たぱぞうの米国株投資

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【世帯資産1.7億円】組織を離れFIREを決断した本当の理由

経済的自立が容易となりつつある時代

 30代、40代でFIREする人が珍しくない時代になりつつあります。2010年以後の相場が大変良く、この間で1億、2億の資産を築いた人が何人もいます。ただ、経済的自立がイコールで退職、というわけではありません。

【世帯資産1.7億円】組織を離れFIREを決断した本当の理由

【世帯資産1.7億円】組織を離れFIREを決断した本当の理由

 今日は資産は十分に形成したが、FIREには踏ん切りがつかない、というご質問です。

資産運用10年以上、すでにFIREに十分な資産を築いた感がある

たぱぞうさん

ブログを始められた当初から拝見しています。


 実は以前、セミリタイア後のインカム目的でハードアセットの投資を始めたいとご相談させていただいたこともあります(その後、すぐに転勤となりバタバタとして取り組めずでしたが)。

 

 米国株投資を始めたのもたぱぞうさんのブログがきっかけでしたので、改めて感謝と、たぱぞうさんがセミリタイアを決められた当時のお考えなど伺いたく、連絡いたしました。

 

 ブログで取り上げていただいたら、もしかしたら誰かの参考になるかもしれないので、私のキャリアや投資遍歴を記載します。

  • 2013年、22才、新卒で金融機関に就職
  • 2014年頃、先輩が投資をしており、自分も投資を始める。世界経済インデックスファンドを積立投資。
  • 2015年頃、世界経済インデックスファンドの債券比率(50%)の高さが気になり、投資対象を株式100%に移行。ニッセイ外国株式インデックスファンドを積み立てる。
  • 2016年頃、たぱぞうさんのブログで米国株投資を知る。円をドル転して米国株ETF投資を開始。
  • 2018年頃、eMAXIS Slim 米国株式等、日本の米国株投資信託が充実し始め、そちらに移行。SP500とナスダック系の投資信託を淡々と積み立てる。
  • 2019年、資産1,000万円突破
  • 2020年、コロナショック、全力で追加投資
  • 2021年、資産3,000万円突破
  • 2022年、米国利上げ。株価は下がり続けるものの淡々と積み立てる。
  • 2023年、資産4,000万円突破(息子誕生)
  • 2024年、資産6,000万円突破(この当時、年収は額面で1,200万円ほど)
  • 2025年、妻との合算で家計資産が1億円を突破したことや、転勤続きが嫌になったことなどもあり、転職し、地方政令指定都市に移住。トランプ関税ショックあるも、全力投資。資産9,000万円突破。
  • 2026年、資産1億円突破、現在資産1.1億円(家計全体では1.7億円)。年収は800万円ほど(妻もやりたいこと優先で転職し、年収は240万円ほどの見込み)。

 と、積み立てを続け、株価の急落時には追加投資をしていただけですが、市場に助けられ、おかげさまで順調に資産を伸ばせました。共働きを続けられたことも大きかったです。


 2025年に転職した当時、「5年くらい働けば家計資産1.5億円くらいになってセミリタイアできるかな?」と思っていたのですが、1年ほどで突破してしまいました。年間の生活費はせいぜい多くて500万円ほど、4%ルール上ではセミリタイアも可能な水準かとは思っています(ただ、家計資産の95%程度が株式なのでボラは高いです)。

 

 幸い、転職後の仕事は前職より楽しく、入社させてもらった恩もあるので、すぐ辞めるつもりはないです。


 また、日本もインフレ社会に転換したことを踏まえると、個人1.5億円、家計2億円を目標にまだ積み立て続けることもあるかなと思っています…等々書いていますが、セミリタイアに踏ん切りがつかない気持ちがあるのも正直なところです。

 

 会社を辞めることに伴い、定期的なキャッシュが得られなくなると言った金銭的な不安(ただ、不動産投資は今のところどうも熱意がわかず…)、やめた後に実際何する?というやりがいがなくなることの不安があるのも事実かと思います。


 とはいえ、どこかで踏ん切りをつけなければなりませんので、今後数年?をかけて、準備をしていくのかと思います(インフレ、またサラリーマンの与信を活用する観点で自己住宅用として中古マンションは買いました。あと準備といえば、シーケンスリスクを考慮したポートフォリオ構築などでしょうか)。

 

