たぱぞうの米国株投資

米国株投資で人生の選択肢を増やすという提案です。某投資顧問のアドバイザーをしています。

Tapa's U.S. Stocks Investment

In the middle of difficulty lies opportunity

子どもの学費、高校→私立大学で約1000万円

スポンサーリンク

高校入学から大学卒業までの費用平均

 日本の教育システムでは、高校と大学にお金がかかるようになっています。とくに意識をしなくてはいけないのが大学進学に関わる学費です。

 

 では、その高校と大学の学費の合計はどのぐらいかかってくるのでしょうか。

 

f:id:tapazou:20161202070954p:plain

*1

 

 表は、日本政策金融公庫作成のものです。この支出には平均的な通学費も含めてあります。また、家庭教育費として塾や参考書、問題集などの費用も含まれています。これらをトータルして学費とします。

 

 そのため、前提条件として高校では1年平均66万円かかる計算になっています。その3年間の合計が210万から230万というところです。

 

 公立高校の授業料だけならばここまでかかりません。しかし、進学のための予備校代などを入れると、たしかに妥当性があります。

 

 大学の学費は進学する学部によって大きく左右されます。

 

 国公立  400万円

 私立文系 580万円

 私立理系 700万円

 

 ざっくりとこういうことになります。それに高校の学費をのせると、

 

 国公立  700万円

 私立文系 900万円

 私立理系 1050万円

 

 かなり概算ですが、これだけかかってきます。高校が3年、大学が4年、合計7年です。

 

 単純に割ると、私立文系だとざっと年間に130万、1か月11万かかる計算になります。

 

 私立理系ならば、年間150万、1か月12.5万円です。

 

 2人の子どもがいて、2人とも私立理系に進むと1か月25万の学費が発生することになります。さらに、理系は大学院進学が一般化しつつありますから、そうなるとさらに追加で費用が発生します。

自宅外通学の場合の学費

 東京都などの首都圏や京都、大阪、神戸といった都市部ならば自宅通学が可能ですが、大学が少ない地方の場合は自宅外通学を選ばなくてはなりません。

 

 現在、日本全国で自宅外通学を選択している学生は全体の30%ほどです。100人学生がいれば、30人は自宅外通学ということです。

 

 自宅外通学を選択する率としては、教育県として知られる長野県や東北最北端の青森、山陰の鳥取、島根、日本海側の秋田の順に高くなっています。

 

 自宅外通学生への平均仕送り額は月額10.4万円、年間にして124万円です。

*2

 

 これに先の学費を合わせると、私立理系ならば月々1人23万かかるということになります。私立理系の自宅外通学の子供が2人いると、46万円月々かかります。

 

 私立文系ならばザックリと月々1人22万円かかります。2人の自宅外通学生がいると、44万円の学費です。

 

 所得ベースで月々45万円ある家庭は今、非常に限られてきています。生活費も考えると、所得で70万は無いと苦しいでしょう。殆どそのような家庭はありません。そのため、多くの家庭では貯金はもちろん、奨学金の利用も視野に入れるのが現実的です。

 

 ただし、奨学金は世帯所得によって制限がかかるので、誰でも受けられるわけではありません。

 

 一般家庭の収入では大学に行かせるのも躊躇してしまう、そんな時代に戻りつつあります。

難しくなっている就職

 このように進学費用は決して安くはないですから、費用に見合った努力をしてほしいものです。これだけ出費して遊び放題では悲しいものがあります。しっかり勉強し、4年間で卒業し、就職してほしいものです。と、大学を留年した私が言っております。

 

 なにより、後悔しない進路を選択してほしいものです。

 

 今は大学は少子化で非常に入りやすくなっており、親世代の感覚とはまるで違います。そのギャップが

 

 「え!?この高校からこの大学いけるの?」

 

 という驚きに繋がっています。また、国公立私立問わず指定校推薦をかなりばらまいており、学歴のインフレ化が進んでいます。今後も様々な入試形態を増やし、一般受験を絞り、見せかけの偏差値を維持する流れでしょう。

 

 反面、就職は難しくなっています。かつてのように大手ならば安心、という時代ではありません。どのようなことをする会社で、どのような部署の採用になるのか考えて就職しないと、使い捨てられたり、会社そのものが無くなったりする憂き目に遭います。

 

 こういうケースが未だにあります。

 

 人と話すのが苦手なのに、営業職を選ぶ

 過当競争でしかも衰退産業なのに、大手だからといって選ぶ

 

 たった一度の人生、就職はよく考えてしたほうがよいのは分かっていますが、ついつい勢いで選びがちなのです。それは、学生という経験の少ない環境からくる、ある意味仕方のない決断なのかもしれません。

 

 学生時代から自分が何をしているときが楽しくて、自分がどんなことなら継続できるのかを見極めておくことが大事です。自分の適性は、何気ない日常から見つけ出すことができます。

 

 私は就職にこだわって留年を選びました。その選択が正しかったかどうかはなんとも言えませんが、少なくとも熟慮してよかったと思っています。せっかく大枚はたいて大学に行くわけですから、人間らしく、自分らしく生きることのできる仕事、そんな仕事に就きたいものです。