たぱぞうの米国株投資

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世界長者番付から読み取る、私たちの投資指針

世界長者番付からみる富豪の条件

 

 2016年3月にフォーブス誌から発表された世界長者番付を紹介します。

 

1,ビル・ゲイツ       750億ドル  60才  マイクロソフト

2,アマンシオ・オルテガ   670億ドル  79才  インディテックス会長

3,ウォーレン・バフェット  608億ドル  85才  バークシャー・ハサウェイ

4,カルロス・スリム・ヘル  500億ドル  76才  テルメックス会長

5,ジェフ・ベゾス      452億ドル  52才  Amazon.com社長

6,マーク・ザッカーバーグ  446億ドル  31才  FacebookCEO

7,ラリー・エリソン     436億ドル  71才  オラクルCEO

8,マイケル・ブルームバーグ 400億ドル  74才  ブルームバーグCEO

9,チャールズ・コーク    396億ドル  80才  コーク・インダストリーズCEO

10,デイビッド・コーク    396億ドル  75才  コーク・インダストリーズ副社長

(敬称略)

 

 これからわかることがいくつかあります

  1. 創業者がほとんど
  2. 年配者がほとんど
  3. 米国人がほとんど

 ということです。以下、まとめてみます。

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 世界の富豪からすれば、日本屈指の美しいスタジアム、日産スタジアムでさえもいくつも建てられてしまうということになりますね。

創業者が富豪のほとんど

 創業者が富豪になるのは、株式を上場することでその価値を最大限に大きくすることができるからです。現代社会において、株式というのは経済的な拡大を最大限に享受できるチケットです。

 

 現金を必死に握りしめ、守っていても価値は創造されません。金などの現物もそうです。ここでも株式の持つ力を実感することができます。サラリーマンだとなかなかそんな大金は得ることはできません。

 

 しかし、サラリーマンというのは比較的安定して収入を得られるので、それは魅力です。勤労収入というのは尊いものです。

 

 例外がウォーレン・バフェット氏です。投資家でランクインしたのはバフェット氏だけです。バフェット氏のたぐいまれな投資才覚が例外中の例外であることが表から見て取れます。投資界のカリスマたるゆえんです。

年配者は時間をかけて富を蓄積してきた

 時間を買えるという強みをここに見ることができます。年配者ほど富を蓄えているのは、一般人も同じでしょう。私たち個人投資家も有望株を持ち続ければ、時間のメリットを多少なりとも享受できるのでしょう。

 

 そういう意味ではフェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏やアマゾンのジェフ・ベゾス氏の抜きんでた才覚がクローズアップされます。特にザッカーバーグ氏はまだ30代前半ですから、豊富な資金をもとにさらに新しい事業を起こすことも可能ですね。

米国人は地域メリットをいかしている

 2位のアマンシオ・オルテガ氏はスペインです。アパレルのZARA創業者です。日本にもたくさんの店舗が進出しています。

 

 4位のカルロス・スリム・ヘル氏はメキシコです。グルーポ・カルソという会社を立ち上げ、企業買収で規模を大きくしました。

 

 その二人以外は米国人です。これは何を意味するかというと、「世界中の富と人材がアメリカに集まる」ことの証明に他なりません。ちなみに、日本人もかつては1位になったことがありますが、ほとんどは土地の含み益でした。

 

今は株式をもっていないとなかなか長者番付には入ってきません。

世界の長者から学ぶ投資の鉄則

 これらのことを、私たちの投資活動に当てはめてみます。長者から学ぶ投資の鉄則とでも申しましょうか。

  1. あきらめずに長期投資をする
  2. 米国に投資をする

 ということです。創業するのは才能が要ります。誰もができることではありません。それに比べて投資は創業に比べればたやすいです。誰でも参加できます。

 

 しかも、長期投資ならば成功者のポートフォリオを簡単に真似することができます。多くの個人投資家がポートフォリオをブログで見られるようにしているからです。情報化社会の最大の恩恵の1つと言って良いでしょう。

 

 それらの情報を元に、株式を買い、短期で負けたからと言って退場するのではなく、あきらめずに長期投資をし続けることです。時間を買うという発想です。株式が長期でもっともリターンが大きいのは長者番付が証明しています。

 

 米国株に投資をすることで得られること。これだけの富豪が生まれている米国はやはり勢いがあります。勝ち馬に乗るのは投資の鉄則です。富豪にはなれなくとも、老後に困らないぐらいの資産形成をするには米国株投資が最適であることは間違いありません。

 

関連記事です。これらの本を読むと、米国の投資に対する歴史と研究の深さに気づかされます。

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