たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

サラリーマンがFIREするのに必要な発想

サラリーマンがFIREするのに必要な発想 私は人生を3つのフェーズに分けています。 インプット期 サラリーマン期 フリーダム期 第1フェーズでは主に学生として、自分の価値を高めます。資格を取ったり、人と関わったりという時期ですね。広い意味では学歴と…

米国株集中投資とリスク分散をどう考えるか

米国株集中投資と分散投資 株式に関しては米国集中投資が良いです。理由があります。 成長性 法整備 この2つです。成長性というのは、国自体の成長と、企業の成長を意味します。 法整備というのは、収益の上がらない企業の退場システム、活発な自社株買いを…

米国株投資で月々10万円の不労所得を目指す~40代からの初心者投資術~

年々、やりやすくなる米国株投資 米国株投資というと、10年前はごく一部の投資好きの人が取り組む投資という雰囲気でした。一番の理由は特定口座対応をしていない証券会社が多かったからですね。そのため、投資家たちは手計算で配当金の計算をしたり、売買の…

長期投資と短期投資はどちらが資産形成に向いているのか

長期投資と短期投資、資産形成に向くのはどちら? 長期投資と短期投資があります。 ほんの10年ぐらい前までは5年前後でも長期と考えられていた節がありますが、昨今では長期投資というと10年以上を指すでしょうか。いずれにしても、ゆらぎのある特に決まりの…

投資と事業、自らのリソースをどちらに振り向けるべきか

投資と事業、自らのリソースをどちらに振り向けるべきか もともとお勤めで、独立して事業拡大をしている方は少なくないですね。だいたいにして、ある程度の資産や売り上げを作って独立を迷う時点で、何らかの能力を身に着けている方が多いのです。 独立して…

【2866】東証版PFFD、グローバルX 米国優先証券ETFの分配金利回り

【2866】東証版PFFDの仕組みと特徴 2022年9月に米国の優先株に投資するETF、ティッカー【PFFD】の東証版が上場しました。「グローバルX 米国優先証券 ETF」、銘柄コードは【2866】です。 ここでいう優先証券は、株主の議決権をなくし、債務や配当に対する優…

20代の投資は副収入づくりの第一歩

20代の投資は副収入づくりの第一歩 20代、働いていれば10代から投資をしたほうが良いというのが私の考えです。理由は知識と経験が集積されるからです。また、漠然とお金を浪費してしまうことも少なくなるでしょう。目標ができるからです。 人それぞれ…

リスクとリターンとは。シンプルに解説しました。

リスクリターンとは何か 投資をしているとよく「リスクとリターン」を耳にすると思います。これは単純にこのように言い換えることができます。 リスク=ばらつき リターン=利回り シンプルですね。では、もう少し説明を加えてみましょう。 リスクとは何か …

長期投資に適した投資信託を選ぶにはどうしたらよいか

長期投資をするならば、投資信託を選ぶ視点を固めておこう 投資を始めるときに、何か柱になるものを決めておくと良いです。ネットなどから情報を得て、良いと思ったものに飛びつき続ける。そうすると、たちまちごちゃごちゃしたポートフォリオになります。 …

積み立て投資を続けるとどれだけ資産形成できるのか

積み立て投資を続ける環境が整いつつある 私はおよそ20年投資をしています。このおよそ20年を振り返っても、これだけ投資環境が整い、誰でも投資ができるようになったのはごく最近です。この4,5年と言っても良いでしょう。 理由がいくつかあります。 …

コーヒー消費量の世界ランキング【2023】

コーヒー消費量の世界ランキング【2023】 休憩時のみならず、仕事中でもコーヒーを飲みながらという方は少なくないでしょう。当ブログも今日は一服、一人当たりの世界コーヒー消費量ランキングをまとめてみました。 パッとイメージが浮かぶのはアメリカでし…

【DGRW】米国株クオリティ配当成長ファンドは毎月分配が魅力の米国ETF

【DGRW】は毎月分配が魅力、異色の米国大型株ETF ETFや投資信託は、分配金などのインカムを追求すると値上がり益、キャピタルゲインが弱くなる傾向にあります。利益を分配金で出してしまうからですね。 分配金再投資をしない、そういった場合はインカムを求…

投資信託の償還リスクを避けるために、どのような商品を選ぶべきか

投資信託には償還リスクというものがある まだまだ生活に投資が根付いているとは言い難い、日本の投資環境です。しかし、そんな中にあって、投資信託は実は3000本を超える数が運用されています。そのほとんどは募集時や話題となるネタと結びついたときに、パ…

