たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

50歳独身からの安心安全アーリーリタイア戦術

50歳独身からのアーリーリタイア戦術

 アーリーリタイア、あるいはセミリタイアというのは独身だとハードルはかなり下がります。支出が自分ですべてコントロールできるからですね。

 

 例えば住居費を抑えるために、地方に移住したり、海外に移住したり、様々な方法が採用できます。しかし、家族で共同生活を営むならば、自分の主張ばかりを通すわけにはいきません。例えば、引っ越し、転校、これらの合意形成が必要になります。被服費や食費もそうですね。

 

 自分が月々10万円の枠内で生活をし、アーリーリタイアをしようと思っても、それを受け入れてくれる家族は多くはないのですね。

 

 そういう意味では、単純にアーリーリタイアを目指すならば、独身を貫くか、あるいは共働きの家庭を目指すか、このような方向性になります。いずれにしても、結婚はある意味では契約関係ですから、お互いの価値観をすり合わせておくことが大事ですね。

 

 恋愛の熱量はいろいろな判断を盲目にさせますが、一方で今の日本では1/3の夫婦が離婚をするという統計があります。諸外国に比べると少なく感じますが、以前と比べるとやはり高いですね。家やムラではなく、個が尊重される社会というのはそういうことなのです。誰もが自由になる権利はあるのです。

 

 とはいえ、夫婦の共同生活は長く、しかも離婚は結婚よりはるかに大変ですね。手続きも、精神的にもですね。これまた一方的な思いでは成り立たず、双方の合意や別居の事実などが必要になってきます。

 

 さて、話がいつものようにずれましたが、独身の40代後半の方からのアーリーリタイアのご質問をご紹介します。 

50歳目前、アーリーリタイアを達成したい独身男性です。 

 最近になってたぱぞうさんのブログを知り、楽しく読ませて頂いています。


 恥ずかしながら私は投資が下手で、また、経験も浅く、銀行や証券会社に薦められるまま外貨建の仕組債や保険などの高額商品を一括購入するなどして、損をしてきました。

 

 現在48歳なのですが、50歳過ぎにアーリーリタイアしたいと強く思うようになりました。気楽な持家なしの独身なのですが、転勤等が負担になってきたこともありまして…。

 

 金融資産はだいたい以下のとおりです。(評価額)

  • 日本株  800万
  • ソフトバンク社債 400万
  • 外国債券(豪ドル建の仕組債) 1100万
  • 生命保険(一時払い) 2500万
  • 外貨建生命保険 800万(豪ドル建)
  • 日本国債 3500万
  • 預金 6700万

 リタイア後は年300万ほどの運用益を得たいと思うようになり、アメリカ個別株(10銘柄に約10万のほか、VYMも定期買付したいと思っています。


 また、eMAXIS Slim米国株式、楽天全米インデックスファンドも月に2万づつ購入を始めました。


ニッセイ外国株式インデックスファンドは4年前から定期買付を2万づつしています。

 

 買付余力はあるものの、時間分散して購入したいし、ただ米国株が割高な印象なので、定期買付額もあまり高くしたくないし…と悩んでいます。


 定期買付額はどの程度が適当なのかアドバイスを頂けると幸いです。よろしくお願い致します。

50歳からのアーリーリタイアは十分可能、出口はすぐそこ

 およそ1.6億円のご資産がおありですね。しかも独身ということですから、50歳といわず40歳、生活に工夫をすれば30歳でもアーリーリタイアは可能ですね。単純に年率3%の運用をしても480万円の収入があります。個人の分離課税で2割引かれ、国保など払うにしても十分でしょう。

50歳からアーリーリタイアをし、毎日悠々自適のお食事をする

50歳からアーリーリタイアをし、毎日悠々自適のお食事をする

 アーリーリタイアする前は、最悪の事態を想定していろいろ考えますね。しかし、これだけの資産があるならば、余裕で生活できます。しかも、勤続年数が長いですから、65歳以降は年金も出ますね。いわば、50歳から65歳までの15年間を持たせればよいわけです。

 

 そう考えると、この1.6億の資産をどのように増やすかというよりも、どのように守りながら有効なアセットに置き換えていくかという話になります。差し当たって見直したいアセットは、赤字で記しておきました。

 

 正確に中身を見ていませんが、直観的に筋が悪そう、悪いものが多いと判断したものです。これらは、即損切りというわけではなく、情報を適宜集めたうえで処分するか、保持するか決めるとよいですね。何事も即断即決、一括というのはよほど慣れた分野以外はやめたほうがいいのです。

 

 そうなると、預金と国債をどうするかという話になります。おっしゃるように、株高局面で、なおかつリタイアを視野に入れていらっしゃるということですから、無理して一括投資する必要はありません。

 

 だいたい5年を目安に、米国株インデックスに投資をされるのが誰でもできる投資術です。個別株も扱われているということですが、今までの日本株や米株10種のご実績で向き不向きを判断されるとよいですね。

 

 いずれにしても、現金だけでもアーリーリタイアできます。無理して利回りやキャピタルを追うことなく、みんなが買っているような地味なインデックスを積み重ねることですね。また、すべてを米株インデックスに代える必要もありません。

 

 今まで築き上げた実績と資産を信じ、歩んでいきましょう。

 

関連記事です。

  こちらは35歳の方が55歳でリタイアするには、ということですね。

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  1.5憶を超えたあたりから、日本人の平均年収を超える運用益が得られるようになります。

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  セミリタイアの条件、基礎基本です。

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