ブログPVが3000万PVを突破しました。
ブログのアクセスが3000万PVを突破しましたので、ここで感謝の気持ちを込めてご報告いたします。
私が米国株投資に取り組み始めた10年前は、米国株投資は大変マイナーな投資でした。
2016年に細々と600字程度の記事から始めた弊ブログですが、徐々にボリュームを増して今に至っています。今は1日の文字数は2000字程度になっています。もともと、私は話したり、書いたりすることが好きでした。結果的に広く読んでいただけるようになり、感謝しきりです。
引き続き少欲知足で、無理なく続けていきます。
米国株ブログを始めてからの環境の変化をまとめてみました。
米国株投資というマイナーなジャンルにも関わらず、これだけお読みいただいたというのは改めて驚きです。ちなみに、この10年での大小合わせた変化は、以下のようなものがあります。
- ネット証券の特定口座対応
- ネット証券の少額取引手数料値下げ
- 分配金込み10年で4倍という米国株指数の変化
- 米国株低信託報酬、投資信託の充実
- ウェルスナビやテオといった米国株ロボアドのリリース
- ワンタップバイといった米国株少額買付アプリのリリース
- 米国株ブロガーの激増
- それに伴う、ブロガー本の度重なる出版
ざっと思いつく限り、このようなものがあります。
端的に言うと、米国株を始めとする海外株に大変アクセスしやすくなったこと、情報が多く得られるようになったことが大きな変化です。
そして、米国株のリターン、10年で4倍という大きな実績がこれだけの話題性を呼んだことは無視できません。1番の変化は、「米国株指数の変化」と断言してよいでしょう。
「指数が上がり続け、ブロガーの出版が続き、そもそもブロガーが大勢いる。バブルではないか」と事象面から指摘する人もいますね。
たしかに、私の投資歴を振り返ってもこれだけ投資本が出版されたことというのはあまり記憶にありません。しかし、同時にこれだけの長期に渡る世界規模での金融緩和、企業業績の拡大というのも記憶にないところです。
そういう意味では、私たちは未曽有の時代を生きています。こうした中にあっては、時代の変化を正しく理解していかないと、日々の労働などの努力が減衰する可能性があります。
ズバリ言うと、過度な通貨のポジションはじわじわと資産を毀損するということです。労働で得たお金を、成長性あるものに置き換えていくことが必要です。
航路を守るということ
バンガード創始者のボーグル氏の言うところ、「航路を守れ」という言葉はどんなときにも覚えておきたいことです。
投資にボラティリティがつきものなのと同様に、ブログも変動がつきものなのです。自分が、何を信じ、何を表現するのかということです。
セミリタイアしてからは、完全に自分の書きたいことに特化しており、自由度が増しているように思います。
さらにGoogleアップデートに伴い、弊ブログも多少の変動がありました。私はある意味良いことだと認識しています。何かに評価されるために記事を書かなくて済むからです。
もっとも、もともと検索は弱い弊ブログですので、大きな影響はありません。しかし、「こういう変動が来れば、これぐらい減るだろうな」という見込みは実はあります。
もちろん、私に限らず、米国株ブロガーの多くが影響を受ける変動がありうるわけです。それが何かはここでは書きませんが、そうなれば多くのブロガーの動機に影響するのでしょう。
いずれにしても、どうなってもいいような心構え、展開を考えておいたほうが良さそうです。そういう意味で、1つのモニュメント的にこの記事を残しておきたいと思います。「ああ、昔はそんなPVがあったなあ」と振り返ることがあるかもしれませんね。
しかし、それでよいのです。米国株ブロガー投資家から、もともとの慎ましい米国株投資家に戻るだけなのです。
この間、本を書いたり、ラジオに出たり、インタビューを受けたり、なかなかできない体験をさせていただきました。また、多くの投資家さんにお会いできたこと、お話しできたこと、このことが一番の経験となっています。
本当にやりたいことをやり抜かなければ、せっかく書いている意味がないのです。精神的に自由であること、これを大切に、身の程を弁えつつこれからも続けていきたいと思います。
改めてありがとうございます。
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なにより精神的自由が大事です。ブログで稼がなくてはいけないというのは、実は自由ではなく、大変なことです。
サラリーマン属性を生かした投資術です。4月からの民法改正で、融資の時に配属者属性が使えなくなるという見込みがありますね。これは、地味ですが、界隈の人には大きな変化でしょう。
セミリタイアでは幾らの資産が必要なのかということです。これは、永遠のテーマであり、語りつくせぬ多様性のある話になります。