たぱぞうの米国株投資

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新NISAに備えるということはどういうことか

新NISAに備えるということはどういうことか

 あとおよそ半年もすれば新NISAが始まりますね。5年でフルに満たそうと思うと、相当の資金量が要求されますね。一人360万円、夫婦で720万円です。ちょっと現実離れしていますね。

 

 考え方を変えて、10年、20年、株式投資が殆ど非課税でできる。このぐらいの捉えで良いでしょう。

 

 さて、今回は新NISAへの備えということでご質問を頂戴しています。早速紹介します。

新NISAを控えて、どのような心の準備をしておけばよいのか

たぱぞう様

 お世話になります。いつもブログを楽しく拝見いたしております。たぱぞう様の考え方、ブログを通じて伝わる物腰等にとても共感を覚えております。

 

 2017年ごろから会社で確定拠出年金が始まったのをきっかけに株式投資に目ざめました。始めた当初はなにも分からずたこ足の投資信託、高配当日本株等をニーサ枠で購入したりしていました。


 2018年になり色々なブログを拝見するうちにたぱぞう様のブログに行きつき過去ブログも読むうちに米国株の優位性にカルチャーショックを受けたことを思い出します。


 今から思えば当時はまだ金額は少なかったですが損切がとても怖く不安でしたがたぱぞう様のブログを参考に損切を行い以降米国株、米国株系投資信託を中心に投資をしています。


 それまでの保険も見直しました。そこから老後、将来のお金に対する漫然とした不安が減ってきて投資にさらに積極的になり、人生観が大きく変わったように思います。

 

 長々と思いを綴らせていただき申し訳ございません。今まで何度も自分のポートフォリオについて質問をしようか迷っていましたが、たぱぞうさんのブログでの指摘を参考に大きくは間違っていないだろうと思い、質問までには至りませんでした。


 今回質問させていただきたいのは来年から始まるニーサ戦略についてです。家族、会社、友人等周りに本格的に米国株中心に投資をしている人間も見当たらず、たぱぞう様のご意見をうかがえないかと思いました。


まず私の状況をお知らせいたします。

【家族構成】

  • 私 会社員49歳(年収:約700万)
  • 妻 会社員43歳(年収:約550万)
  • 子供二人(4歳、6歳)

【資産状況】
特定口座

  • MSFT:$23,000(+$12,000)
  • V:$16,000(+$4,100)
  • QQQ:$28,000(+$7,900)
  • VIG:$21,000(+$3,700)
  • ARCC:$4,100(+$1,700)

NISA口座

  • QQQ、ARCC、VYM等に約$20,000(+$1,700)
  • サテライト2銘柄($-500)

※プラスが多いですがサテライトで途中損切、損出しもたくさんあります。

積み立てNISA 楽天VTI:約90万(+10%)

確定拠出年金:200万(積立毎月会社1.5万+私1.5万)

(野村外国株インデックスMSCI)(+50%)

ジュニアニーサ 子ども2人分
子供手当を全額積立、長女SP500、次女全世界系投信+学資保険それぞれ300万

妻の預金等は不明(数百万程度と思われる)、投資にはあまり興味なし。


【アドバイスを頂きたい来年以降の戦略】

 毎月75,000円+ボーナス余剰分を投資に充てる予定なのでこちらは積立ニーサで楽天VTIを予定。迷っているのが年間240万円のニーサ枠です。こちらは5年間で限度額まで埋めたいと考えていますが手持ちの現金はほとんどありません。(生活防衛資金100万+妻預金)


 そこで特定口座分を限度分売却してニーサ枠で買いなおすのはどうかです。特定口座分のARCCは買いなおしもできないのでそのままのつもりです。


 おかげさまでドルベースでも3万ドル程度の利益が出ていますが円ベースでは500万円程度の利益になります。単純に現状ベースで考えると今後税金で100万円程度払うことになると思います。


 利益の少ない銘柄から順番に買いなおしをしても問題ないか、現状特定口座はそのままで別の方策を検討すべきか?お考えをお聞かせ願えませんでしょうか?

 

 また現状ポートフォリオでお気づきの点があればご指摘いただけると嬉しいです。子供ができたのが遅いため子供の大学入学前後には60歳を超え収入面で多少の不安もあります。

新NISAに備えて資金移動

新NISAに備えて資金移動

 まとまりがなく読みにくい文章で申し訳ございません。お忙しいところ恐縮ですがお時間があるときにご回答いただければ幸甚です。


 アドバイス等有償で対応可能であれば金額等もお知らせいただければと思います。これからもブログ等拝見させていただきますのでお身体等ご自愛ください。

新NISAへの備えは、特定口座から新NISA口座へのリバランス

 若干ARCCがおやんちゃですが、堅実なポートフォリオですね。おやんちゃとはいえ、ARCCは買った時期からすると、お宝化しているのではないでしょうか。

 

 ちなみに年間投資枠の拡大は、つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円、合計最大年間360万円までですね。大きいですね。

 

 利益の少ない銘柄から買いなおしをされるということですが、基本はそうなります。
何年運用するかにもよりますが、長期で運用されるならばいずれ課税機会が生じます。
従って、今のうちに都度非課税口座に移し替えていくというのが王道です。

 

 ただし、右肩上がりと思われる指数や銘柄であることが前提です。

 

 いうまでもなく、特定口座は課税口座です。基本は新NISAという非課税口座に5年間でできるだけ移し替えていくということになりますね。無理せず、非課税枠を活かしていきましょう。

 

 iDeCoやつみたてNISAなどの非課税枠はそのまま、となります。

 

関連記事です。

資産形成に右肩上がりの指数というのは必須と言えます。

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制度に応じた、広い意味でのリバランスは大事ですね。

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時は金なりということです。

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