2019年つみたてNISAフェスティバルがあります。
さて、今年も2019年つみたてNISAフェスティバルがあります。参加費は毎年と同じく無料ですね。会場は、250人入りますので、まだまだ余裕です。
そう聞きました(笑)
さて、今回はつみたてNISAフェスティバルに関連してご質問を頂いています。
つみたてNISAフェスティバルでお会いしましたが・・・
はじめまして、30代男・妻・子供二人のサラリーマンです。金融庁主催のつみたてNISAのイベントで登壇されていた事をきっかけブログを拝見するようになりました。
現在預金2500万です。年収550万、妻は専業主婦ほどでしたが、私が障害を持ち障害者年金含め現在は世帯年収350万程度です。
私の年収増加は期待できません。住宅は父名義の家を二世帯に改築し、ローンはありません。イデコ、つみたてNISAでemaxis slim ファンドシリーズの日本:先進国:新興国を10:80:10で上限額で株式100%設定してます。
但し妻は所得税と住民税がかからないパートのためイデコには入らずつみたてNISAのみ。特定口座はほぼ利用してません。
質問ですがイデコとつみたてNISAの枠をたぱぞうさんなら楽天VTIを100%で投資したりするのでしょうか?他のインデックスブロガーとは違ったたぱぞうさんの意見が聞きたくなりました。他にも私の立場で資産運用のアドバイスお願いします。
つみたてNISAフェスティバルでは、異端のたぱぞう・・・
結論から書きますと、私ならば以下のどちらかを採用します。
- 楽天VTI
- eMaxis Slim 米国株式
ブレないですね。
ところが、インデックス投資の常識は、全世界投資なんですよね。今までの投資歴では個別株がメインで、人には米国ETF・米国投資信託をおススメするたぱぞうは、ちょっと変わった存在ということになります。
先日、一緒に登壇する予定のnight walkerさん、吊ら男さん、それから謎の人物と打ち合わせをしてきたばかりです。今回のつみたてNISAフェスティバルは皆さまからお出しいただく事前のクエスチョンに対する、登壇者からのお答えという形になります。楽しみですね。
ただ、基本的な考えは一致していまして、それは「株式が最もペーパーアセットの中で長期パフォーマンスが良い」ということなんですよね。そのため、つみたてNISAの枠内ならば、最大化するためには「株式100%」というのがベストであるという認識です。
投資できる金額が、月に3.3万円と大きくないからです。例えば3.3億円あれば、パフォーマンスを最大化するよりも、守備的になるでしょう。損失が出た時に、給与などのフローから補填するのが難しいからです。
しかし、3.3万円、年間で40万円という枠ならば、効果の最大化を狙わざるを得ませんね。10%のリターンでも4万円にとどまるのです。
数あるインデックスの中でも、最近10年で年率およそ10%の成長を遂げてきたのが米国市場ということになります。
ただ、過去に未来を見るというのは大事ですが、絶対ではありません。
インデックス指数に夢見ること
インデックス投資の場合は、要は伸びる指数を作ってしまえばよい成績になります。つまり、企業評価の観点を時価総額など、そういう収益性とは無関係の数字で評価しないということです。
純利益が伸びているか、営業利益率は〇%か、EPSは過去10年で伸びているか、ROEは〇%以上か、一例ですがこのようにパフォーマンスに影響する他の数字に注目するとインデックスはガラリと変わるはずですね。そう考えると、米国以外にも伸びる指数を作るのは可能ですね。
もし、そういう指数を持つ国が現れたら、それは投資先として大変な魅力を持つと思います。米国の場合は、株主の企業評価そのものが収益性に向いていますから、結果として指数も上がるのですね。
また現状、国のGDPに株価指数がきちんとトラッキングできる国は少ないですから、米国株投資が良いということになります。こういう現状が変わり、各国の指数が伸びるようになれば、また投資の事情も変わると思います。
しかし、資本側と労働者側の考えの隔たりもありますから、ことはそう簡単に運ぶとも思えないというのが現状ですね。最後につみたてNISAフェスティバル2019の情報も載せておきますね。お会い出来たらうれしいです。
つみたてNISAフェスティバルの要項
- 開催日時 平成31年4月20日(土) 14:00~17:00(開場13:30)
- 場所 赤坂インターシティーコンファレンス the Air
- 予定定員 先着250名(参加費無料)
- 申込方法 メールアドレスよりお申込ください。nisa2017@fsa.go.jp※なお、当庁からの返信をもって申込受付とさせていただきます。(自動返信はありません)
(記載事項)
※メールのタイトルに、【つみフェス2019参加希望】と明記
- お名前(ニックネームでも可)
- 性別(男・女)
- 年代(10代、20代、30代、40代、50代~)
- 投資経験(3年以上、3年未満、投資の経験無し、過去に投資していたが今はしていない)
2019年つみたてNISAフェスティバルプログラム
- 田中内閣府副大臣挨拶
- 岡本和久氏 基調講話
- 長官に聞いてみよ~!
- つみたて投資クリニック※たぱぞう登壇
- パネルディスカッション~金融業界に迫りくるITの波~
ということです。くわしくはこちらをごらんくださいね。
関連記事です
つみたてNISAに関してのまとめです。ずいぶんと世の中に広まった気がしますが、一般社会ではまだまだですね。
こちらはよく並び称されるiDeCoについてです。
国が踏み込んで推奨する投資信託を示したというのは、賛否ありつつも大きな意味があると思います。1つのたたき台になりますからね。つみたてNISAをきっかけに生まれた投資信託がいくつもあります。