株式投資家から見た築古戸建て投資の課題と今後

株式投資家から見た築古戸建て投資の課題と今後 築古戸建て投資は流行っていますが、それゆえに属人性の求められる難しい投資になっていますね。つまり、DIYスキルやデザインセンスなど、付加価値の付けられる人向けの投資になっているということです。 また…

コアサテライト投資を踏まえた分散投資の悩み

インデックスを活用したコアサテライト投資、迷いと悩み インデックス投資は基本的にはあまりやることがありませんね。特に積み立てを自動設定しているような場合はそうです。 しかし、資産額が増えてきたり、高値更新が続いたりすると迷いが出てきますね。…

資産運用の出口戦略はどのように立てるのか

資産運用の主役である株・債券・不動産・金 資産運用とは、簡単に言うとお金を投資して増やすことです。かつては郵貯や銀行に預けておくだけで高利で運用をしてくれました。ただ、その分インフレでお金が増えるだけでなく物価も上昇していました。 また、住…

TOPIXバリュー指数急上昇とPBR1倍割れ継続の企業

東証TOPIXバリュー株指数急上昇の背景 東証TOPIXバリュー指数(以下:TOPIXバリュー指数)が、2023年に入ってから急上昇しています。 東証TOPIXバリュー指数 出典:JPX website バリューとグロースという言葉はなじみがある方が多いと思います。明確な定義は…

GX S&P500配当貴族【2236】は配当にフォーカスした東証上場ETF

GX S&P500配当貴族【2236】のシンプル銘柄分析 以前、当ブログにおいて「Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)」という投資信託を紹介しました。 この投資信託がベースとしている株価指数が「S&P500 配当貴族指数」です。2023年1月に「S&P500 配…

富裕層クラスの資産を築くために必要な投資は何か

富裕層クラスの資産を築くために必要な投資は何か 富裕層という言葉をよく聞きますね。どの程度の資産、あるいはインカムから富裕層という定義になるのでしょうか。 野村総研さんの資料によると1億円の純金融資産が目安になります。この場合以下のような人…

仕組債投資で高利回り、高インカムを得ることは可能か

仕組債投資とはどのような仕組みでできているのか 仕組債投資というものがありますね。 「仕組債」とは一般的な債券とは異なり、付加価値的な仕組みをつくり、債券化したものです。 例えば、特定の株価や、指数、金利、為替などに連動する仕組債があります。…

投資と時間軸の関係を意識すると、目的がはっきりする

投資と時間軸の関係を意識する 投資と時間軸の関係は切っても切れません。世の中には様々な投資方法があります。一般的には、短期の時間軸のほうが難しく、長期の時間軸のほうが容易いということになります。 ただし、この時間軸ですが、どの程度を短期とす…

レバレッジをかけつつ、安心安全に資産を増やすということ

レバレッジをかける投資をどのように考えるか レバレッジをかけると、投資は加速度的に効率化するのは事実です。今はやりませんが、かつては私も株式で信用を活用しました。昨今ではETFや投信で、指数×2倍、3倍というものがありますね。 レバレッジは少な…

インデックス投資は誰もができる資産形成の代表格

インデックス投資は誰もができる資産形成の代表格 インデックス投資は再現性が高く、誰でも取り組めますね。王道は全世界株、全世界債券などへの分散投資となります。しかし、私は米国株をコアにすることをお勧めしてきましたね。 私自身はハードアセットへ…

早期退職、その後の資産運用生活をどのように考えるか

早期退職のその後の資産運用生活 定年まで勤める方もいられれば、早期に退職される方もいられますね。40代、50代の退職は少なくありません。20代、30代のころは体力で仕事のきつさを乗り切ってきた人も、徐々に疲れを感じたり、やりがいを感じられな…

資産を大きくすると同時に多様性を追求するということ

資産を大きくするということは、より安全に資産運用ができるということ 5年前と比べると、明らかにフェーズが変わりました。ハードアセット、ペーパーアセット、両面においてですね。 ハードアセットで言うとお付き合いできる銀行が増え、より保守的に資産…

私たちは投資信託をどのように買い、どのように老後売っていくのか

投資信託の出口戦略、買い方と売り方 投資信託は円建てです。そのため、外国株式に投資をしていても、円でリターンを得るということになります。つみたてNISAの始まった年から商品数も増え、投資信託の選択肢も増えました。 米国における投資の王道であるS&P…

バリュー株とグロース株、どちらを投資のコアに据えるべきか

バリュー株とグロース株、トレンドの変化と投資の考えかた バリュー株とグロース株があります。言うまでもなく、前者は割安株、後者は成長株です。 売り上げ成長が鈍化しているものは、株価に成長が織り込まれない分、バリュー株となりやすいです。 売り上げ…