自分の人生は自分で決めるということ
おおよそ人は、大きく3種類に分けられます。愉快な人と、不愉快な人、どちらでもない人です。これは、共通したものではなく、だいたいが「人によって違う」のですね。だから難しいし、おもしろいのです。つまり、相性というわけです。
言い換えると、「自分にとって」愉快な人と、不愉快な人、どちらでもない人となります。
自分にとって愉快な人が、人にとっては不愉快な人かもしれません。逆もしかりです。誰かの愚痴を言っても、共感されないことがあるのはそういう行き違いによるものです。人の感じ方はそれぞれですから、むしろ当たり前と言ってよいでしょう。
その相性や価値観をすり合わせる必要は全くありません。お互いを尊重し、合わなければ距離を置けばいいだけなのです。説き伏せるというのは、無益で時間の無駄になります。愚の骨頂ですね。人それぞれの背景があり、価値観があるのです。
自分はどういう人たちと一緒に過ごしたいのか
ところで私たちは、どのような人と一緒に過ごしたくなるでしょうか。楽しい人、お話が面白い人、博学な人、スポーツが得意な人、かっこいい人、かわいい人、きれいな人。様々な一緒に過ごしたくなる人がいますね。
しかし、当然ながらすべてに恵まれた人というのは、いないのです。自分がそれを要求されてもキツイですし、相手に要求するのも間違っています。
どういう人に囲まれたいのか、そして自分自身がどういう人になりたいのか。シンプルにイメージすると良いでしょう。
私が大事にしているのは、プラスの人であるということです。
もう少しわかりやすく言うと、プラスの言葉を使う人です。言葉というのは、大きく分けてプラスとマイナス、正と負に分けられるのです。
プラスの言葉とは
プラスの言葉というのは、以下のような言葉でしょう。
- いいね!
- ありがとう
- 優しいね
- うれしい
- 幸せ
- おもしろい
- おいしい
- たのしい
人をポジティブにさせる言葉がプラスの言葉ということになります。
「毎日、いつもこんな言葉は言えない」
と思うかもしれませんね。それはそうです。
しかし、一方でこういう考え方もあります。
「人は楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ」ということです。ニワトリが先か、卵が先か、のような話です。
苦しい時こそ笑う、つらいからこそ笑うことが大事だと私は信じています。
常に笑っていれば、楽しくなるのです。楽しいことを待つのではなく、楽しくなるために笑うのです。だから、楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい、となるのです。
マイナスの言葉とは
一方、マイナスの言葉というのは、以下のような言葉でしょう。
- つまらない
- へえ、だから何?
- まずい
- 嫌だ
- あの人は××だよね
- だからダメなんだよ
- うぜぇ
- めんどくせぇ
- やりたくねぇ
こういう言葉でしょう。不思議と「ぇ」で終わる言葉も多いですね。心がつらくなる、心が貧しくなると、こういう言葉で生活が満たされることになります。しかし、つらさ、貧しさというのは、こういう言葉でより深まるのです。
言葉が自分の人生を決めるということに気付いているか
実は、言葉が自分の人生を決めているのです。
自分の生活をマイナスの言葉で満たしていないでしょうか。自分の周りの人たちはマイナスの言葉ばかり発していないでしょうか。「友人は自分の鏡」と言います。それはある意味では真実なのですね。自分がマイナスの言葉を発していれば、そういう人たちばかりが周りに集まるのです。
自分がどういう言葉を発し、自分の周りの人たちがどのような言葉を使っているのか、確認してみると良いでしょう。
自分の人生を、ポジティブで楽しい「もの」「こと」「人」で満たそうと思ったら、まず自分の使っている言葉を見つめなおすことですね。
私の周りにはプラスの人しかいない
たぱぞうの周りにはプラスの人しかいないですね。言い方は悪いですが、私自身がそのように断捨離してきたのです。いつも愚痴しか言わない、いつも人の悪口を言っている、そういうマイナスのオーラの人とは距離を置くようにしてきました。
それは、リアルの世界でも、ブログの世界でも、Twitterでもそうです。たまに、Twitterで疲れている人がいますね。それは、私からすると間違ったSNSの使い方です。自分にマイナスな人ならば、さっさとブロックなりミュートなりすればよいのです。
お付き合いでブログを読み、お付き合いでtweetするならば、それは人の時間、人の人生です。自分の時間を大事にしたほうがいいですね。「人生二度無し」です。
私たちは、やりたいことが山ほどあり、会いたい人もたくさんいますね。しかし、時間は限られるのです。自分が本当に大事にしたい「もの」「こと」「人」に時間を割かないと、自分の人生ではないですね。
お付き合いで時間を埋め尽くすのは、人の時間を過ごしているのと同じです。だから、私はあえてセミリタイアしたのです。
学校や職場というのは、人を選べないですからね。殆どの人はいい人ですが、みんなが気の合う人かというと、それは無理ですね。学校や職場というのは、学びや仕事を通してつながっている、そういう受益者集団だからです。心が通いあうのは別問題なのです。
しかし、友達やSNSは違いますね。自分で選べるのです。そして、選んだ人、選んだ言葉が自分の人生を決めているのです。もし、自分の日々がマイナスで染まっているならば、どういう言葉で、どういう人で生活を満たしているのか振り返ってみると良いですね。
日々の何気ない言葉の積み重ねの重みに気付いているかどうか。友人や、フォローしている人は、自分を元気にポジティブにさせてくれますか。自問自答してみるのです。
お金も大事ですが、幸せというのは、案外ささやかなところで決まっているのですね。断捨離して、本当に割くべきところに時間を使っていかないと、一生何物も得られないのです。自分の人生は自分で決めるということ、それは日々の囲まれる言葉から始まっているのです。
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