たぱぞうの米国株投資

米国株投資で人生の選択肢を増やすという提案です。某投資顧問のアドバイザーをしています。

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S&P500ETFは世界最大のETF。SPY・IVV・VOOを比べてみる

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S&P500ETFのVOO、IVV、SPY、それぞれの違いとは?

 S&P500ETFのVOO、IVV、SPYの紹介をします。 いずれもブラックロック、バンガード、ステートストリートのトップ級の規模を誇る大人気ETFです。

 

 SPY・IVV・VOOはいずれもスタンダード&プアーズ社のS&P500指数に連動するETFです。それぞれ運用会社が違います。

 

 S&P500指数とはアメリカを代表する大型株500銘柄を集めた指数です。最も代表的な株式指数のうちの1つです。そのため、各社からS&P500指数連動のETFを出しているということです。

 

 日本の証券会社で買えるのは、ステートストリートの最も流動性の高いSPY、ブラックロックiシェアーズシリーズのIVV,そしてバンガードのVOOです。ちなみに値動きはこの3つはほとんど変わりません。信託報酬と配当利率が少し違います。

  信託報酬 配当利率
SPY 0.09% 2.57%
IVV 0.04% 2.80%
VOO 0.04% 2.11%


 歴史の長さと流動性の安定感を取るならばSPY。

 配当で見るならば今のところIVV。

 信託報酬でみるならばIVVかVOO。

 

 ということになります。IVVは以前は0.07%だったのですが、とうとうバンガードVOOと同水準の信託報酬になりました。ブラックロックの意地ですね。

 

 ちなみに、ETF運用会社の規模はブラックロック、バンガード、ステートストリートの3社が世界の3強です。ETF業界はこの3社で実に世界の運用総額の7割を超える、寡占的業界です。

 

 日本の野村、フランスのソシエテジェネラル、ドイツのドイツAWMがトップ10に食い込んでいますが、その差は大きいです。

SPYは20兆を超える資産額

 SPYは設定日が1993年と古いです。そのため、個人投資家のみならず機関投資家も含めて幅広く利用されています。純資産額はおよそ20兆円にも及び、名実ともに世界一の規模のETFとなっています。流動性の高さはいうまでもありません。逆に、このETFよりも流動性の高いETFはありません。

 

 東京証券取引所でも円で購入できます。1557がそれです。しかしこれは為替の影響を受けます。私は投資資金はドルで行ったほうが選択の幅が増えると考える人ですので、1557を買うことは考えていません。

IVVは8兆円を超える資産額

 IVVは、設定日が2000年です。これも古いのですが、SPYにはかないません。とはいえ、純資産額はおよそ8兆円ですから、流動性は高いです。純資産額でいうと、SPYが圧倒的、後発のIVVが2位ということになっています。

 

 S&P500ETFであるIVVは、世界最大のETF運用管理会社であるブラックロックの旗艦商品です。

VOOは後発ながら追い上げ中

 VOOはバンガードという会社自体が比較的新しい会社なので最後発です。2010年が設定日です。SPYに遅れることおよそ20年、IVVに遅れること10年です。しかし、バンガードの低信託報酬政策が受け、およそ6兆円まで資産額を伸ばしてきています。SPYとはおよそ2倍違う信託報酬です。

 

 ステートストリート、ブラックロックの両社とも最も売れているETFがこのS&P500連動ETFです。バンガードはVTIのほうが売れています。VTIはおよそ7兆円の資産額です。総資産額の情報はこちらのサイトから。

www.americakabu.com

S&P500ETFの安定感はピカイチ

 ベースにしている指数が一緒なので、値動きはほとんど変わりません。私は個人的にはバンガード社のVOOの信託報酬の低さに一番惹かれます。ただ、ここにきてブラックロックも信託報酬を全ETF通して下げてきています。中でも最も人気のIVVが0.04%になったのはインパクトがあります。

 

 とはいえ、極端な信託報酬の違いはありません。億単位での運用ならば大きな違いになりますが、私のような普通の個人投資家にとってはどれを選んでも、まあ大差はないということになります。

