たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

金融商品を買うときに最も気を付けたいこと

金融商品を買うときに最も気を付けたいこと

 金融商品を買うときに最も気を付けたいことのは何でしょうか。その1つは、一気に買わないということです。投資信託やETFなどは評価が定まっているので、その限りではないでしょう。

 

 また、ハードアセットだと融資の関係もあり、一気に買うケースもあります。しかし、基本的には一気に何か買うというのは、それだけリスクが高まるということでもあります。

 

 長期投資においては一括投資のほうが効率が良いのは自明ですが、リスク許容度は人それぞれです。むしろ投資慣れしていない人のほうが多いですから、ゆるゆる積み立てから始めて様子を見る、慣れるというのが大事ですね。

 

 さて、今回は一気にいくつも保険契約をされたという方からのご質問を頂戴しています。

普通預金から一気に金融商品へのシフトを図りました

助けてください たぱぞう様

 

 私は51歳パート勤めをしています。2015年頃、普通預金が2300万円位ありましたので、親戚筋の保険屋さんに相談いたしまして、確定年金保険に2つ入りました。2018年には変額保険に2本、今年6月には通貨選択型変型終身保険に豪ドルで入りました。
この時点までは普通預金においておくよりかなり良く、私のオーダーにあっていると判断し、入りました。

 

 最近YouTubeなどで、保険と預金、投資は別々にというものを見て、自分の勉強不足に愕然としています。このままではいけないとネットでいろいろ調べ、たぱぞう様にたどり着きました。

●現在
1.S生命

  • 2015~14年年払い年約58万円払って
  • 2029年から10年間90万円受け取り

2.D生命

  • 2015年に約500万円一括払い
  • 2029年から10年間約56万円受け取り

3.A生命

  • 2018年から月3.5万円払い20年満期で12年位払って運用を見ましょうと言われました。6%位の運用になる見込みを提示されました。

4.AA生命

  • Aと同じく、月約3.3万円払っています。こちらは5%位の運用見込み世界株式に投資

5.M生命

  • 75.49円/豪ドル500万円買って550万円になったら返ってくる

●解約すると

  1. マイナス約12万円
  2. マイナス約5万円
  3. マイナス約16万円
  4. マイナス約25万円

 何のために普通預金を預け変えしたのかと思うと勉強不足が情けないです。

●家族構成など

  • 夫59歳自営業
  • 娘20歳社会人
  • 夫とは別々に暮らし、上記保険は全て私名義
  • 持ち家ローンなし
  • 夫から生活費月30万円を後1年位は貰えます
  • 私のパート月12万円
  • 普通預金1300万円
  • 小規模共済積立額約600万円
  • 国民年金約94万円
  • 基金約22万円

 全て私分だけです

 保険払いが小規模共済5万円含めますと月約16.8万円あります。夫からお金貰えなくなったら小規模は辞めなければならないので、11.8万円普通預金から出すつもりでした。


 今年9月から楽天証券で積み立てNISAを月3.3万円ニッセイ外国株式、eMaxis全世界株式、楽天全米株式で始めました。娘が家に入れるお金をこちらに入れています。来年からは娘も積み立てNISAをする予定です。

 

 夫と別々に暮らさねばならず、年金が少ないので、いろいろやってきましたが、1~4までがこのままではいけないと考えています。どこから手をつけたらいいのか?


 自分で投資信託を始めてみて、保険屋さんに頼らず自分で運用してみたいという気持ちがでてきました。全ての保険を解約し、全て自分で投資するような勇気はありません。

 

 どれか1つ2つ解約し、たぱぞう様のブログで勉強しながら米国ETFに投資してみようと思っています。解約は怖い。新しい投資は怖いです。このままにしようと思ってみたり、たぱぞう様のブログを読み進めると、知った以上しっかり前を向いてやり直そうと思ったり、もう51歳だから投資信託は時間が足りないかと思ってみたりと毎日この事ばかり考えています。


 どうか、アドバイスをください。


 もし、お読みいただけましたら、長文で時間をいただきましたこと、感謝と申しない思いです。よろしくお願いいたします。

金融商品を買うときは、一気に全力投資をしないことですね。

 保険や株式などすべての金融商品は慣れるまで、ゆるゆる様子を見ていくのが良いですね。最適解と思うと一気に投資をしてしまいがちですが、高すぎるリスクに怯えることになります。

金融商品を買うときに最も気を付けたいこと

金融商品を買うときに最も気を付けたいこと

 保険は一見するとリスクがない、値動きが乏しいように見えますが、実は外貨建て変額保険などは相応のリスクがありますね。また、親戚筋や友人経由の保険商品というのもなかなか難しく、ある意味では人脈をお金に変えるような営業さんもいらっしゃるのは事実ですね。それは、歩合収入を基本とするすべての商売がそうなのでしょう。

 

 反面、高い手数料に見合った良心的な営業さんもいるのも事実ですね。

 

 今回、普通預金から保険商品に乗り換えたのは一つの決断でしたね。しかし、そんなに慌てることはありませんよ。金額が小さいからです。すべて解約したとしても、株などで一撃受ける損失に比べると、「マシ」ということになります。投資は心穏やかに行うことが大事ですから、まず落ち着きましょう。

 

 投資信託や株式などは、1日で数十万、あるいは数百万の値動きがあります。この値動きを嫌う人も多いのです。

 

 大量の保険はもちろんいくつか解約したほうがいいです。50歳を超えて、そんなに保険はいりません。しかし、そのお金をもってすべて株式に突っ込めばよいかというと、そういうわけでもありませんね。やはり、時間をかけて、じっくりと分散投資をすることです。

 

 細かい商品内容がわかりませんので、何とも言えません。しかし、全て売って、すべて株に乗り換えというのはおっしゃる通りやめたほうがいいですね。いずれにしても、いったん冷静になって、気持ちを切り替えるのが良いですね。

 

 関連記事を見ていただいて、判断していただければと思います。

 

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  解約返戻金が極端に低いものは、解約しないほうがいいですね。

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