たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

セミリタイアをしたからといって、資産が減るわけではない

セミリタイアをすると資産が減るという前提は本当か

 セミリタイアに対してのいくつかの誤解があるので、改めて書いておこうと思います。1つはセミリタイアをすると、資産が減るという発想です。換言すると、勤め人時代に積み上げた資産を大事に取り崩していくということですね。

 

 よく、セミリタイアをするには資産の4%を生活費として充てていくという発想がありますね。

 

 それで年金支給まで凌いでいくわけです。例えば5000万円あれば200万円、1億ならば400万円、2億ならば800万円です。インデックスファンドのリターンをコンサバに4%と見て、元本を毀損しない範囲で取り崩していくのですね。

 

 これはこれで健全ですし、資産形成の目標となる数字です。しかし、同時に4%を意識するとあまりに大きな資産が必要になり、セミリタイアするのに時間が長くかかりすぎるという欠点があります。

 

 友人の投資家が「よく株式投資歴30年、20年と言っている人がいる。しかし、それである程度の資産が作れていないならば、やり方が間違っているということだ。期間の長さは自慢にならない。」ということを言っていましたね。

 

 資産運用というのは長くやっていればいいというものではなく、やはりどこかで結果も求めたいところです。

1億、2億作った人は、セミリタイアすると資産が増える可能性も

 勤め人時代に1億円、あるいは2億円作った人は、もしかすると独立したほうが資産が増えるかもしれませんね。特に、年収がさほど多くなかった人は可能性が高いです。入金力に比して資産運用能力が高いからです。

 

 また、30代など短い期間で大きな資産を作った人にも同様のことが言えます。何らかの突出した才能が隠されている可能性があります。

 

 株式、不動産、太陽光、いろいろな投資があります。そのいずれにおいても資産を増やした人は何らかの「センス」があるのですね。限られた時間で資産運用をしたり、あるいは副業をする。これは実は相当不利な条件です。

 

 セミリタイアをすると、少なくとも勤務時間の8時間以上は空きます。そのため、資産を増やすのが効率化するのです。

 

 私も独立する前は、セミリタイアすると資産が減る印象を持っていました。しかし、この1年は相場に恵まれたこともあり、過去最高レベルで資産を増やすことができました。これは意外なことでしたね。

 

 セミリタイア前は綿密に生活費と資産から想定するリターンを計算したものです。それは安心感を与えてくれるものでしたが、必ずしも当てはまらないこともありますね。

 

 同様に、セミリタイアした何名かの友人も資産が増えた、と言っていますね。

セミリタイア後の資産を保守的に見積もるのは大事だけれど

 再就職が難しい日本の雇用形態だと、セミリタイア後の生活は保守的に見積もりたくなります。そのため、ある意味では過剰な資産額、過剰なキャッシュフローを求めがちです。

 

 しかし、何事も道を限定しすぎないことです。あくまで「セミ」ですから、収入を減らしてよりストレスの軽い仕事を選択することもできますね。

 

 最もセミリタイアとフィットするのは、資産管理会社だと私は思っています。しかし、同時に借金が発生するケースがほとんどです。そのため、資産管理会社は向き不向きがありますね。

セミリタイアした後で、資産を増やす人も

セミリタイアした後で、資産を増やす人も

 借金に抵抗のない人は5億、あるいは10億と引いています。それだけ引けるのはサラリーマン属性が強いだけでなく、物件の力もあります。しかし、この金額が不愉快、借金がいや、というのならば無理しないことですね。

 

 株式投資で言うなら、高配当投資が居心地よい人もいれば、ハイテクのグロース投資が合っている人もいるのです。

 

 自分が投資に何を求め、どのような生活を描いていきたいのか。セミリタイアというのは指示ではなく、意思で行動する生活だということです。与えられた、いや勝ち得た自由を生かして、セミリタイア後の資金計画を立てられるとよいですね。

 

 セミリタイアをしたからと言って、資産が減ると決まったわけでもないですし、過度に構える必要もないのですね。

 

関連記事です。

  歩調を合わせるのは組織では大事です。しかし、セミリタイアするとそれはさほど大事ではなくなります。それよりも、柔軟かつ、ぶれない心のほうが大事ですね。周りに影響されない芯を持っている人は向いています。

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  セミリタイアをしたから資産が減るというわけでもなく、融資がつかないというわけでもないですね。きちんとキャッシュフローを出しつつ、債務超過にしなければ、金融機関は意外と評価してくれます。属性に頼らなくてよくなるということです。

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  セミリタイア後の生活費についてです。節約も大事ですが、同時に殖やすも大事ですね。あくまでセミリタイア、何もしないというわけではないのでダウンシフトぐらいに考えておくとよいですね。

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