闇金ウシジマくん、読みやすいお金の良書
お金に関する漫画の良書を紹介します。
「闇金ウシジマくん」は山田孝之さん主演で映画化もされている有名な漫画です。コンビニで過去の漫画を再編して安く売っているコーナーがありますが、そこでも売っています。
さらに、ブックオフでそのような再編漫画コーナーがあり、そこだと1冊250~350円ぐらいで買えます。だいたい章ごとに完結されているので、読みやすくなっています。
40巻以上出ていますが、9巻は一応前向きな形で終わるので好きな巻です。
小説にしても漫画にしても、話題になっている売れ筋というのは多くの示唆を与えてくれます。なるべく読むようにしています。
「闇金ウシジマくん」はお金に関する漫画という意味では、「ナニワ金融道」以来のインパクトです。
「闇金ウシジマくん」の個性的な登場人物たち
ウシジマくんの漫画では様々な登場人物が出てきます。ネタバレしない程度に紹介します。
- 世の中を冷めた目で批評し、自分を一段高いところに置くシニカルだが実は純粋なフリーターと家族たち←これが9巻
- 自分を削ってしこたま働き、何千万というお金を労働で作るが、とんでもない結末を迎える女性と仲間たち
- ひょんなことからウシジマくんに勝負を挑もうとするが、逆に地獄を見るやんちゃな青年と仲間たち
ここに紹介した人物以外にも、個性豊かな登場人物がお金にまつわるストーリーを展開します。ウシジマくんが闇の金融業者という設定なのでお金が絡むのは当たり前なんですけどね。
ウシジマくんは何を教えてくれるのか
この漫画に出てくるウシジマくんの顧客、闇金利用者に共通することがあります。ズバリ、
「お金か仕事か根性、あるいはその全てが無い」
ということです。
朝、昼、晩に普通に食事をして、普通に働いて、普通の暮らしをすること。これがいかに価値あることか教えてくれます。
労働で資産を形成することが、私たちの生活安定のためには欠かせない活動であることが実感されます。
投資本を読んでいると、不労所得を得ることに価値を見出しがちではないでしょうか。しかし、よほどの才覚を持った特別の人でない限り、労働で資産形成をするのがやはり基本です。普通の人が普通の暮らしを営むには、こつこつ働くことが大切であるということを教えてくれます。
今日も仕事があってありがとう。今月もお給料もらえてありがとう。平和な暮らしでよかった!もうちょっとがんばります!そんな気持ちになります。
闇金ウシジマくんは漫画をあまり読まない人にもおすすめの、お金に関わる本です。仕事がちょっと嫌になったときに読むと、やる気を引き出してくれます。