たぱぞうの米国株投資

米国株投資で人生の選択肢を増やすという提案です。某投資顧問のアドバイザーをしています。

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キャタピラー(CAT)、世界最強の建機メーカー、増配22年!

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キャタピラー(CAT)は世界最強の建設、鉱業機械メーカー

 

 キャタピラー社は建設、鉱業機械において北米市場を中心に圧倒的なシェアを持ちます。それは1925年の創業からであり、以来世界1位の座を守り続けている驚異的な企業です。

 

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建設機械メーカーの世界市場シェア - YouTube

 世界シェア一覧です。2位のコマツ(日本)、4位の日立建機(日本)はアジアにおいて特に強みを持ちます。3位のVolvoはクルマのボルボです。農業機械に強い、バフェット銘柄のDeereもランクインしていますね。

 

 キャタピラー社は世界190か国で事業展開しており、文字通りの多国籍企業です。現在では軍需産業や航空宇宙業界にも進出しています。

 

 祖業はベンジャミン・ホルト氏が19世紀後半に農業機械を作ったことに始まります。ベンジャミンホルト氏は従来の車輪を使った農業トラクターから無限軌道(キャタピラ:英語で芋虫)を使った農業トラクターを開発します。

 

 そのキャタピラ技術は1928年にブルドーザに転用され、フーバーダムなど大きな公共土木工事で採用されるようになります。また、第一次世界大戦の塹壕戦において大きな力を発揮した戦車においても同社のキャタピラは影響を与えました。

 

 その後2度の大戦を経て、1950年にイングランドを皮切りに世界進出を始めます。世界各地の大規模土木工事にはキャタピラー社の建機が使われ、世界の鉱業生産の現場でもキャタピラー社のダンプカーやショベルカーが見られました。

 

 1970年には世界での売り上げが母国アメリカの売り上げを超え、その後も全世界で売り上げを伸ばしました。 

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※写真はキャタピラー米国のホームページから

 

 その地位とブランド力は確固たるものであり、アメリカを象徴する企業の1つと言って良いでしょう。

 

 日本においては1960年より三菱重工と合弁で「キャタピラー三菱」を立ち上げ、展開してきました。しかし、2012年に三菱重工分の株式はすべてキャタピラー社の取得するところになり、キャタピラージャパンになっています。

 

キャタピラー(CAT)の配当とチャート

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2006年6月 株価70ドル 配当0.3ドル

2016年4月 株価77ドル 配当0.77ドル

 

 この10年で配当が倍になっています。株価は115ドルを超える局面がありましたが、下がってきています。

 

 これは、中国経済の減速や世界経済の停滞が、建機需要を下げていることによります。アメリカ市場を見ていると分かりにくいのですが、世界経済は停滞傾向にあります。

 

 建機は景気循環株の一面があります。2011年ごろは世界経済が不調でも中国の成長でカバーできましたが、その中国が減速しているので売り上げも停滞しています。

 

 公益や電気通信、生活必需品と言ったディフェンシブと違い、景気の影響を受けやすい株ということが言えます。逆に言うと、キャタピラー社の株価が上がり始める時が世界経済が上向く時とも捉えられます。

 

 ブレグジットショックのあった6月24日には6.64%も下げています。ちなみにベータ値は1.23です。

 

 上げ下げが大きいその分、市場が反発し始めたら大きな利益を得られる可能性があります。

 

キャタピラー(CAT)の基礎データ

ティッカー:CAT

本社:アメリカ

来期予想PER:23.3倍

PBR:2.89

ROE:13%

ROA:2.6

EPS:2.09ドル

配当:3.08ドル

上場:ニューヨーク証券取引所(NYSE)

 

 一株利益が配当を下回っています。3年間の平均営業利益成長率は-35%、平均売上成長率は-11.5%です。今まで取り上げた企業の中では最も厳しい事業環境にある会社の1つであることは間違いありません。

 

 2016年1月には56ドルまで株価が下がる局面がありました。株価動向だけでなく、増配22年が維持されるかも注目です。