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たぱぞうの米国株投資

米国株投資で人生の選択肢を増やすという提案です。某投資顧問のアドバイザーをしています。

Tapa's U.S. Stocks Investment

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ロッキード・マーチン(LMT)は世界最大の軍事企業

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ロッキード・マーチン(LMT)、軍事部門売り上げが8割という特殊性

 

 軍事部門の売上ランキングならば年にもよりますが世界で1位、2位の地位にあり続けています。特に21世紀に入ってからは盤石の態勢になっています。

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※ロッキード・マーチンのページから。

 

 他の軍事企業であるボーイングやユナイテッドテクノロジーなどが少なからず民間向けの売り上げを持つのに対し、ロッキードマーチンは8割が軍事向け、政府向けとなっており、その特殊性が際立ちます。

 

 ステルス性の高いF-35ライトニング2やF-22ラプターといった最先端の戦闘機をボーイングと共同開発したり、THAADミサイルを設計、製造しています。

 

 THAADミサイルはかねてより朝鮮半島有事にそなえて韓国への配備を目指していましたが、中国がそれを嫌っていました。しかし、2016年に入り韓国国防省から在韓米軍に配備されることが発表されました。

 

 韓国は中国と米国の板挟みになっており、経済的にもどちらかに依存せざるを得ないため難しい外交政策が要求されています。

 

 さて、そのTHAADミサイルはパトリオットPAC-3が成層圏内での迎撃を想定しているのに対し、成層圏外での迎撃を前提としており、地上への影響も最小限で食い止められるとされています。

 

  真偽はともかくとして、全世界が束になってかかってもアメリカの軍事力には勝てないと言われます。それは膨大な軍事費と、世界に類を見ないロッキードマーチンのようなハイテク軍事企業の存在があるからです。

 

 

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SIPRI Arms Industry Database | SIPRI

  ストックホルム国際平和研究所の軍事産業ランキングです。

 

 

 Arms salesは軍事部門の売上です。ロッキードマーチンが1位です。2位のボーイングは売上は大きいものの、軍事部門はそのうち3割です。これは、ボーイングが民間機も作っているからです。ロッキードもかつて民間機を作っていましたが、今は撤退しています。

 

 田中角栄氏が政権を追われるきっかけとなったロッキード事件はロッキードのトライスター、民間機の売り込みで起きた事件です。日本に限らず、世界的に営業をかけていました。

 

 ちなみに3位のBAEシステムズはイギリスの軍事企業で、2008年にはランキング1位でした。戦車や潜水艦に強みを持ちます。

 

 こうしてランキングを俯瞰してみると、イタリアを除いて第二次世界大戦における連合国、戦勝国側に企業群は集中していることがわかります。なお、中国は売上不明なためランキングには入っていません。

 

ロッキード・マーチン(LMT)の配当とチャートf:id:tapazou:20160908072956p:plain

2006年11月 株価 88ドル 配当0.35ドル

2016年8月  株価254ドル 配当1.65ドル

 

 株価は3倍になっています。特に目を引くのが2013年からの上昇です。配当も5倍近くに成長しています。

 

 

 同業種のレイセオンやボーイングが軒並み売り上げを減らす中、ロッキードマーチンは過去3年売上成長率は2%近く、利益成長率はおよそ8%もそれぞれ伸ばしています。同社の独占的な強みを象徴する近年の成長です。

 

 軍事企業は開発もさることながら、その後のメンテナンスも大きな収益になっています。

ロッキード・マーチン(LMT)の基礎データ

ティッカー:LMT
本社:メリーランド州ベセスダ
来期予想PER:17倍
PBR:24倍
ROE:111%
ROA:8.3%
EPS:12ドル
配当:6.6ドル
上場:ニューヨーク証券取引所(NYSE)

 

 これだけ株価が上がってもPERは17倍です。実態に伴った株価成長であることがわかります。軍事企業は国策と密接に関係しており、他のボーイングやレイセオンなどの軍事企業と同じくつぶせない企業です。

 

 特にロッキードは製品の独自性が強く、先鋭的であるため、今後も業界のリーディングカンパニーであり続けることでしょう。