たぱぞうの米国株投資

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ホーム・デポ【HD】は世界最大の住宅リフォーム用品小売企業

ホーム・デポ【HD】は最強のDIY小売企業

  DIY(Do It Yourself)とは専門でない普通の家庭人が家まわりや庭などを修繕したり作ったりすることです。アメリカはDIYが非常に盛んです。 ホーム・デポ(HD)はそのDIY小売りの最大手です。

 

 DIY好きのアメリカ人気質というのもあるでしょうが、そもそも戸建てが多く、一軒当たりの面積も広いことも関係しています。日本の東京のように一極集中ではないので、住環境が日本とは違います。

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※ホームデポのページから

 

 ホーム・デポは1978年に設立されました。アトランタに第一号店を出店し、10年で先行企業のロウズを抜き去ります。その後、長らく業界1位の地位にあります。ちなみに業界2位はロウズ【LOW】、3位はメナーズです。

 

 今ではアメリカ、カナダ、メキシコ、中国に2000を超える大規模小売店舗を持ちます。 

ホーム・デポ【HD】の配当とチャート

ホーム・デポ【HD】の株価とチャート

ホーム・デポ【HD】の株価とチャート

2006年 9月 株価36ドル  配当0.15ドル

2016年 8月 株価135ドル 配当0.69ドル

2018年 3月 株価175ドル 配当1.03ドル

2019年 4月 株価206ドル 配当1.36ドル

 

 株価は6倍近く、配当は10倍近くになっています。非常に順調な成長をしています。同じく大規模店舗型小売のウォルマートなどと違い、DIY専門店なのでアマゾンとのがっぷり四つの競争ということにはなっていません。

 

 例えば洗剤などは買う商品が決まっていることが多いです。そのため、ネットで決まった商品を定期的に買うことができます。

 

 しかし、ホーム・デポ【HD】の扱っている商品は木材であったり、ブロックであったり、スコップであったり・・・ちょっと特殊で専門性が高いものです。実際に手に取って納得して買いたいものを扱っていると言えます。

 

 この頃は新規出店を抑えており、オンライン販売に力を入れています。出店攻勢以外に業績の拡大ができるとより強いですね。

ホーム・デポ【HD】の基礎データ

 それでは続いてホーム・デポ【HD】の基礎データを見てみましょう。

ティッカー:HD
本社:ジョージア州
上場:ニューヨーク証券取引所(NYSE)

ホーム・デポ【HD】の配当と配当性向

ホームデポ【HD】の配当と配当性向

ホームデポ【HD】の配当と配当性向

 配当性向は横ばいですが、配当は伸び続けるという理想の傾向を示しています。この10年で配当はおよそ9倍になっています。リーマンショックの影響も見られず、配当利回りは高くありませんが、安定配当銘柄の1つと言ってよいでしょう。

ホーム・デポ【HD】のBPSとEPS

ホームデポ【HD】のEPSとBPS

ホームデポ【HD】のEPSとBPS

 米国企業はBPSよりもEPSを重視する傾向にありますが、お見事な逆転ぶりですね。ちょっと日本企業ではあまり見られない形になっています。EPSはこの10年でおよそ5倍半、店舗型の小売りとしてはトップレベルの躍進です。元の規模を考えると驚異的と言えます。

 ホーム・デポ【HD】の売り上げと利益

ホームデポ【HD】の売り上げと利益

ホームデポ【HD】の売り上げと利益

 見事な右肩上がりを示しています。営業利益率は頭打ち傾向ですが、店舗型小売りという決して目新しくない、いわば枯れた産業でこれだけの営業利益率というのはなかなか無いですね。

 

 それに伴い、営業利益、純利益のいずれも右肩上がりになっています。背景としては、企業努力もさることながら米国の住宅市場が好調なことがあります。人口増加国における住宅産業は成長産業であり、景気が落ち込まない限りは今後も好調な決算が予想されます。

 ホーム・デポ【HD】のキャッシュフロー

ホームデポ【HD】のキャッシュフロー

ホームデポ【HD】のキャッシュフロー

 米国景気の回復と歩みを同一にした成長基調です。年々増大する営業CFのわりに投資CFは抑えられており、フリーCFは年々増加中です。投資先としては非常に妙味がありますが、株価もそれなりに上昇を見せています。

ホーム・デポ【HD】の株数とROE

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 自社株買いに熱心で、この10年でおよそ70%まで減少しました。これがEPS増加に一役買っています。また、ROEは急伸しており、目を引く推移になっています。

 

 過去3年の売上成長率は5%です。目を引くのが営業利益成長率で、12%もあります。小売最強と思われたウォルマートがアマゾンと徐々に競争分野が重複しはじめ、成長率に陰りが見える中、ホーム・デポは扱う分野の専門性の高さが幸いしています。ただし、ロウズ【LOW】などとの同業他社との競争はやや激化傾向にはあります。

 

 配当余地も十分です。PERは小売りにしては高めですが、これまでの成長とこれからの期待を込めての数値ということでしょう。押し目らしい押し目が無く上昇をしつづけています。

 

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