たぱぞうの米国株投資

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米国株のご質問にまとめてお答えします!

米国株のご質問にまとめてお答えします!

 短めの質問に、GW企画としてまとめてお答えしたいと思います。ではさっそく。

個別株のスピンオフリスク

 たぱぞう様はじめまして。いつも楽しくブログを拝読しております。
 突然ですが、1つ質問させていただきたいことがあります。


 私は現在アルバイトで生活しており将来のことを考えて今年からアメリカ株を始めました。私は国民保険に加入しているため確定申告してしまうと保険料が上がってしまいます。

 

 そのため特定口座で株を運用しているのですが、知り合いからアメリカ株はスピンオフしたりすると一般口座に株が移されてしまう、と聞きました。


 一般口座だと確定申告しなければならず、国民保険料が高くなり、資産形成に大きな影響が出てしまいます。この場合はどうすれば良いのでしょう。個別株は諦めてETFで運用した方がいいのでしょうか?


 たぱぞう様のアドバイスを頂ければと思います。よろしくお願いします。

おこたえ

 特定口座は確かに楽で、確定申告もしなくて済みますね。一般口座は仰るように、いろいろと世話が焼ける面はあります。これがETFだと全自動になります。

 

 ただ、税制というのは結局それを上回るパフォーマンスが発揮できるならば大きな問題にはなりません。もし個別株でそれなりのパフォーマンスが残せるならば、税制や国保の増額を飲みこめるだけの利益が出ても不思議ではないですね。

 

 逆に税制をしっかり追って、節税を気にしなくてはいけないならば、もしかするとETFによるインデックス投資のほうがパフォーマンスに優れるのかもしれません。

 

 関連記事で米国株のスピンオフに関しての記事があります。併せてご覧いただき、ご自分の状況に当てはめて考えてみていただければ幸いです。 

7万ドルの運用術

 たぱぞう様

 こんにちは。30歳の会社員です。

 ご相談したいことは駐在帰任後の米ドルでの資産運用です。現在、日本株・国内海外投資信託で約900万円投資を行っており、日本円での保有資産は約9割がリスク資産で構成されています。

 

 日本円での保有資産以外に、米国駐在時に貯めこんだ米国の銀行預金が約$70,000あります。日本に帰任したため、2018年中に日本の国内金融機関に送金し資産運用を行いたいと考えています。

 

 VTIなど米国ETFで運用を行いたいと考えています。日本円でリスク資産をかなり多く保有していること、米国株があまりに好調すぎることが気になり米ドルでどの程度の割合をリスク資産として保有すべきか、さらに買い付けタイミングについても迷っています。


 米ドルでの資産運用についてアドバイスいただけますでしょうか?よろしくお願いいたします。

おこたえ

 30歳時点で2000万円近くの資産をお持ちということで、ご属性の高さが伝わってきますね。また、インデックス投資志向があり、あまりアグレッシブな投資はお好みではないですね。

 

 その文面から考えると、資産形成は投資によるものではなく、ご自身の給与から生み出されたものではないかと邪推しました。月々の給与がかなり安定しているのでしょう。

 

 そう考えると、高いレベルでの安定収入があるということですから、株式全振りの投資でも良さそうだと無責任ながら思います。資産運用である程度積極的なポジションが取れるということです。

 

 それを踏まえて私ならば、やや高すぎる日本株投資の部分を軽くします。そして、7万ドルと併せて米国株ETFに徐々にシフトします。

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 相場のボラティリティが増しており、銘柄によっては大きく下げるものが散見されるようになってきました。そういう意味では昨年よりも投資するには良い環境になりつつあると捉えることもできます。

 

 いずれにせよ、時間の分散を図りつつ米国株ETFに振り向けて行くという方向で良いと思いますよ。

45歳専業主婦&iDeCoはどうするべきか

 いつも楽しく拝見しています。早々ですが質問です。

 IDecoに加入すべきか悩んでいます。もうすぐ45歳の専業主婦です。

 加入期間が15年と短いので、うまく運用益が出せるのかな?と思っています。

 運用はSBI証券で

  • DCニッセイ外国株式インデックス
  • IFree NYダウインデックス

 を考えています。s&p500の指数が無いのも悩んでいる原因の1つです。

おこたえ

 専業主婦の方のiDeCoのメリットは、退職控除枠を使えるという点ですね。サラリーマンのような所得のある人に取っては併せて所得控除が使えます。しかし、専業主婦の方は所得がありませんのでそうなります。

 

 専業主婦の方の場合は、優先順位としてはつみたてNISAのほうが高いです。資金拘束が無いからです。下ろしたいときに下ろせるという点をメリットと考えるならばそういうことになります。

 

 つみたてNISAならば、S&P500投信もSBI証券にあるので問題ありませんね。関連記事に専業主婦の方のiDeCoについて書いた記事があります。併せてご覧いただければと思います。

最後に

 サクッとお答えしました。1つひとつの文章が短いので、関連記事で補いました。言葉足らずなところがあるかもしれませんが、そこは素直にお詫びしたいと思います。

 

関連記事です。

  米国株のスピンオフに関する記事です。

www.americakabu.com

 専業主婦の方の非課税投資イロハですね。

www.americakabu.com

 政策が変わり、老後の概念も変わりつつあります。豊かな老後を送るためには、非課税枠を生かした投資をベースにし、資産形成していく必要があります。

www.americakabu.com