たぱぞうの米国株投資

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お金から健康、時間にシフトした生き方へ

お金から健康、時間にシフトした生き方へ

 今苦労して、将来楽をするか。

 今楽をして、将来苦しむか。

 

 私の住む共同住宅はFIREした人が多くいます。投資家であったり、実業家であったり、はたまた老後であったり。いずれにしても、出勤姿をほとんど見ません。おそらく、みなさん20代30代のころはがむしゃらに働く時期があったのでしょう。

 

 そうして得たフローをストックという名の投資に回すことで、今があるわけですね。私もコツコツと1億円を貯め、給与所得者としてのレバレッジを倍以上利かせ、FIREをしました。

 

 今では若いころからの投資は珍しくなくなりましたね。

お金から健康、時間にシフトした生き方へ

お金から健康、時間にシフトした生き方へ

 そう考えると、若い時に一人で取り組んできた投資というのは、将来に確かに繋がっていたのだと思います。とはいえ、今は違いますね。一人で投資を続けるという意識はありません。多くの投資仲間がいますし、投資は常識となった印象があります。

 

 冒頭のように、「今苦労して、将来楽をするか。今楽をして、将来苦しむか。」という話になるわけですが、今の楽さは想定以上かもしれませんね。

 

 資産からのリターンがかつての労働収入を上回るようになっているからです。これは、今では当然の結果で珍しいことではないですが、かつて語られることはなかったように思います。FIREした人が多くなかったからですね。

 

 さて、今日は40代からの働き方ということでご質問を頂戴しています。

資産形成は、節約、投資、共働きの鼎立が王道だが

たぱぞう様 はじめまして。

 いつもブログを拝読しており、参考にさせてもらっております。

 突然のご連絡で恐縮ですが、今後の働き方と投資スタンスについて、一度ご意見を伺えればと思い、問い合わせさせていただきました。

 

 私は現在 37 歳、東海地方在住で、妻と幼児 2 人(5 歳・3 歳)の 4 人家族です。

 年収は私が約 850 万円、妻は現在約 250 万円(時短勤務)ですが、2 年後の長女小学校入学を目途にパート勤務へ移行し、年収は 100 万円程度になる予定です。


 資産状況としては、

・現金:約 1500 万円

・投資信託(主に VT、SP500、SCHD):約 2700 万円

・日本株(高配当株中心):約 1200 万円

・子供の教育資金(投資信託オルカン:約 440 万)

 

 合計で 5,000 万円超の金融資産を保有しています。

 住宅は持ち家で、住宅ローン残債は約 1900 万円(変動金利)、残 30 年です。繰上返済は行わず、その分長期での運用を前提にしています。

 

 投資スタンスは、これまではインデックス投資(オルカン・S&P500 等)を軸にしつつ、日本株、米国の高配当銘柄にも投資してきました。今後も基本的には大きくリスクを取りにいくつもりはなく、淡々とインデックスを積み立てていく方針です。

 

 なお、現在の年間生活費は 540 万、手取りの残りは上記のとおり淡々と積み立てていく予定で、まずは夫婦それぞれで現金を取り崩しながらあと 3 年で NISA 満額を目指します。埋まり次第、こども NISA も埋めに行く予定です。

 

 一方で、資産が 5,000 万円を超えたあたりから、仕事への向き合い方に変化が出てきました。昨年激務で休職したこともあり、昇進や評価を求める気持ちは薄れ、収入を最大化するよりも、家族との時間、睡眠、健康を優先したいと感じるようになっています。

 

 実際、仕事の負荷が高まると睡眠に影響が出ることもあり、無理をしない働き方を模索している状況です。

 

 目指している生活としては、会社は辞めずに安定収入は維持しつつ、仕事の強度を下げ、投資は仕組み化して継続する、いわば“力を抜いた長期戦”です。子供も小さいので家族との時間を優先できる生活が理想です。

 

 このような前提のもと、

  • 今後の投資スタンスとして意識すべき点
  • 30 代後半〜40 代、それ以降にかけての働き方の考え方

 について、たぱぞう様のご経験・お考えからアドバイスをいただけましたら幸いです。

 

 お忙しいところ恐れ入りますが、もし目に留まりましたら、簡単な一言でも構いませんのでご教示いただければ嬉しく思います。

 

 よろしくお願いいたします。

40代以降は、資産という3人目の助力が得られる時期

 いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。 大変丁寧なメッセージをいただき、嬉しく思います。


 37歳という若さで5,000万円を超える金融資産を築かれたこと、素晴らしいですね。

 これまでの並々ならぬご努力の賜物です。

 

 お子様がまだ小さく、ご家族との時間を大切にしたいというお気持ち、そして昨年の休職という経験を経て健康を第一に考えようとされる姿勢も素晴らしいです。投資家として、また一人の人間として非常に賢明な判断、共感します。

 

 資産形成においては、節約と投資、そして共働きの3本柱が大切です。しかし、これらすべてを完璧に揃える必要はありません。もっとも重要なのは節約と投資の継続であり、その点において現在の歩みは非常に着実と言えます。

 

 さらに、資産が5,000万円を超えてくると、運用による資産の増分が年収からの入金額を上回るようになってきます。このフェーズでは、支出によりますが、適度に働きながら資産形成を維持する持続可能な仕事術が可能になります。ある意味では、共働きにこだわらななくて済む、3人目として資産が働き始めるフェーズです。

 

 働き方については、私の友人の例を見ても、30代の過酷な時期を乗り越えて40代になり、いつでも辞められるという余裕が生まれた途端、不思議と仕事が楽になったという例も多いです。

 

 昇進や環境の変化、あるいは自分自身の心の持ちようが変わることで、急に仕事が嫌でなくなることもあります。じっくりと環境が良くなるのを待つというのは、大いにありな選択です。

 

 コロナも大きく働き方を変えましたね。いつでも面談したがる、いつでも会議をしたがる、こういう人がコロナで減りました。これらは同期コミュニケーションで、いろいろコストがかかるのですよね。在宅で成果が出れば、それは評価されてよいのです。

 

 投資スタンスとしては、やはりS&P500を軸とした投資が王道です。社会の仕組みが大きく変わらない限り、単年ごとのパフォーマンスに一喜一憂せず、淡々と続けていくのが良いでしょう。投資に大きなリソースを割かなくても、殆ど自動で増えますからね。

 

 30代後半から40代にかけては、人生の中で最も時間の価値が高まる時期です。経験と気力体力のバランスが最も良い時期とも言えるでしょう。

 

 そして浮いたエネルギーを、奥様やお子様との思い出作り、さらに何よりご自身の健やかな毎日のために使われることをおすすめします。

 

 案外、30代40代はあっという間に過ぎ去ります。50代、60代となったときに後悔しないような毎日を心がけることです。私の人生の柱は、家族、健康、お金です。ここに仕事は入ってきませんでしたね。振り返って私は大正解でした。もちろん、人によって違いますので、精選されると良いですよ。

 

 ふんわりと過ごすと、ふんわりと何も得ぬまま過ぎていく、それが時間というものです。今の方向性で間違っていません。自信を持って、力を抜いた長期戦を楽しめるとよいですね。

 

 共に頑張りましょう!

 

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