経済的な自由をつかむには、ある程度の時間と知識が欲しい
経済的な自由は、精神的な自由でもあります。
多くの人ははほとんど資産を持たず、社会人生活をスタートさせます。私もそうでした。同時に、給料のいくばくかを貯め、増やしていくことで将来の可能性が広がります。
さて、今日はハードアセット購入後の今後の展開ということでご質問を頂戴しています。
経済的な自由をつかみ、退職へとつなぎたい
たぱぞう様
お世話になっております。
以前、太陽光のコンサル・保険の見直しでご相談させていただきました。適切なアドバイスのおかけで太陽光は4基運営、不要な保険のカットができました。
今一度ご相談に乗っていただけますでしょうか。
●家族構成と収入
- 私 44歳 会社員年収 7,000,000円
- 法人 太陽光4基手残り 1,600,000円 (14年後年間6,200,000円)
- 両親・祖母から家計費入金年間 700,000円
- 妻 40才 法人役員報酬年間 700,000円
子供 10才、子供 6才、父 67才 年金、母 67才 年金、祖母 98才 年金
●資産
- 現金 日本円 5,300,000円
米ドル 1,900,000円 - 【米国ETF】
- VTI 5,000,000円 買い増し中
- VGT 150,000円
- 【投資信託】
- SBI・V全米株式 300,000円 クレジットカード積立月50,000円
- 楽天VTI 1,100,000円 クレジットカード積立月33,333円 (私の積立NISA)
- マネックス証券 2022年2月からクレジットカード積立月50,000円予定
- 楽天VTI 1,600,000円 クレジットカード積立月33,333円 (妻の積立NISA)
- 楽天VTI 200,000円 毎月10,000円積立(10歳子供口座)
- 楽天VTI 200,000円 毎月10,000円積立(6歳子供口座)
- 【米国株式】
- ROL 300,000円
- UNP 300,000円
終身保険
※支払い済み金額2,800,000円。学資保険代わりにと進められるがまま加入・・2029年までに解約すると低解約返戻金割合70%。辞めようと何度も考えていますが・・
子供の学費はこれでまかなおうかと。
確定拠出年金 野村外国株式インデDC 13,000,000円 マッチング拠出月19,000円
(60歳支給)野村外国債券インデDC 2,000,000円
●ローン
- 個人 住宅ローン残債 6,000,000円 (残22年月支払い23,000円ほど)
- 法人 太陽光 日本政策金融公庫 38,000,000円 (残13年)
- 法人 太陽光 アプラス 15,500,000円 (残14年)
【 ●ご相談】 - ①クレジットカード積立ポイントを目当てに
楽天証券 66,666円 SBI証券50,000円 マネックス証券50,000円を米国株式インデックス投信に積立をするのが正しいのか。米ドルでのETF買付に集中するべきか。 (集中して月150,000円~買付してVTIの雪だるまを増やす方がよいのか) ※米国の成長には疑いを持っておらず、一過性の下落があることは十分に承知しております。 - ②子供の将来の為に子供名義の証券口座を作成、一人あたり月10,000円を積立運用しているが、口座を分散して運用せずに、私の名義での積立金額の
増額をした方が効率が良いのか?
(同じ元本でも口座を集中して投資した方が増え方が早いのか)
※子供への資産の残し方についてご教授いただければ幸いです - ③会社の先行きに不安で早期退職も検討必要な状態
東証一部上場の会社に勤めてはいますが、ビジネスモデルに限界を感じており、長く勤めるのが難しいのではと考えております。ここ数年売上は微増レベルで人口減少影響をもろに受けそうです。 - 40歳の時に、50歳でサラリーマンを辞められたら幸せだろうなとぼんやり考えていましたが、気がついたら44歳、子供もまだ小さい為今の退職目標は55歳です。
- 子供の教育費を趣味は筋トレ・サッカー観戦・フットサルぐらいで基本的には倹約を苦に感じるタイプではないので可能かなと考えています。
- 根拠は太陽光の手残りが年間2,000,000円ほどあること。58歳前後には太陽光ローン終了に伴い、手残りが年間6,000,000円ほどになること。確定拠出年金が比較的順調で60歳時に30,000,000円ほどになると予想されること。いつ支給になるか怪しいですが・・私と妻合計して年間2,500,000円ほど 年金が支給されること。
- たぱぞう様のご意見をいただける幸いです。忙しい中申し訳ありませんがご教授ください。
よろしくお願いいたします。
経済的な自由を掴むために、航路を守るということ
①について。インデックス投信に積立が良いでしょう。理由はポイントが付くのと、分配金を出さないため繰り延べ元金成長をさせられるからです。原指数が同じであれば、円建てで十分ですよ。
②は分散してよいでしょう。将来、大人になった時に金融教育の教材になりうることを考えると、効果は大きいです。
③の仕事をお辞めになるのは、引き出しの1つとして持っておいてよいでしょう。仕事がつまらなく、ストレスフルであれば辞めることも選択に入ります。ある意味では、そのための投資とも言えます。
生活費も無理のない範囲で収まっています。同時に、ローンが終わった後の法人収益も期待できます。
今の方向性は合っています。会社に依存しない、経済的に自立したあり方は、精神的な自立も意味します。積み上げたことを信じて、続けていかれることが大事ですね。そのために、投資と法人経営の知識を積み上げ盤石にしていかれることですね。
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資産を大きく、視野を広くということですね。
発電所の売却再販マーケットも盛んになってきましたね。
逆にシンプルにペーパーのみに戻るという人もいますね。