2016年上半期の米国市場を振り返る
ちょっと早いですけど振り返ります。
年初めはいきなりの下落で始まった米国市場でした。その後持ち直し、ダウ18000ドルをうかがう安定の値動きとなっています。
NYダウ (NYダウ) 【0800】 | 株価 チャート 日中足 日足 週足 月足 年足 | 株探
上半期と言いながら21世紀の長期チャートです。リーマン後の強さが際立ちます。リーマン前の高値でさえ、5年で乗り越えてしまったのがNYダウです。
今年は総資産の10%を下落した年始に追加投資しました。それは今のところ上手くいっています。改めて相場は難しいと思ったのは、自分があまり魅力を覚えなかったVTが一番上がっていることです。他に買ったのはVTIとVYMです。ガチガチのETFで面白味は薄いかもしれませんね。
年間配当が高配当銘柄群のおかげである程度稼げています。そのため、追加資金や配当益で固めのETFを買いました。
VWOがかなり下がっていたので買おうか迷いました。しかし、完全に自分の投資方針から外れているので止めました。今のところのリターンはVWOのほうが大きかったですね。
投資対象の銘柄は?
ズバリ半値になっても持っていられる銘柄です。
どのETF、あるいは株を買うか、それなりに時間をかけて検討をします。しかし、予想が外れることもあります。上げのハズレならばうれしいですが、下げのハズレの時が投資姿勢を問われます。
下げのハズレの時に、所持し続けることに確信が持てない銘柄があります。私の場合、近年ではKIM(キンダーモルガン)でした。幸いにして分散投資を心がけていたので、配当で損失は相殺できましたが、良い勉強になりました。よりディフェンシブになりました。
このごろは半値になっても自信をもって持ち続けることができる銘柄だけを買うように心がけています。とは言っても、私の今のポートフォリオの中でも整理しなくてはいけない銘柄がまだありますけどね。
今はキャッシュを全資産の20%持っています。半値になっても持ち続けることができる銘柄を厳選し、追加購入しようと思っています。
いつ追加購入をするのか
2016年下半期で投資ができたらよいですね。世界経済が弱含んでいるにも関わらず、米国経済は強めです。そのため、株価は上昇しており、買いにくい状態です。それでも、2015年の8月、2016年の1月、と買場が来ました。
米国市場もどこかで調整を求めているように見えます。その時が買場になります。どこかで16000ドルを割れるような「どかーん!」と相場が壊れるような瞬間があれば全額投資にするかもしれません。
2015年の8月下げ相場は壮観で、値動きの少ない大型ETFでさえ壊れた値動きをしていました。個別株はもっとです。そこまで短期で崩れる可能性はもう少ないかもしれませんが、じっくりと買場を探っていきます。