損をしても簡単に取り戻せる、米国株投資の真髄
過去記事からの続きになります。過去記事はこちら。
私の資産運用歴は2000年からになります。
今の運用での税引前の配当収入はおよそ150万円、15000ドルになります。
今は分散投資をしているので、1銘柄4万ドルを超える買い物はしないようにしています。ただ、もともと分散投資になっているETFは10万ドルぐらいまでならば許容かと思っています。リスクが分散されていますからね。
去年、原油関係の銘柄で損出しをしました。買値の半値以下に下がりました。
投資人生最大の負けです。たぶんw。
40ドルちょっとで買い、15ドル近辺で売却しました。
キンダーモルガン。
しかし、それでも配当収入が損を覆い隠した形になりました。
確定申告で税金の還付を受けたら年間収支はトントンだったのです。
損している銘柄は売却、損だし確定をし、税金還付を受ける。
利の乗っている銘柄はホールドし続けるので、当たり前だが税金は配当分しかかかりません。
そしてホールドした銘柄は配当を出し続けます。
いや、配当を出すだけではなく、増配を毎年してくれます。
そして、右肩上がりのNYダウチャート、殆どの固い銘柄は上昇します。
きわめて損をしにくい投資環境です。それがアメリカ市場なのです。
株式投資初心者ほど米国株投資をおすすめします。チャートが分からなくても、移動線が分からなくても、銘柄選択眼が無くても、ネットで話題のETFを買えば勝てるからです。
日本株は日銀のETF買い入れで、以前に比べたらはるかに底堅く、買いやすい環境になりました。
しかし難しいのは、誰もが知っているような大型株はすでに成長を終え、良くて横ばい、悪くて低迷期を迎えていることです。それは、日本の得意とするものづくり産業の強みが薄れ、他国に売り上げを侵食されていることから見ても明らかです。
株式投資の基本は成長国に投資することと、法整備のされている国にすることです。日本にいると法整備がされているような気がしますが、株主利益の保護という意味ではアメリカに大きく後れをとっています。
株式の価値が簡単に毀損し、既存株主が痛い目に遭うのは法整備が企業寄りだからです。
ですから、株式投資歴の浅い初心者ほど成長国であり、市場環境が整えられているアメリカ株のほうがはるかに安心して投資できると確信しています。
また、米国ドルを持っていれば、ドルを通して各国分散投資も可能です。