たぱぞうの米国株投資

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同年代の資産額と比べて焦る時の正しい対処法

人と比べず、指数と比べ、成果を確認する

 投資の成績を振り返ることは大切です。ずばり、何か非効率なことをしていないか、チェックするためです。S&P500はそういう意味では最もよく使われる指数ではないでしょうか。

 

 人によってはNASDAQ100であったり、ACWIであったりするのでしょう。特に個別株投資や不動産投資をする場合は、手間がそれなりにかかりますから、評価を入れたほうが良いです。

 

 インデックスに劣後するぐらいであれば、やる意味が無かった、という反省が得られます。一方で、インデックスを上回るようであれば、それを強化すればよいですし、何らかの才能がある、ということになります。

 

 さて今日は、同年代と資産額を比べて焦ってしまう、という方からのご質問を紹介します。

同年代と資産額を比べて焦ります

こんにちは。

 3年前、東京のオフ会(語る会)に参加させていただいた者です。あのときは、大変貴重な交流となり楽しく過ごさせていただき、ありがとうございました。

 

 この度は、自身の資産運用についてご相談したいと思い連絡させていただきました。

【属性】
年齢 38歳
職業 地方公務員(本人)、保育士(妻)
家族 妻と子1人の3人家族

【資産】(本本人)
つみたてニーサ 約800万円
個別株(日本) 約700万円
暗号資産   約400万円
共済貯金   約350万円
その他貯金  約150万円

【資産】(妻)
詳細は不明。約1000万円ほどかと推測

【年収】
本人 約600万円
妻  約600万円

 およそ世帯資産は3500万円ほどかと思っており、これは独身時代に互いに貯めたり、資産運用したのもがメインになります。

 

 私は、2018年から投資を始めましたが、約2年間は個別株で全く利益を出せませんでした。


 利益がで始めたのはコロナ禍からで、米国個別株とつみたてニーサを本格的に始めて利益が増え始めました。ちなみに、ニーサは先進国株式と全米株式です。


 また、数十万で購入したビットコインが上昇したことで現在の資産になっています。

 

 2020年末の資産が900万円だったため、そこから考えると資産は増えましたが、ブログなどを見ると同じ年頃で資産が5000万円などの人をよく見かけます。


 それを考えると、何か自分の資産運用のあり方に問題があるのではと不安になっできます。

 

 現在の運用を大きく変更するつもりはありませんが、どのように思われますでしょうか?お忙しい中、恐縮ですが何かアドバイスなどありましたらご教示下さい。

富の競争や地位の競争からいかに早く自分を解放するか

 東京語る会では、こちらこそ楽しい時間をありがとうございました。

 

 さて、ご相談の件ですが、結論から申し上げますと、現在の運用方針に大きな問題はなく見えます。むしろ非常に順調に資産形成を進められている状況だと感じます。


 2020年末の900万円から数年で現在のご自身の資産が2400万円、世帯で3500万円まで拡大されている点は、キャッシュポジションなどを考慮すると悪くない成果と言ってよいのではないでしょうか。フルの株式ポジションを取る人は多くないですからね。

 

 ブログやSNSを見ていると、同年代で5000万円以上の資産を持つ方が目につき、ご自身のやり方に不安を感じてしまうお気持ちはとてもよく分かります。しかし、ブログやSNSというのは、投資で儲かっている人が嬉しくて報告しているという側面が強くあります。


 逆神として、損しても明るく元気に報告している人もいますが、稀です。

 

 したがって、ネット上で積極的に情報露出をしている人たちは、全体の中でも特に資産が多い人たちだと思ってよいでしょう。他者と比較して焦る必要は全くありません。

 

 また、地方公務員というお仕事は日本全体として見れば給与は多い方です。ただ、都会にお住まいですと民間企業の給与水準も高いため、都会暮らしの公務員は田舎の公務員ほど恵まれているという感覚を持ちにくいというのも事実としてあります。

 

 それでも、保育士として働かれている奥様と合わせた安定した入金力は、資産形成において何よりの強みとなります。とはいえ、現状楽しく暮らせているのであれば、資産も収入も比べないことですね。

 

 現在の運用を大きく変更するつもりはないとのことですが、個別株や暗号資産などを含めたポートフォリオの運用成果を測る上で、一つの目安となるのがインデックスの利回りです。

 

 S&P500は、ドルベースで過去30年を振り返るとおよそ年利10%の利回りで回っています。もしご自身のポートフォリオ全体のリターンがこの利回りを下回るようであれば、リサーチにかける時間などのリソースを含めて、わざわざ他のアセットで運用する意味が薄れてしまいます。


 今後の運用に疑問を感じた時には、このようにS&P500などの指数と比較してご自身の運用の成果を確認してみるとよいでしょう。

 

 現状の強固な地盤があれば、今のペースで資産運用を継続していくことで、そう遠くない将来に5000万円という大台も自然と見えてくるはずです。ぜひ、ご家族との今の生活を大切にされると良いと思います。

同年代の資産額と比べて焦る時の正しい対処法

同年代の資産額と比べて焦る時の正しい対処法

 いずれにしても人と比べないことです。自分は自分、人は人。


 比べると、常に上を見て、うらやましいという気持ちを抱き続けることになります。
こうなると、何のために資産運用をしているか分かりません。いつまでも、競争を続けることになります。

 

 人はだいたい、富の競争や地位の競争をしがちです。それで自分を引き上げるという目線もありますが、競争は早く卒業するに越したことはありません。終わりがないからです。自分の人生のゴールは自分で決める。幸福感は小さな達成可能なゴールの積み重ね、自ら感じ取るものかもしれませんよ。

 

 引き続き、共にがんばりましょうね。

 

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