たぱぞうの米国株投資

米国株/不動産投資ブログ。某投資顧問のアドバイザ。メディア実績多数。当サイトには広告が含まれます。

投資のヒント

専業主婦と共働きはどちらが良いのか

共働きで収入を上げるか、専業主婦/主婦で生活にゆとりを持たせるか かつては社会全体にゆとりがあり、学生時代は「モラトリアム期間」と思われていた時期がありました。理系は昔からそれなりに厳しかったですが、文系学生の一部は、サークル活動や飲み会に…

減価償却で節税?不動産投資の“おいしい話”に潜む落とし穴

不動産を持つことで節税になるのか 不動産投資には節税を狙って行うものがあります。王道というよりも副産物的なものですが、例えば高所得のサラリーマンにはニーズが合致するケースもあります。確かに不動産をうまく活用することによる節税効果は否定できま…

住宅ローンで買った自宅を賃貸に出す方法

住宅ローンで買った自宅を賃貸に出す方法 サラリーマンの副業ブームが始まって久しいですね。 副業の一環として不動産投資を検討する方も少なくないのではないでしょうか?不動産投資を検討する中で、低金利な住宅ローンを借り入れして購入した物件で不動産…

トランプ大統領の関税ショック:市場・政治への影響を整理する

2025年トランプ大統領の関税ショック:市場・政治への影響 私事ですが、9年にわたりひっそりと引き受けてきたレポート納品という名の投資顧問のアドバイザ職を引退しました。これまで複数社引き受けてきましたが、最後の1社も年度末で一区切りとなりました。…

住宅ローン残債があるけど引っ越したい!状況別の注意点とは?

住宅ローンがあるけど引っ越したい!状況別の注意点とは 住宅ローン残債が残っている状態での引っ越しは、賃貸の引っ越し以上に手続きが伴います。言うまでもなく、住宅ローンは長期間にわたる返済計画を前提としています。 とはいえ、その間に家族構成やラ…

憧れのFIRE、憧れの退職が意外と覚悟を要するのはなぜか

憧れのFIRE、憧れの退職が意外と覚悟を要するわけ FIREを考えたことがある勤め人は少なくないでしょう。もちろん職場ではそのような気配は見せません。頑張っている周りに言いにくい、失礼ですし、言いかたによっては反感を買いかねないからですね。 私の以…

ブルーモ証券のメリットデメリットを総まとめ

ブルーモ証券という新たな証券会社 米国株投資、海外分散投資が常識となって久しいですね。 特定口座やNISAが導入されて以後、さらに広がりを見せています。 言うまでもないことですが、米国株市場への投資環境の良さは、さらなる投資環境の改善につながりま…

アセットクラスとは何か。特徴と押さえておきたいこと

アセットクラスとは何か。 アセットクラスとか、アセットアロケーションとか、投資を始めるとそういう言葉を耳にする機会があると思います。投資は1つひとつの言葉がなにやら分かりにくいカタカナで語られることが多いのです。 投資、金融の中心が欧米であ…

8:2ポートフォリオとリスクを取らざるリスク

リスクを取らざるリスクが顕在化した現代社会 リスクの無い資産は実はありません。現金は目先の数字が変わらないのでリスクゼロのように思われます。しかし、通貨が減価するのが基本の世界において、その価値はじりじりどころかドカンと下がりました。 8:2…

キャッシュポジションと投資の関係、キャッシュも大事な資産の1つ

キャッシュポジションと投資の関係 キャッシュポジションは投資効率を下げるように見えることから、躊躇する人も多いですね。しかし、資産全体の増減をマイルドにする、流動性に富んだ資産であることに疑いはありません。 通貨は減価するのが宿命ではありま…

保有不動産の価格を常に知り、利上げに備える

不動産価格は売る予定がなくても知っておきたい 現在保有する物件の市場での価格は知っておいたほうがいいですね。 売却を考えている人だけではありません。売る予定がなくても、今の物件価格を知ることは、将来の選択肢を増やす上でも重要になります。 それ…

守るも攻めるも資産運用の大事な要素

守りと攻めの両輪で資産運用は成り立つ 資産運用というと、とかく「攻め」が注目されますね。つまり、プラスのリターン、リスクです。半面、守りというと債券だったり、現金だったり、地味な印象があります。 しかし、ある程度年齢が高くなり、資産も増えて…

親からの贈与金は世代間の資本の移転を意味する

世代間の資本の移転は大きなテーマとなりつつある 世の中にはいろいろな資本があります。 物的資本(不動産・設備・機械)、人的資本(知識・スキル)、金融資本(株・債券)といったものですね。 物的資本は例えば不動産の相続等々、人的資本であれば教育機…

資産運用で1億円作るのにかかる時間は?

資産運用で1億円を作るのにかかる時間 年月をかけ、できることを積み上げていけば、それなりの資産形成をすることができます。 これがどれぐらいのスピード感になるのか、図で示したいと思います。金融庁がシミュレーターを提供してくれていますので、それ…

転売目的で新築マンションを購入するのは高値掴みになりかねない?

