たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

投資のヒント-投資信託

外国源泉徴収課税、ETFと投資信託はどのように課税されているのか

外国源泉徴収課税、投資信託とETFにおける課税分について 税金は複雑で、いろいろな解釈を生みますね。今回は、米国株や米国株ETFの配当金・分配金に関するお話です。 一般的に私たちが個人で米国株ETFを買うとこのような課税がされます。100ドルの分配金…

3分で分かる、つみたてNISAのすべて

つみたてNISAとは?改めて基礎からおさらいしてみます。 つみたてNISAの投資対象商品はどのようなものがあるのか インデックス投資信託の場合 アクティブ投資信託の場合 たぱぞうおススメのつみたてNISA対応投資信託と、その比較 つみたてNISAで投資のコアに…

投資信託の乗り換えのやり方と考え方

投資信託の乗り換えをしたくなる時期ではある コロナショックは実体経済に大きなダメージを与えています。しかし、株式市場はここまでよく上げてきました。明らかにリーマンショック以前と以後では相場が異なり、個人投資家もマインドセットを変えて相場に臨…

毎日積み立て投資はあまりおススメできません

毎日積み立て投資か毎月積み立て投資か ドルコスト平均法は分かりやすく言うと、定額定期投資法ということになります。決められたタイミングで、定額を投資していくという方法です。これは上昇の見込める指数への投資に適しています。 多くの人は月ごとに定…

株価暴落時における投資信託の買い増し戦略

株価暴落時における投資信託の買い増し戦略 投資信託のメリットは、日常の値動きに惑わされずに淡々と買い付けができることです。場中の動きがないため、板を読むとか、チャートを読むとか、そういったことから距離を置くことができます。 株価が暴落してい…

大和投信の投資信託はハイテクとレバレッジ系に特色アリ

大和投信の投資信託はハイテクとレバレッジ系に強く、面白い 米国株投資というというと、何が思い浮かぶでしょうか。 S&P500 Nasdaq100 NYダウ この3指数が著名で、世界のETF運用ランキングなどをみても、それはうなずけるところですね…

証券マンの言うことを聞いて退職金が500万円溶けた話

証券マンはプロフェッショナルだが 証券マンの言うことを聞いて500万円損した 今後、どのように投資をしていくか 高成長インド・中型株式ファンド PIMCO世界インカムファンド 米国利回り社債投信Bコース ロイズバンクピーエルシー新興国通貨建て債券 ア…

投資信託の売却の順序と考え方

良い投資をしていると利益が積みあがってくる 売却する投資信託の決め方は? 投資信託の売却の基本的な考え方 良い投資をしていると利益が積みあがってくる 長期投資だと売買をほとんどしません。買ってそのまま、それこそ数年、数十年持ち続けることになり…

楽天証券でSBI・バンガード・S&P500ファンドを買いたい話

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドは最強ファンド? SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドがリリースされました。0.1%を切る最安の信託報酬、S&P500という王道インデックスをベンチマークする、ということで早くも大きな反響があり…

グローバル3倍3分法ファンドをどう考えるか

グローバル3倍3分法とは何か 日興アセットマネジメントから、「グローバル3倍3分法ファンド」が発売され、好評です。3倍3分法ファンドでは、株式と債券、不動産の3つの資産に分散投資していくものです。先物を使うことで、レバレッジを効かせるので「3倍…

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドについて

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド誕生 S&P500インデックスの構成銘柄一覧 S&P500インデックスの設定来パフォーマンス SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドの概要 SBIバンガードという共同ブランドの持つ意味 激化する海外投資信託…

おすすめの米国株インデックス投資から浮かび上がる課題

おすすめの米国株インデックス投資は以前と変わらず ガラリと変わった米国株式市場の空気 長期上昇の続く米国株式指数 為替リスクの変動を受ける円建ての米国株投資信託 海外インデックス投資とはこういうもの おすすめの米国株インデックス投資は以前と変わ…

つみたてNISAで新興国投信を積み立てるのは微妙

つみたてNISAで新興国投信を積み立てるのは微妙 つみたてNISAは少額ながらも20年間積み立てられるのが魅力です。米国株投信を積み立てるか、あるいは国際分散のきく投資信託を積み立てるのが王道なわけです。これは好みということになります。 それぞれ、テ…

日本株投資信託のおすすめとリターンランキング

日本株投資信託の苦境と投資戦略 日本株投資信託はパフォーマンスが低く、この30年の日本の大型株指数は好調な各国市場をよそに寂しい限りです。普通はポートフォリオにマザーカントリーの株式指数を組み込みます。そのため、株式指数を買う私たち日本人の資…

毎月分配型ファンド、米国ハイ・イールド債券ファンド(新興国通貨コース)はどうなのか。

久しく話題にならなくなった毎月分配ファンドだが・・・ 父が毎月分配型ファンド、米国ハイ・イールド債券ファンド(新興国通貨コース)を… 毎月分配型ファンドで良いものは無いです。 設定来の基準価額の推移 純資産総額の推移 分配金再投資のリターン 投資…

