たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

株価暴落時における投資信託の買い増し戦略

株価暴落時における投資信託の買い増し戦略

 投資信託のメリットは、日常の値動きに惑わされずに淡々と買い付けができることです。場中の動きがないため、板を読むとか、チャートを読むとか、そういったことから距離を置くことができます。

 

 株価が暴落していても、平時と変わらず決めた金額を積み立て続ければよいのですね。これは、積立投資を取り崩すのが数十年先であり、そこからくる時間的な余裕が理由になります。

 

 コロナショックで株価暴落、暴騰が繰り返される相場ですが、どのように買い増しをしていったら良いのでしょうか。今回はそのようなご質問を頂いています。

株価暴落が著しいので、投資信託を厚めに買っていきたい

米国株投資信託ー買い時について

 いつもわかりやすくタメになる情報をありがとうございます。


 毎日ブログを拝見し、本も拝読致しました。とても読みやすく勉強になりました!

 

 本題ですが、買い時の判断・買い方の考え方があっているか不安なので教えて頂きたいです。私は30代前半、独身、投資初心者です。


 年明けに初めて楽天VTI等、小額購入し少しずつ株の勉強をしていこうと思っていました。ですが、コロナショックもあり大幅に株安が進み買いやすくなっているので、大きく買い動いてみようかと思っています。考え方があっているか教えて頂けると有り難いです。

 

  • 30代前半/会社員
  • 余裕資金950万

(生活防衛費は別に確保しています)
(祖父母からの生前贈与で頂いた分と自分の預金です)

  • 積立NISA…楽天VTI/月3万3,000円積立開始予定
  • 余裕資金での購入予定銘柄 楽天VTIのみ

(今後、追加資金は積立NISAとは別で1万円程度になると思います。)

 

以下のルールで大きめに買い進めようと思っています。

 

コロナが始まる直前の高値が13,000円だったので、


→10,000円付近(マイナス23%)になったら50万買い付け
→9,000円付近(マイナス30%)80万買い付け
→8,500円付近(マイナス35%)100万買い付け
→8,000円付近(マイナス39%)100万


買い付け
→7,500円付近(マイナス42%)150万買い付け

 

楽天VTI : キャッシュ=480万:470万

 50%50%になるようにと考えています。リーマンショックでマイナス40%くらいまでいったようなので、それを参考にしてみました。


 リスク許容度は、500万買い付けだったら20%、1000万付近だとマイナス10%くらいかなと感じています。

 

 改めて質問です。

 

  • この買い方はいかがでしょうか?
  • 楽天VTI 1本で行くのは4,000銘柄とはいえ、分散になっていなく危ないでしょうか。
  • キャッシュではなく、eMAXIS slim先進国債券の方が良いでしょうか。

(はたまた、楽天インデックスバランスファンドの均等もしくは株式重視に全額投資もありかなと思ってはいます。資本が少ないのが懸念ですが…。)

 

 最後に、投資の目的は50歳で配当金を月20万もらうことです。なので、長期保有するつもりです。長くなりましたが、どうぞよろしくお願いします。


たぱぞうさんの、祭りだ!の一言で、今だと思い踏み出してみました。

祭りではあるが引き続き資金管理をしていきたい

 リーマン・ショック時は、ドルベースでは4割の下落でした。しかし、円ベースでは6割もの下落になっています。為替リスクが顕在化したのですね。そのため、もしリーマンショックを想定されるならば、もうすこしバッファを見たほうが良いということになります。

急激な調整を見せる米国株系の投資信託

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 段階的に買値を切り下げていくナンピン買いというのは、じつは大きなリターンを生む可能性がありますが、その逆もありえます。そのリスクを認識された上で取り組むのは良いと思いますよ。

 

 ただし、積立の基本は価格帯の分散もさることながら時間分散です。そのため、価格は無視して今後○年でいくらずつ買うという視点を持っておいても良いでしょう。

 

 いずれにしても、キャッシュおよそ半分持った上での計画ですから、いろいろとチャレンジできると思います。株価が調整局面での取り組みになるのは僥倖ですね。

 

 相場に振り回されることなく、淡々と続けていければ良いと考えます。ご質問ありがとうございました。

 

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  MMFは全く値動きのないアセットになりますが、為替リスクとは無縁ではいられないですね。それでも、このような相場になると一つの拠り所になるのではないでしょうか。

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