米国株は右肩上がり
米国株は右肩上がりです。
これをみて分かるのは、2000年のITショック、2008年のリーマンショックでさえも単なる買場でしかなかったということです。
バフェットもシーゲルも、有名な投資家はみなインデックス投資を勧めます。それは、米国が右肩上がりの成長をこれからも続けることが前提にあります。
日本は現状維持の経済大国
日本はどうでしょうか。
インデックス投資ではほとんど利益を上げられないことが分かります。
日本にも有望な株はたくさんあります。しかし、アメリカで有望株を探すほうがはるかに簡単であることは言うまでもありません。
例えます。
利益の上がらない会社でがむしゃらに働く。
利益の上がっている会社でほどほどに働く。
どちらのほうが少ない努力でおいしい果実を多く手に入れられるでしょうか。できる人はどの会社でも大きく実力を発揮できます。しかし、普通の人が成功しようと思えばまず会社選びが大事なのです。儲からない会社でいくら頑張っても儲けられません。それが厳然とした経済の原理です。
市場選びにも同じことが言えます。伸びている市場に投資をしなければ、素人は設けられないのです。成熟国の投資はプロの市場です。
細かいチャートの技法だとか、スイングトレードの技だとか、そういう上級者の技があれば別です。
誰もが挑戦できて、誰もが成功する、そのためには最初の市場選びが最大のポイントだったのです。
米国ETF(VTI,VYM,VIGなど)が投資初心者にとって最もとっつきやすい商品だと思います。日本株投資は銘柄選定眼のある上級者向けの成熟市場なのです。