読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

たぱぞうの米国株投資

米国株投資で人生の選択肢を増やすという提案です。某投資顧問のアドバイザーをしています。

Tapa's U.S. Stocks Investment

In the middle of difficulty lies opportunity
よろしければ応援クリックお願いします
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ にほんブログ村 株ブログ 配当・配当金へ

follow us in feedly

金持ち父さん貧乏父さん、お金と人生について一度は読んでおきたい本

スポンサーリンク

2000年から読まれてきた累計350万部超の人気シリーズ、「金持ち父さん貧乏父さん」

 

 私が投資を始めたころから大変な話題作でありながら、なぜか今まで目を通すことのなかった本を紹介します。うっすらと学生時代に大学書籍部に平積みされていた記憶があります。しかし、読みませんでした。

 

 授業そこそこに書籍部に入り浸って安い本を買っては読み、買っては読みしていたのに、なぜでしょう。

 それはたぶん、昔の私が天邪鬼で、「売れているものは読まない」というちょっとずれた?考えを持っていたからだと思います。今は逆で、みんなが買っている、読んでいる本はちょこっとでも目を通すことにしています。

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

 

  さて、どこの書店でも多く見かける「金持ち父さん貧乏父さん」です。出版元の米国だけでなく、アセアン諸国の本屋など世界中で見かけます。日本人、あるいは日系人によるもっとも有名な投資本の1つと言って良いでしょう。

 

 ズバリどのような本かというと、

 

「労働で賃金を得て生活するスタイルだけではなく、不動産などの不労所得も得てより自由な生活を得よう」

 

 ということを具体例を交えて説いている本です。

 

 株式ブログに目を通したり、実際に不動産や株式を運用している人にとっては当たり前の発想かもしれません。しかし、学生や投資を全く経験したことのない人にとっては全く想像もつかない生活と発想が書籍の中に展開されています。

 

 今まで取り上げた株本と違うのは、例のすべてが私たちが共感しやすい身近な例であるということです。

 例えば株式投資をしたことのない人にポートフォリオのリバランスの大切さや、ETFが分散投資の究極形であることを説明しても分かりにくいと思いますが、本書はそういう意味では非常に読者に優しい作りになっています。

 

「金持ち父さん貧乏父さん」の良いところ

  1. 資産と負債について分かるようになっている
  2. 金融に詳しくない人でも分かる話の構成になっている
  3. 不動産の魅力がなんとなく分かる

 

 1は、ズバリこの本の核心ともいうところです。資産はお金を生み出すということです。つまり稼いだお金は金利収入なり不動産の定期収入なりに化け、さらにお金を作り出す力があるということを説いています。

 

 逆に、負債は金利を払う側です。住宅ローンや自動車ローンなどの各種ローン、それら負債がいかに資産を食いつぶしていくかということを説いています。例えば若いうちに住宅ローンを組むべきかどうかは迷うところですが、投資の種銭を何とか作り出し、金利収入を増やしていくという発想は同意するところです。

 

 2は、金持ち父さんと貧乏父さんの例を交えて話を進めていくので、話が専門的になりすぎず分かりやすいということです。この本が広く世間に支持されたのは、ここにあるのではないでしょうか。金融関係の本は読み手を選びます。

 しかし本書は2人の父さんを登場させ、生き方を対比させることでロバート・キヨサキ氏の主張を分かりやすくしています。

 

 端的に言うと、金持ち父さんはお金のことを分かっていて、キャピタルゲインもインカムゲインも、複利も、そして人の使い方も経営者としてそつなくこなす人です。貧乏父さんは専門性が高く、なにより真面目ですが、雇われ人としての給与生活以外を知らない人です。

 

 実在するかどうかはこの際あまり問題になりません。しかし間違いなく言えることは、作者の主張を伝えるために2人の父さんの存在は欠かせないということです。

 

 3は、ロバート・キヨサキ氏が株式ではなく不動産を中心に資産を伸ばしてきた人なのでその話が多いことによります。私は不動産は性格的に無理だろうと思っていたのでやったことがありませんが、得られる収入は株式より大きそうだなという程度のことは伝わってきました。

 

 やらない理由は、メンテナンス、集中投資、流動性の低さ、が気になるからです。やってみたら大したことないのかもしれませんけどね。

 

 ただ、私たち日本人が国外の不動産を入手するには少々ハードルが高いのが残念なところです。もし人口増加国であるアメリカやインドネシア、タイなどの治安も安定した国に在住していて現地の不動産屋とも懇意にしていたら前向きに検討したことと思います。

 

 日本は東京を除いてどこもかしこも人口が減っており、空き家が話題になり始めているぐらいですから、不動産市場は東証と同じくプロの相場であることは想像に難くありません。人口動態と照らし合わせても、この流れは加速し続けることでしょう。

 

最後に

 話題になる本はそれだけ人を引きつける魅力があり、何かしらの優れたところがあるということを改めて実感しました。なぜか目を通さずに今まで過ごしてきました。おそらく漏れ聞こえてくるマイナス評価がそうさせたのでしょう。しかしロバート・キヨサキ氏の合理的発想、変化を好む生き方は多くの示唆を与えてくれたように思います。

 

 昔からマイナス評価も一定数ある本ですが、そういうことも念頭に置いて読めば逆に深く読むことができるのではないでしょうか。

 

 カテゴリーは洋書にしていますが、訳書独特の読みにくさはありません。