2017年夏のボーナス支給額
夏のボーナスが出る季節になりました。夏と冬のボーナスを貰うというのは、誰にとっても大変うれしいことですよね。マイペースで変わりモノの「たぱぞう」ですが、ボーナスをいただく時には「これからも頑張ろう」と素直に思えます。
私の職場のボーナスは、多くも無く少なくも無く、絶妙なバランスで支給されています。思えば、就職したてのころは他業種の友人のほうが充実した額をもらっていました。そのため、「人と比べちゃいけないな」と思っているうちに10年ぐらいは世間の動向に無関心でした。
ただ、気が付くと業種によりかなりの変動があり、私の業界は割と恵まれている部類に入ってきたように思います。今少ない業界でも、その業界に対する需要が伸びているのであれば、将来的には増えることがあるのではないでしょうか。経験からもそう思います。
私の職場の新人さんや若い人たちは優秀な人が多く、いわゆる「ゆとり世代」の良くない面というのは全く感じません。これは業界の地位の向上と他業種の落ち込みにより、人材が流れてきているからでしょう。
繰り返しますが私の職場の若い人たちは優秀です。場の空気を読んで、誰とでも上手に接する人が多いです。普通に頭も良いですね。そういう意味では、戦後日本の教育というのも時間経て、成熟し、素晴らしい人材を育てているということですかね。
むしろ強烈だったのは、もう退職した世代のような気がします。我が強く、協調性もばらつきがあり、主張は押しなべて強い。たまたまそうだったのかもしれないですが、そういうイメージがあります。ただ、彼らの世代というのは圧倒的にメンタルも強かったですね。
そうでなければ経済発展ができない、あるいは諸外国に伍していくことができないのならば、これからの日本というのはどうなのでしょうね。こういう体感的なものから考えるというのは面白いですが、結論は出にくいですね。
ということで、今日は軽い感じで夏のボーナスについてのお話です。
自動車、マスコミ・出版・広告、機械がベスト3
2017年夏ボーナス平均支給額ランキング [仕事・給与] All About
支給額はこのようになっています。非常にザックリとしたカテゴライズですので、サクッと見ていただければと思います。
自動車は日本のものつくり産業の牙城と言ってよく、機械工学の技術の粋と言ってよいでしょう。ドル円レートも落ち着いており、安定した収益をこのところは出しています。そのため、今年は減ったと言えどもランキング1位です。
マスコミや広告も相変わらず強いですね。大手はけた違いにもらっていることでしょう。ただし、広告はインターネットが主流になり、紙媒体メディアは凋落が激しいという傾向があります。これは日本のみならず世界の潮流です。
出版や紙媒体メディアがどのように業態を変容させていくのかは今後注目されるところです。
機械、精密も強いですね。川下製品はこのところ中韓・台湾といった国が伸びてきていますが、部品や素材系ではまだまだ技術的な蓄積による差がありそうです。しかし、じわじわと確実に企業のグローバル化、人材のグローバル化が進んでいる業界でもあります。
最後に鉄道・バスですが、このカテゴライズはざっくりしすぎているかもしれませんね。例えばJR東日本などはワイドモートの圧倒的な強みのある企業です。賞与も良いです。それに対してバスは競合も多く、特に観光バスなどは大変厳しいです。
陸運、小売、外食といった産業も構造的に万年過当競争業界と言ってよいでしょう。今後、人工知能(AI)や自動運転といった変革の波の影響を確実に、最も大きく受ける業界群であることは間違いありません。
夏のボーナスをどのように使うか
私は夏のボーナスは住宅ローンの半年分の支払い、それから米国株の追加投資に充てるつもりです。夏に海外ど田舎旅行に行きますが、その支払いはもう済んでいるので関係ありません。
手取りの月収から日常生活に足が出るようになったら、それは何か支出が過大になっているということで支出をコントロールしてきました。夏も冬も基本は投資への追加投資。それは新卒のころから目指してきたところです。
少欲知足。日常の生活スケールは月収が教えてくれる。そういう心構えです。ともあれ、ボーナスは楽しみですね。
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永続的に働ける企業であるかという観点は就職活動に必要だと思います。しかし、どんな業界でも優秀な人は伸びますし、出てきます。自らの可能性を狭めるようなことにならない就職活動が大事です。
やはり自分の適性が最大のポイントだということです。
就職と結婚は人生の二大決断です。
お互いが付き合っているうちに、経済的な考え方もすり合わせられると良いでしょう。今は男女同権が叫ばれています。だとするならば、その同権とはどのような共通認識なのでしょうか。そういう常識のすり合わせも含みます。
給与が少ないならば、せめて時間を確保して収入の複線化を図る。多忙なのに時間の融通が利かない場合は、それこそ悩ましいということになります。