たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

資産運用で損しないために家族間でも知識を共有しておいたほうがいい

資産運用で損しないために知識を共有、修正していく

 若年者層と高齢者層では、資産額に大きな開きがあるのが一般的です。

 

 若年層は、勤労年数が少なく、給与も抑えられているために資産形成が難しいです。逆に、高齢者層は年功序列の恩恵を受けており、続けて長く働いた人は資産が潤沢な例があります。

 

 ご自身の頑張りはもちろん、それに加えて生まれた時代が良かったというのもありますね。もっとも、この格差は将来的には徐々に薄まっていくのでしょう。今の中年、壮年層は上の世代よりも厳しい時代を過ごしており、資産形成が難しかったからです。

 

 そういう意味では、私たちはその過渡期を生きているとも言えます。

 

 一方で、高齢者層の資産を狙った怪しい金融商品の販売や、窓口販売の営業は後を絶ちません。一撃で大きな損害を蒙る例もありますね。これは、どの層が最も資産を持っているのかを熟知したうえでのマーケティング戦略ということになります。

 

 大切な資産を棄損しないために、家族観で資産形成の話や、相続の話をして共通理解をしておくことは大事です。以前はお金の話を家族でするのはタブー視する傾向もありましたが、時代が違うのです。

 

 ファミリーの資産を正しく次世代に継承していくことは、すでに大きなテーマとなっています。といっても、なんら大げさなことではありません。今はネットや書籍での情報が充実しています。また、優れた金融商品も多いですね。

 

 情報を集め、比較検討し、そのうえで投資をすればよいのですね。

 

 さて、今回は投資のスタート時点でおやんちゃな商品を買ってしまった、という方からのご質問を頂戴しています。

銀行から勧められた投資信託5本の資産運用上の処遇

 毎朝ブログを拝見することを楽しみにしております。私のような者でも質問して良いのか迷いながら今書いております。


 実は銀行から勧められた投資信託を5本所有しておりますがこのまま所有したままでよいのか迷っています。一番古いもので1年半。新しいもので9か月になります。

具体的には

  1. 世界6資産分散投信(安定コース) 1000万円
  2. 先進国国債ファンド(リスク抑制型) 1000万円
  3. グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型) 1000万円
  4. US-REAT(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし) 500万円
  5. Jリートアクティブファンド(毎月決算型) 500万円

 以上トータルで4000万円。時期はバラバラですがすべて一括購入です。今だからわかるのですがいずれも購入手数料も運用管理費用も高額な商品です。


 当時は何もわからず言われるがままに購入してしまいましたが購入手数料の分マイナスから始めても徐々に資産が増えすべての商品がプラスになりました。コロナショック前でトータル200万円程のプラスでした。

 

 そのまま所有してる結果、コロナでの下落が響き今はずっとマイナス200万円が続いています。特にリート系はUSで13~14%、Jリートにおいては20%の下落が響き、こちらはもうコロナ前の価格には戻らないのではないかと思っています。


 他も2本は額は少ないのですがマイナス。唯一「先進国国債ファンド」だけが少しのプラスです。


 コロナをきっかけに勉強を始め他のネット系証券会社で独自に投資を始めました。
eMAXIS Slimなどノーロードの商品を5本1000万円程行っています。こちらは少しずつ金額を増やそうと考えています。


 銀行で始めた投資信託をこのまま持ち続けるかどうか迷っています。理由は再投資により口数が増えているからです。もしよろしければたぱぞう様の個人的なご意見いただけたら嬉しいです。

 

 よろしくお願いします。

資産運用で生き残るスキルは自分の見通しを修正できるかどうか

 リートが2本入っていたり、かと思えば6資産分散が入っていたり、ぱっと見には一貫性がないように見えます。おそらく、契約に伴う銀行側へのごにょごにょで販売商品が決まっているのでしょう。そこには一貫性があるのかもしれません。

資産運用は、資産が増えていくものに投資をするのが基本

資産運用は、資産が増えていくものに投資をするのが基本

 つまり、私たちエンドのユーザに寄り添った提案ではないということです。

 

 そのうえで、将来のリターンの可能性と信託報酬とのバランスで決めていくわけです。極端な話、信託報酬が高くとも、それを上回るリターンがあれば、それは許容できる商品となります。

 

 アクティブファンドの場合は、この将来実績が非常に測りにくいのが難点です。インデックスファンドの場合は、過去から未来を推測することが、限りあるとはいえ比較的可能です。なおかつ信託報酬が安いという利点があります。

 

 調子が良い時は良いのですが、悪い時にどこまで下がるのか、何をよりどころにするのか。そこが非常にぐらつくのがアクティブファンドですね。カリスマ運用者がおり、きちんと説明してくれるようなファンドは根強いファンがいます。しかし、そのようなアクティブファンドは多くありませんね。

 

 いずれにしても、私ならば売却、仕切り直しをします。投資判断というのは常に正しいわけではありません。どうしても間違った判断をする時があります。

 

 その時にスパッと間違いを許容できるかどうか。自分に都合の良いストーリーに書き換え、損失を重ねる人も少なくありません。著名な個人投資家でも、自分の作ったストーリーに縛られ、退場する人は少なくないのです。

 

 どのような相場でも安心して見られる、ドーンと構えていられる資産でポートフォリオを固めるのが王道ですね。まだまだこれから、ようやくスタートラインに立ったと思えばよいのです。

 

 ともにがんばりましょう。ご質問ありがとうございました。

 

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