たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

株式市場が暴落するときはいつも同じ雰囲気になる

株式市場が暴落するときはいつも同じ雰囲気になる

 株式市場が暴落するときはいつも同じ雰囲気になりますね。

 

 市場が急騰急落を繰り返すのに合わせて、一喜一憂する、独特の雰囲気ですね。先が読めないから急騰急落をするわけで、付き合って一喜一憂するのは大変です。こうなるとあらかじめ決めたルールに従って動くのが一つの方法になります。

 

  • 定額定期で買いつけを続ける
  • 〇%まで下がったら資金の〇%を投入する
  • PER/PBRが〇倍になったら買い付けを始める
  • RSIが・・・騰落レシオが・・・などなど

 

 こういったものですね。これらは確率の話で、正解はありません。しいて言うならば、定額定期がもっとも取り組みやすい方法ですね。自分が納得できる方法を採用すればいいですね。拠り所になります。

 

 いずれにしても、10年20年と続いていく相場においては通過点でしかないのです。しかし、暴落渦中にいると、動揺して忘れてしまうのですね。

 

 そして、永続保有をしようと決めていた銘柄を売ってしまったり、はたまた売りから入って急騰に耐え切れず損切りしたりということになります。ひと時の感情で左右されないルールは自分を守ってくれます。

株式暴落時だからこそ、情報がいい加減であることを知っておきたい

 意外かもしれませんが、株式投資というのは数字や情報に精通している人が結果を残すわけではありません。数字や情報というのは、いい加減な側面があるということを知っておきたいですね。

 

 かつて、オウム真理教によるサリン事件などの市中テロがありました。連日、長く追跡取材をしていた人がコメンテーターとしてテレビに呼ばれていました。数年経ると、なぜかワイドショーにそのままレギュラー出演して、何にでもコメントをするようになっていました。

 

 高度に複雑化した現代社会において、すべての分野に知悉している人はいませんね。専門家だから偉いというわけではないですが、少なくとも専門家を尊重した行動をしたいと私は思います。コロナショックに関しては特にそうですね。感染症への知見が私にはないからです。

 

 感染症由来の経済危機は今まで殆どないですから、経済の専門家も現状は手探りでしょう。つまり、誰も分からない世界なのです。

 

 情報を得る手段としては他にも、ネット掲示板やTwitterなどがありますね。これもメリットとデメリットがあります。

 

 ネットのメリットは大まかな雰囲気がつかめることです。相場が上昇すれば浮かれた雰囲気になり、過度に強気な主張が目立ち始めます。一括株式投資最強論、株式フルポジ&レバレッジ投資のような主張ですね。

 

 一方で相場が下落すれば悲観し、普段と違う投資行動をとる人が現れます。コツコツ投資を標榜していた人が、いきなり全決済するようなパターンですね。過度に楽観と悲観に振れすぎるのです。おそらく、ネガティブなニュースへの曝露が過ぎ、怖くなるのでしょう。

 

 こうなると、何のために情報を得ているのかわからなくなります。むしろ、不要な情報には触れないほうが良かった、ということになります。

情報発信者の対等性を意識して情報収集をしているか

 情報を得る際に気を付けなくてはいけないのは、ネットの持つ「対等性」ですね。

 

 相場で長く生き残り、資産を築いた投資家がいます。

 一方で、投資を始めたばかりの初心者さんがいます。

 

 経験には大きな差がありますが、ネットでは平等です。そのため、貴重な意見や情報が、多くの雑多な主張に隠れて見えなくなることがありますね。なぜかTwitterでは言い切る形で主張をすると、広く受け入れられてバズることがあります。

 

 しかし、すべてのバズが意味があるかというと、決してそんなことはありません。

 

 その結果、バズらせ方を知っているネット習熟者が、実力ある投資家さん以上に広く支持されるということがありますね。

 

 ネット社会で求められる能力と、投資で成功する能力は別です。そこを踏まえておかないと、投資情報に接するたびに右往左往することになります。

 

 言い換えると、マスメディアにしても、スモールメディアにしても、その情報を誰が発信しているのかを考えて参考にしないと、有効に使うことはできないということです。対等性があるがゆえに、属人性のフィルターをかける必要があるのです。

 

 投資だけではなく、広い意味でのメディアとの関わりかたを今回のコロナショックは確認させてくれているように思います。

株価暴落だからと言って極端な主張に与しない

 世界経済が大停滞するとか、飲食店が全滅するとか、航空機業界が成り立たなくなるとか、シェールオイル業界の倒産が大金融危機を引き起こすとか、いろいろな見方がありますね。

 

 しかし、どれも極端なのです。どれも社会生活になくてはならないものですし、コロナショックも永遠に解決しないわけではありません。もちろん、急落急騰に警戒しなくてはいけませんが、それは資金管理をきっちりしていれば済む話です。

総悲観は買いというが、まだまだ余裕がある

総悲観は買いというが、まだまだそこに至らず

 そもそも、生活余裕資金で行う投資であれば、日常生活が揺らぐことはないのです。

 

 人の気配が消えうせた、海外の街の映像は衝撃的ではあります。しかし、今まで私たちが築き上げてきた社会というのはそんなに脆弱なものではありません。徐々にですが確実に以前の営みは戻ってくることでしょう。

 

 過度に楽観にも、悲観にもならず、淡々とルールに従って投資を続けていけばよいのです。

 

関連記事です。

  4年以上マイナスだったことが一度もないS&P500の歴史ですが、今年はどうでしょうか。

www.americakabu.com

  勝負師は別ですけども、普通の人が行う投資ならば、分散投資は大事ですね。

www.americakabu.com

  すでに35%のドローダウンですが、やや先行きが見えてきたように思います。もう一押しあれば、より確信に近づきますがどうでしょうか。

www.americakabu.com