 たぱぞうさんは、太陽光や不動産投資を開始されてキャッシュフローを得るとともに、セミリタイア後に備えコミュニティを築かれる等、金銭面もやりがい面も準備をされてきたのかと思います。


 過去のブログでも書かれていたと思いますが、改めてセミリタイアに至った経緯やその当時の心境を金銭面とそれ以外で振り返ってご教示いただけますと幸いです。またセミリタイアに向けて、アドバイス等あればいただけますとありがたいです(セミリタイアしたことによるご家族、特に息子さんからの見られ方なんてことも気になります)。

 

 私の資産は株式一辺倒でありますが、現金価値の減少も相待って、今後も長期的に株式・現物資産の上昇は続いていくと思っています。

 

 末尾にはなりますが、たぱぞうさんの益々のご活躍を祈念しております!

FIREはより良い生き方を実現するための手段

 世帯で1.7億の資産があり、地方政令市での生活をなさっているということですね。
そうなると、簡単に資産は減らず、運用益だけで増えていくフェーズになりつつありますね。


 仕事を辞めるか、続けるか、これは自分の心が決めて良いということになります。つまり、資産に左右されずに進退を決められるフェーズです。

 

 2億を目指すという手もありますが、これは率と額を考えるとさほど時間はかからないでしょう。

 

 インフレに関しては、ご自身のポートフォリオが株式中心ですから、むしろインフレ以上に資産が増えていきます。むしろ展開としては望ましいです。よって、過度の心配は必要ありません。

 

 私がセミリタイアに至った理由は、仕事そのものが嫌というよりも、それに付いてくる、「会議と文書と研修」などの不要と思えることが多すぎたからですね。

 

 仕事自体は転職してまで就いたので、やりたいことに沿ったものでした。しかし、無駄もたくさんありました。

 

 何のためにその仕事を選んだか分からないような、「会議と文書と研修」の数々。これらに埋め尽くされる、なおかつ年を取ればとるほどその比重が大きくなる、そういうのが見えていましたね。


 当たり前と言えば当たり前、組織が大きくなるほど当然の景色です。しかし、素直にそれを許容しなかったということです。人生二度なしと言いますが、人生を興味のないことで埋め尽くすのはもったいない、そう考えたわけです。

 

 全てのみ込んで我慢するのが大人であり仕事、という考えもあります。給料は我慢料、という言葉もありますね。我慢が人を成長させるのも事実です。

 

 しかし、これは感覚ですが10年~20年も勤めれば、それで十分ではないかと思いますね。変だなと思いながら我慢して30年も40年もやる必要はありません。

 

 そもそも、我慢して仕事をする人よりも、好きと得意を組み合わせて生きている人のほうが成功の確率も高いのです。変だと思うなら組織を変えるか、自分を変えるか。言うまでもなく自分を変えたほうが早いです。私は自分、つまり環境を変えましたね。

 

 あとはやりがいがあるかどうか、自分の成長もさることながら、中堅ベテランになるとそこになるかと思います。

 

 例えば合意形成づくりに過ぎない「会議と文書と研修」は私にとってやりがいのあるものではありませんでした。もっとも、研修はする側だと面白いですけども。

 

 ちなみに、セミリタイアできるぐらいの資産を築く人は何らかの能力があります。私に限らず皆さんです。それは友人知人を見て、確信しています。私も、今まで自分の能力を抑えていた組織から飛び出して良かったなと思います。


 あのまま自分の能力に気づかず、我慢を重ねていたらどうなっていたか。想像するとぞっとしますね。そういうFIRE人は少なくないのではないでしょうか。組織で輝けるのは一部ですが、個人だとみんなが輝ける、それもまた真実です。

 

 家族からの見え方ですが、むしろ尊敬が増しました。セミリタイアして、自由に生きている人は多くありません。自由に自分のやりたいことに沿った生き方は家族にとっては羨望に近く、よい事例を示せたと思います。親なら耐える人生より楽しい人生を見せたいですよね。

 

 質問者さんは会社も苦にならない状態ですから、じっくり答えを出されると良いでしょう。もう、選ぶ側です。より人間らしく自分らしく、そのような日々がもう目の前に広がっていますよ。

 

 ちなみに、退職後の生活の想像がつきにくいのは、そういう人たちの交流が少ないからというのもあるかと思います。そういう人たちと話していると、また自分の常識も変容しますから、おすすめです。

 

 共に楽しみましょう!

 

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