転売目的で新築マンションを購入するのは高値掴みになりかねない? タワマンの転売が盛んです。特に法人での購入は税制上での縛りが無いため、転売目的なことも少なくありません。 とあるデータではマンション築1年内の転売3倍超とのことです。このごろ竣工…

一括投資と分散投資はどちらが良いのか

分散投資のメリットデメリット 分散投資はよく聞く言葉ですが、2つの意味があります。 対象の分散 時間の分散 前者は投資するものに対しての分散です。後者は、期間の分散、つまり時間の分散を指します。 いずれも分散させると、元本割れの危険性や相場のう…

インデックスファンドは大暴落を経て冬の時代を迎えるという主張は本当か

インデックスファンド全盛時代を迎えている インデックスファンド全盛時代を迎えています。すでに世界の運用総額のうち半分以上はインデックスファンド、アクティブは50%を切っています。以前は窓販に強いアクティブが多勢を占めていました。インターネッ…

”返済に勝る運用なし”は本当なのか、改めて考えてみる

返済に勝る運用無し、は本当か 返済に勝る運用無しという運用格言があります。高い金利の時はそうでしょうね。 先日、お寿司を食べに某県にいきました。お寿司屋さんの大将と話し込んでしまいましたね。気づけば2時間、資産運用の話で盛り上がってしまいまし…

利上げ金融政策の影響:不動産市場の変化と将来展望

利上げ局面は不動産購入にデメリットばかり? 2024年7月30日、31日の金融政策決定会合によって17年ぶりの利上げが決定されました。2025年1月23日、24日も引き続いて利上げがされています。変動金利をすでに借入している方の多くは25年1月返済分から返済の負…

住宅ローンで購入した物件を賃貸に出してはいけない理由

住宅ローンで賃貸はいけないこと? 住宅ローンで購入した物件に転勤や住み替えなどやむをえない事情で住めなくなることもあるでしょう。そうなった際には空き家にするのはもったいないので、賃貸に出すことを検討されるかと思います。 では、住宅ローンのま…

複利運用とは人生を劇的に変える処方箋

複利運用することで人生が開ける 若いうちにお金を貯めると、お金が劇的に成長をします。若いころは貰える給与も少なく、なかなか資産形成をするには難しいです。しかし、お金の使い道を考えて、なけなしのお金を地道に貯めることで人生が開けるのは間違いあ…

フルタイム共働きが無理なので資産運用で退職したい

フルタイム共働きという、無理の続く毎日 フルタイム共働きが珍しくなくなって久しいですね。ダブルインカムは大きく、生活を豊かにしてくれます。しかし、同時に子育てを行うのは大変で、特に保育園の送り迎えが加わると忙しさはピークに達します。 子ども…

旦那さんのお小遣い制のやり方、考え方

家計管理のよくある方法、旦那さんのお小遣い制 以下のような家計管理の家庭は多いのではないでしょうか。 妻からもらうお小遣いだけで旦那さんはやりくり 妻の給与を管理+自分の給与も管理 私の友人でもよく見るパターンです。もちろん、夫と妻が逆のパタ…

暴落が来るという情報に乗せられて利益を得られなかった話

暴落も暴騰もほとんどないのが普通の相場 投資慣れしている人は情報ともうまく付き合うことができますね。自分の判断が揺らぐことはありません。もしくは、信頼できる投資に詳しい人と関係を築いています。迷った時には聞けばよい、そういう環境は安心感を生…

誰でもできる、買った時から始める不動産売却の適切な準備

買った不動産は売却価格と家賃を知っておくことが大事 不動産は流動性がペーパーアセットほど無く、売買の時間もかかります。そのため、売買にあたっては事前の準備が大事になります。 購入した資産はどこかのタイミングで売却して見直す時期が来ます。株式…

50歳でFIREした後のマイクロ法人をどう考えるか

50歳でFIREという現実的な目標をどう考えるか 50歳でFIREを目指すという人は少なくありません。実は私も早期退職制度を利用しての50歳での退職を考えていました。結局、人生二度なしの思いを断ちがたく、40代前半でFIREをしましたね。 いずれにして…

デリバティブの基礎基本【先物/先渡し、オプションとは】

デリバティブの基礎知識 先物/先渡し、オプション デリバティブには大きく分けて以下の3種類があります。 1.先物/先渡し2.オプション3.スワップ 今回の記事のテーマは2番のオプションです。その特徴を理解するために、まずは1番に簡単に触れます。 デ…

仮想通貨でFIREをするメリットデメリット

仮想通貨でFIREをするメリットデメリット 仮想通貨で大きく資産を伸ばした人が少なくありません。とはいえ、保有している人は総人口でいうと500万人程度、人口比で5%に満たない数ということですね。初期から持っていた人はまさに現代の金鉱脈を掘り当てたと…

変動金利の不動産投資ローンが上昇中!?理由と対策について解説

変動金利の不動産投資ローンが上昇中!?理由と対策について解説 金融市場を観察していると、変動金利の動向に目が行きますね。最近、あちこちで変動金利の話題が取り沙汰されています。今回は背景とその対策に関して確認していきます。 変動金利、実は微妙…

FIREは資産と収入のバランスで成り立つ【勤続年数が長いと有利に】

勤続年数が長いとFIREも一般的には有利になる 勤続年数が長くなると、一般的にはお給料も増えてきますね。しかし、一方では責任が重くなったり、体力と気力が低下したり、といった変化も実感されることでしょう。仕事を続けるか、それともFIREするか。永遠の…