず、全体をその究極の姿がVTIという米国市場全体に投資するETFでしょう。人によっては世界市場全体という大きな目で見て、VTというのがベストになってくるわけです。
これらのETFは米国人のみならず世界中で買われているメジャーなETFですから、「みんなと同じことをする」ことで安心感を得られるタイプの人には心理的な面からも非常なメリットがあるということになります。
個別株→セクター→国別→全世界
このように段階を追って投資対象が広くなっていくわけですね。
収益成長性がほとんど無い銘柄
高配当株はビジネスモデルが完成されているものが多いです。代表的なものはタバコ株や公益株です。そのため、新しいサービスが生み出されたり、売り上げや収益が劇的にのびたりすることはM&Aでもしない限りありません。アルトリアグループが売り上げをそれなりに伸ばしているのはそういうことですね。
いわば、高配当株投資というのは確実性の高い毎年の収益をインカムという形で受け取ることに特化した投資とも言えます。キャピタルほどの収入の上下動が無いことから、今も昔も一定の人気がありますね。連続増配株などは特にそうですが、収入が読みやすいのです。
ただ、良さそうに見える高配当株でも減配のリスクはあります。近年で言うならば、サブミラーを買収したことで債務が激増し、配当を半減させたアンハイザー・ブッシュ・インベブなどはその良い例でしょう。
大事なのは、どのような投資のストーリーを持っておくかですね。インカムをコツコツ得るならば、個別株の高配当戦略というのは妥当性があります。キャピタルもインカムも欲しい、しかし個別株リスクは怖い。そういうことならば、投資信託やETFでしょう。
何があっても動揺しないメンタルは、自分が確信する投資のストーリーから生み出されます。もし、今持っている個別株に不安を覚えたり、明らかにETFやセクターのほうが良いと考えるならば、持っている理由はなくなりますね。
そういう意味では、VTIやS&P500連動ETFというのは、誰でも本当に安心して持てるETFの1つということになりますね。ご質問ありがとうございました。
関連記事です。
米国ヘルスケアセクターETF【VHT】に関しての記事ですね。
こちらは生活必需品です。実は生活必需品系の企業群は業績自体は特に上がってはいないのですが、ハイテク株が売られて資金が逃げてきましたね。軒並み上場来高値を更新しています。そういう市場の循環性はありますね。
未公開株への投資というのは、人生を変える可能性もありますが、どうじにリスクも大きいです。上場している個別株以上に振れ幅は大きいと言ってよいでしょう。