たぱぞうの米国株投資

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世帯年収1000万からの投資の考え方

世帯年収1000万といっても、形はさまざま

 共働きが珍しくなくなった昨今、1馬力での年収だけでなく、2馬力での年収を考えて計画を立てるのが実際的です。つまり、共働きを前提とした世帯年収で資産計画を立てるということです。

 

 仮に1馬力1000万だと、手取り年収はおおよそ730万前後というところでしょう。これが、2馬力での1000万だと手取りは790万前後になります。これは、税金や社会保険料負担が累進性を持つからです。

 

 下図は最新の厚生労働省データです。

 雇用者所得ベースなので、社保や税金を引いた所得よりも高く出ています。

世帯年収1000万は所得ベースで見ると、平均的になる

世帯年収1000万は所得ベースで見ると、平均的になる

 ともかく、年収が増えれば増えるほど税率が高くなり、社会保険料負担も増えます。そういう意味では、お互いに家事を分担し、持続可能な仕事の形を、いかに長く続けるかというのが課題になります。

 

 さて、今回は共働きで世帯年収1000万円という方からのご質問です。

世帯年収1000万からの資産形成術、投資術を考えたい

 こんにちは、たぱぞうさんのブログを毎日楽しみにしています。保険と投資について、ぜひアドバイスをいただきたく、メールさせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。

【家族構成】

  • 夫43歳 会社員 年収530万円 + 副業でプラスα 退職金なし
  • 私36歳 看護師 年収470万円 退職金の金額不明(数百万?)
  • 子供 8歳(公立校)4歳(私立こども園)

【資産状況】

  • 地方の政令指定都市で賃貸住まい、ローンなし。(老後は、夫の実家に住む予定)
  • 預貯金 640万円
  • 個人国債変動10年 170万円
  • つみたてNISA 夫婦合計 160万円(100%楽天バンガード全米インデックスファンド)
  • 投資信託 110万円(ひふみプラス&SBIジェイリバイブ13万円分を除き、他は内外・新興国インデックスファンド
  • 株式:イオン(8267) 20万円、コカ・コーラ(KO)60万円、VTI 250万円、VOO 60万円、インデックスF TOPIX(1308)140万円
  • 夫iDeCo 160万円(100%ニッセイ外国株インデックスファンド)
  • 私iDeCo 90万円 (100%楽天バンガード全米インデックスファンド)
  • ジュニアNISA 180万円(楽天全米50%、楽天全世界50%)
  • 学資保険 満期120万円(第一子10歳で払込終了予定)
  • 私 生命保険10年掛け捨て 死亡時1000万円
  • ★積立利率変動型終身保険(低解約返戻金型)

 夫の死亡時または高度障害状態になったら1000万円給付、夫が54歳以降になれば返戻率が110%から上がる。現在までの払込合計は約250万円、解約すれば返礼率は68.8%で約170万円しか戻らない。


 投資については、ド素人で、チャート分析などは全く分かりません。(夫はノータッチ)


 投資信託やETF、iDeCoやNISAについては、本やブログで情報収集し、手数料の安い商品から、『なんとなく』選んだものばかりです。個別株も、『なんとなく』選んだものですが、含み益や配当でプラスになっており、特にVTIやVOOは、みるみるうちに増えました。


 失敗したと思うのは、アクティブファンドのひふみプラスとSBIジェイリバイブ(-9.17%)です。新興国ファンドもいまだに含み損(-5.27)を抱えています。


 子供二人を育てており、万が一に備えて、保険についてよく知らない頃、『ほけんの〇〇』で勧められた低解約返戻金型の保険に入ってしまいました。


‘’お金を牢屋に入れてしまった‘’


 と気づいたのは、投資のことを調べるようになってからのことです。

 

 万が一のことがあれば、公的な遺族年金があるため、その後、私は掛け捨ての生命保険に最小限しか加入しませんでしたが、すでに加入してしまった夫の保険(低解約返戻金型)をどうしようか、モヤモヤしています。

 

 約80万円を損しても解約し、その分、投資資金に充てるか、そのままの方が良いか・・この決断自体が私にとってはギャンブルで、非常に迷います。たぱぞうさんなら、どうなさいますか?

 

 以前に同じような記事がありましたが、子どもがいる我が家の場合では、いかがでしょうか。それから、投資内容を見て、米国に偏りすぎると感じるでしょうか?


 理屈では全世界に分散した方がいいのは分かりますが・・

 

 ちなみに、私は、働けるうちは細く長く看護師として働くつもりで(できれば70歳くらいまでは)、夫は副業でカメラマンもやっているので、定年後は、撮影の仕事をメインし、アルバイトを兼業する予定だそうです。

 

 まとまりがなく長くなりましたが、お時間のある時にお返事をいただければ幸いです。急に寒くなりましたので、どうぞご自愛ください。今後もブログを楽しみにしております。

世帯年収が十分あり、続けて長く働く意思もあるので心配いりません

 結論から言います。総論としては全く心配ありません。理由を書いていきます。

  • 退職金が無いが、きちんとiDeCoで手当てをしている。
  • 続けて長く働く意思がある
  • 実家で住むという意思もある

 非常に手堅いお考えで、盤石です。この収入構造で生活不安になるようならば、日本は沈没しているでしょう。また、奥様のお仕事は資格職で、持続可能な仕事です。

 

 下手に学士を取るよりも、きちんとした仕事をいつでもどこでも得られる資格を取ったほうが良いのですね。日本は学士を始めとする高学歴層が増えすぎました。それに対して、パイは限られるのです。

 

 いくつか気になる商品に関しては赤字にしておきました。思いがあれば、良いでしょう。もやもやするならば見直しも視野に入ります。

 

 学資保険が赤字になっていないのは意外かもしれません。しかし、学資保険は考えようで、ある意味では強制貯蓄効果があります。お勧めはしませんが、すでにされているならばそれはそれでよいと思います。

 

 最大のもやもやは、ご主人の生命保険ですね。確かに気になりますが、控除枠を取りつつ、月払いが負担にならないならば続けても良いかと思います。相場も高いので、大チャンスというわけではないですからね。

 

 今はあまりに相場がうまくいっていますから、そうでない部分を持っておいてもよいでしょう。これもお勧めはしませんが、すでにされているならば、それはそれという考えですね。

 

 しかし、この低解約返戻金型の商品を考えた人は、ある意味では天才ですね。そうやすやすとプラン変更を認めない、そういう制度になっています。生命保険が要注意なのは、こういうところですね。

 

関連記事です。

  生命保険は控除枠の活用以上の加入は必要ないのですね。 

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  こちらの案件も似ています。低解約返戻金型で困っているという話です。

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  ズバリ言って、保険で資産運用は不可能です。

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