節操の無いポートフォリオになってきた
9月のポートフォリオです。ベライゾン(VZ)を買い、現金が減ったので改めて俯瞰してみたいと思います。
ちょっと・・・これはぐちゃぐちゃしてきてあまり好きではないですね。その時その時に欲しいものを買っているからですね。しかし、欲しい株がようやく減ってきました。今後いつか来る完成型では買い増しのみということになるのでしょう。
通信2社、電力2社、ヘルスケア2社、タバコ2社、のように2社ずつ持ってもおもしろいかもしれません。プラス、好きなETFですかね。
金融はもうだめかもわかりませんね。
私の基本スタンスは高配当株への投資です。基本はまあ…ゆるいですが、それさえ守れていればよいと思っています。といっても、銘柄に惚れることは大変に危険で、これは厳に戒めたいです。
ウェルズファーゴ(WFC)が不祥事を起こしました。規模は首位ではないものの、商業銀行としての堅実さや手堅い収益性から個人投資家から人気のあった株です。時価総額は米国金融のなかでもトップレベルを守り続けてきました。
私もちょっと買ってみたいかな、と思ったこともあります。
しかし、同意なく顧客の口座を使ってクレジットカードを作ったり、金融商品を買っていたり、やりたい放題の営業が今回露見してしまいました。営業ノルマとはかくも人間を追い込むわけですね。
そしてこれは何を意味するかというと、ウェルズファーゴでさえも儲からなくなってきているという銀行業界の実態です。この業界はまだまだ高給ですが、世界的低金利かつリーマンショックをきっかけとした投資業務の規制が業績に効いています。従前のように高給でありつづけることは難しくなってきているのかもしれません。
それはアメリカだけでなく、世界的にそうです。特にマイナス金利と行員の高給と縮小経済という重荷のある日本の銀行はより厳しいでしょう。しかし、いまだに就職人気ランキングでは上位なのですよね。体力知力精神力全て必要で、業務内容も厳しい。真のエリートだけが生き残れる世界ですね。
ともかく、そんなこんなで金融、銀行への投資というのはとりあえずは外しておこうかなと思います。HSBCとかも気にはなるんですけどね。
今後の方針、というかそれほどでもないざっくりまとめ
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PFFをどうするか
必ず勝てるPFFは配当が安定しており、なおかつ毎月分配、非常に計算のできる投資になっています。ただ、これは連続増配というわけではなく、横ばい、あるいは漸減の配当なので今後ちょっとポジションを絞ろうかと思っています。長期投資では増配が魅力の1つですのでね。。。
また、割と高めの0.5%近い信託報酬というのも気になります。とはいえ、米国株高が続いているので、売ったとしてもどこで別の株を買うかが難しいです。で、ずるずる持っています。
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次の銘柄をどうするか
前も書きましたが、BTI、DEO、KO、XOM、MO、D、MCDあたりが気になります。
しかしここに挙げた銘柄は一部を除いてどれもこれも上がっており、基礎データをみると「どうかな」という感じです。そういう意味ではベライゾンは売上や利益なども素直に上がっていて買いやすい株でした。
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資金投入の時期をいつにするか
所得から得られるキャッシュを投資で積み上げていくことは非常に大事です。キャピタルはもちろん、インカムゲインでも劇的な投資資金の増加は今のままでは計算できないからです。投資の世界はこまめに増やすスケールメリットを無視できません。
そのため、来年のNISAにも備えて資金投入をそろそろしたいところです。これは為替と株価の動向を見ながら決めたいです。場合によっては住宅ローンの繰り上げに使ってしまうかもしれません。