 

 S&P500ETFは個人投資家のみならず、機関投資家も運用に活用しています。その実績と信頼はSPYがETFで世界で1番の資産額である20兆円にも及ぶ額を集めていることからもわかるようにダントツです。

 

 VOOなどのS&P500ETFはいつの時代もアメリカが覇権国である限り広く支持されるETFであることは間違いありません。

SPYのチャートと配当

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※画像はグーグルファイナンスから

1993年 取引値45ドル  分配金0.2132ドル

2016年 取引値213ドル 分配金1.08ドル

2017年 取引値238ドル 分配金1.03ドル

 

 VOOは後述しますが、設定来の歴史が浅いのでSPYも併記します。

 

 成長国の長期投資とはこういうことであるということに気づかせてくれるチャートです。ITバブル崩壊の2000年からの数年と、リーマンショック時の2008年では落ち込みが見られます。

 

 しかし、世界経済が好調だろうが不調だろうが株価は政策としてきっちり作ってきますね。アメリカという国、アメリカの企業文化がそうなっています。

 

 市場の上下動は資本主義にはつきものですが、うまく波に乗ろうと思わず、ドルコスト平均法で積み立てていけば、順調に資産形成できることをこのチャートは教えてくれます。

 

 私たち素人、誰でもできる資産運用とは、銘柄選択よりも投資先の国を吟味することのほうがはるかに重要です。理由は簡単でだれもができるからです。しかも、ETFにしてしまえば、種類に限りがありますから投資先の選択で迷うこともありません。 

 

 収入をしっかり確保し、余裕資金で低リスクのETFを買い、長期で運用するのが最も簡単な投資方法であると確信しています。

VOOのチャートと配当

f:id:tapazou:20160522095028p:plain

※画像はヤフーUSから

 

 以後、VOOを例にとります。

 

2010年9月 株価108ドル 配当0.558ドル

2015年9月 株価180ドル 配当0.953ドル

 

 リーマンショック後のギリシャショックのころと比べているので、株価の上がり方が際立っています。「押し目待ちに押し目無し」という言葉の通り、順調な上昇を続けています。大型株指数連動ETFでこのパフォーマンス、素晴らしいです。

 

 また、配当も順調に上げてきています。ETFの特性上連続増配ということにはなりませんが、それでもきれいな増配ぶりです。配当は2016年に入ってからは毎期1ドルを超えています。 

VOOの構成銘柄

f:id:tapazou:20160522110732p:plain

※バンガード社から

 

 VYMなどの配当系のETFとはいくぶん組み入れが違います。目につくのはアルファベット(google)、アマゾン、バークシャーハサウェイ(バフェット氏)です。これらの今をときめく株群は配当を出していません。

 

 それと、金融のウェルズファーゴやJPモルガンも配当系ETFではあまり見ないですね。

 

 セクターでは情報技術が20%を占めています。米国はどの分野でも世界で勝負できる多国籍企業があるのが強みです。シリコンバレーの企業群はアメリカのみならず世界の情報技術をリードしています。

 

 アメリカは世界中の富が集中する、儲けのシステムを知り尽くしている国といえます。

 

 VYMとVIGが比較的近い性質のETFだとするならば、VOO、SPY、IVVはVTIに近い性質です。必ずしも配当は高くありませんが、アメリカを代表するようなイノベーティブな今を時めく銘柄を買える、そんな大型ETFです。

 

 米国市場は指数が多く、他にもダウ30種を始め、S&P100、ラッセル1000、ラッセル2000などがあります。それぞれ関連ETFがあります。

 

関連記事です。ダウ30種ETFのDIAです。

www.americakabu.com

ラッセル2000連動ETFの紹介です。

www.americakabu.com

  様々な指数連動商品があり、さらに運用会社も選べるのが米国ETFの魅力をさらに高めていると言って良いでしょう。その中でも最有力であり、多くの個人投資家、機関投資家の支持を受けているのがS&P500連動ETFであるSPY・IVV・VOOということになります。今後もS&P500連動ETFの信託報酬値下げ競争から目が離せません。