2016年8月の配当
ちょっと早いのですが、もう8月は配当が入りませんのでまとめました。8月は二期配当のナショナルグリッド(NGG)の配当が入りました。
2,5,8,11月グループは配当が少ないグループなのですが、ナショナルグリッドのおかげでそこそこ恵まれた配当月となりました。このグループは次の11月が少ないですね。
税引前$ | 税引前¥ | 税引後$ | 税引後¥ | |
T | $288.00 | ¥29,217 | $207.04 | ¥21,199 |
PFF | $322.64 | ¥32,625 | $232.15 | ¥23,772 |
NGG | $1,022.25 | ¥102,858 | $807.84 | ¥82,569 |
PG | $187.46 | ¥18,834 | $134.69 | ¥13,621 |
$1,820.35 | ¥183,534 | $1,381.72 | ¥141,162 |
安定ガチガチの銘柄群です。ナショナルグリッドは英国株ですので、外国源泉徴収税がありません。合計すると500ドル近くの税金を納めていることになります。確定申告で取り戻すことになります。
配当受領銘柄がしっかりと固まって損だしをすることが無くなれば、米国株投資でお国に貢献ということになるのでしょうが、まだまだ時間がかかりそうです。
2,5,8,11月配当銘柄の増配履歴
今後の参考にするために、所持株を中心に長期の配当履歴を見てみます。引用した画像は全て
Dividend.com - Dividend Stocks - Ratings, News, and Opinion
からです。
ナショナルグリッド(NGG)
1998年の特殊配当を除けばじわじわ増配といったところでしょうか。送電を中心とした電力会社という地味な会社なので、劇的な増配は今後も無いでしょう。減配せずにじわじわ、せめてインフレ分ぐらいの増配をしてくれればよいと思っています。
今年はドル建てで見れば減配ですが、ポンドでは増配をしています。
AT&T(T)
31年連続増配です。連続増配というのはこういうグラフになるんですよね。今年は珍しく値上がりもしたし、今後下げることがあっても保持していようという気になります。
ベライゾン(VZ)
20年前と比べて約1.5倍の増配ですね。ベライゾンは連続増配歴は2007年からなので浅いですね。そうはいっても、増配基調であることは間違いありません。私は保持していませんが、欲しい銘柄です。大逆転は狙っていないので、コツコツと確実性が高い銘柄が良いです。今後も注視します。
P&G(PG)
改めて見ると、なんと優秀な銘柄ですね。近年ブランド再編中&経営改革遂行中です。ペイアウトレシオが高まってきており、多くのホルダーに心配させましたが、68%まで下がってきていますね。60年連続増配は伊達ではありません。
私は洗剤ジェルボールボールドに、柔軟剤レノア、ジェルボール食器洗いJOYを使っています。陰ながら応援していくとしましょう。
米国優先株式ETF(PFF)
漸減傾向です。上記期間は利下げ期間でした。現在は利上げ局面ですが、複数回の実行はされていません。取引値はこの銘柄にしてはめずらしくじわじわ上昇しています。いつも横ばいですからね。
利上げ=債券安となるのがセオリーですがそうなっていません。世界的低金利の中、PFFの高金利(5.38%)は出色と言って良いでしょう。
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その後、PFFは諸事情により売却してしまいました。しかし、この高分配金はやはり魅力ですね。
PFFを買う前に知っておきたいこと、としてまとめてあります。高配当ですが、割と値動きがあり、分配金が漸減傾向であるのが気になるところでしょうか。
日本で販売されているような毎月分配型投資信託はほとんどが資産形成上問題あるものですが、米国ETFの毎月分配商品は債券系が殆どで問題ありません。というのも、ETFは法律上タコ足配当、つまり元本からの分配金払いができないからです。