インデックス投資の優位性について考える

インデックス投資は株式投資を一気に身近なものにした インデックス投資というのは、S&P500やTOPIXなどの株式指数に連動するように作られた投資方法です。この15年ぐらいで一気に広まった感がありますが、それまでは知る人ぞ知る、わりとマイナーな投資方…

iFreeS&P500とeMAXIS slim米国株式の比較と現状をさらっと解説します

iFreeS&P500とemaxis slimS&P500を簡単に比較してみます。 かつては低い信託報酬でS&P500に投資をすることは限られていました。投資信託では特にそうでしたね。ETFではSPYの東証版があり、1557は一定の人気がありますね。 その後、金融庁のつみたてNISA説明…

期待リターンをどの程度見積もっていくのかという永遠の課題

期待リターンをどの程度見積もっていくのか 投資をされている皆さん、特に積み立て投資をされている皆さんは期待リターンを意識されていると思います。個別株投資家はイメージしていないかもしれませんね。それに対して、積み立て投資をしている人たちはある…

ひふみ投信・ニッポン中小型株ファンド・ジェイリバイブという3大アクティブ投資信託

ひふみ投信・ニッポン中小型株ファンド・ジェイリバイブというアクティブ投資信託 ひふみ投信・日本中小型株ファンド・ジェイリバイブというアクティブ投資信託は株価が好調な時には特に注目を集め、リターンも驚異的でした。 ひふみ投信は藤野英人氏、ニッ…

よりよい金融商品を消費者が選び続けることが大事

金融商品は販売会社がしっかりしているから良いわけではない 少し前に毎月分配金型の投資信託が叩かれ、話題になりましたね。積立をしたお金から分配金を吐き出す。それは見せかけの利回りで、資産運用に適したものではない。という批判ですね。 手数料ばか…

つみたてNISAは楽天証券で決まりです

つみたてNISAとiDeCoの王道の買い方 つみたてNISAが始まって1年になります。初年度は調整相場でした。そのため、10%前後のマイナスになった人が多かったのではないでしょうか。しかし、これはプラス思考で考えたほうが良いですね。 初年度にマイナス10…

つみたてNISAの2018年年間評価をしてみる

つみたてNISAの2018年年間評価をしてみる 2018年はつみたてNISA元年となりました。2017年とはうって変わって厳しい相場となりましたが、1年評価をしてみたいと思います。かるーい気持ちで読んでいただければと思います。 つみたてNISAの1年評価 新興国ファ…

新しい投資信託への乗り換えを検討する

新しい投資信託への乗り換えを検討する 質が良く、新しい投資信託が次から次へと出てきています。このような質の良い新発投資信託ラッシュは過去においてもあまり見られず、乗り換えようか迷う人が出てきていますね。 典型的な例としてはS&P500連動投資信託…

雪だるまインデックスファンドとはどのような投資信託か

雪だるまインデックスファンドシリーズ 昨日2018年9月5日より、SBIアセットマネジメントによるEXE-iつみたてシリーズは、雪だるまインデックスファンドに名称変更になりました。インデックスファンドという名称をはっきりさせ、ファンドの商品性をより明…

投資信託はネット証券で買うのが安心?

投資信託はネット証券で買うのが最適解なのか 先日、「投資信託の販売会社における比較可能な共通KPI」が公開されました。ネット証券4社で投資信託を買った顧客の損益状態を示したものです。6月下旬に国内主要20銀行の顧客の共通KPIによる損益が出たばか…

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスはハイテク株投資の最適解になるか

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスとは 大和投信さんの商品にiFreeNEXT NASDAQ100インデックスというものがあります。 iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、Nasdaq100への連動ETFであるQQQを投資信託で包んだものということになります。スキームとしては、全…

楽天投信投資顧問さんへ楽天バンガード投信について取材してきました!

楽天投信投資顧問さんに取材してきました! 先日、楽天証券さんからブロガーとして取材をしていただきまして、そのときにこちらからは楽天投信投資顧問さんに取材をさせていただきました。日本語的に複雑で、なにやらかにやらですが、楽しい時間でしたのでこ…

フィディリティの信託報酬ゼロファンド【FZROX】と【FZILX】

フィディリティのゼロ信託報酬ファンド【FZROX】と【FZILX】 米国のフィディリティからゼロコストファンドがリリースされました。2018年8月上旬にリリースされたのですが、値動きも順調な様子ですのでここで記事にしてみます。ゼロコスト、つまり経費率…

iDeCoで選びたい投資信託とネット証券

iDeCoとつみたてNISAの投資信託の違い つみたてNISAはネット証券だと殆ど同じ商品がどこでも買えます。これは、そもそも対象の指数が金融庁に決められており、それに沿った商品を購入するということになるからです。 それに対してiDeCoは厚労省所管の非課税…

グローバル・ソブリン・オープンという最盛期運用額5兆円超え投資信託

グローバルソブリンオープンという懐かしの投資信託 2000年代はある意味では株式冬の時代と言ってよく、多くの個別株はもちろん投資信託も冴えない展開が続きました。ノムラ日本戦略ファンドに引き続いて懐古的なファンドをご紹介します。 今でこそ株式…