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たぱぞうの米国株投資

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ゼネラル・エレクトリック(GE)、アメリカを代表するインフラ企業、配当3%

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ゼネラル・エレクトリック(GE)はエジソン以来の資本財代表銘柄

 

 GEはアメリカの発明王トーマス・エジソンによって1878年に設立されました。当初の社名はジョセフ・スワン氏が開発し、エジソンが改良・事業化した白熱電球の製造販売が中心だったことから「エジソン・エレクトリック・ライトカンパニー」でした。

 

 その後、発明家であるエジソンは事業上いくつかの失敗を重ねます。ウエスチングハウス社との電力戦争で敗れたり、発電所への発電機納入で採用されなかったりといった出来事です。当初は大きな理解者であった出資銀行であるJP・モルガンから経営者として見切られ、会社はエジソンの影響下から離れます。このときに、社名からエジソンの名前がとられることになります。

 

 しかし、電気を使った発明品はゼネラル・エレクトリック社からいくつも出ます。例えば電熱トースターや冷蔵庫です。こういった家電部門は白熱電球以来の祖業と言って良く、ブランドイメージを確立させました。

 

 同時に発電所向けの大型発電機製造や航空機や鉄道のエンジン製造などの重電分野でも業界をリードする存在になります。米国初のジェットエンジンを開発したのもGEです。医療分野でも大きな強みを持ち、現在ではCTや高解像度MRIも製造しています。

 

 NYダウ平均算出を始めた1896年以来、ずっと採用され続けている唯一無二の製造業の名門企業です。

 

 有名な経営者としてはジャック・ウェルチ氏がいます。氏は1981年から2001年までCEOを務めます。その時に多岐にわたったGEの事業分野にメスを入れ、その産業分野で1位か2位であることを存続の条件にし、勝てる事業分野だけを残しました。20世紀最高の経営者とも言われる人物です。

 

 この方針は今も引き継がれ、祖業以来ともいえる家電部門を2016年にハイアールに売却決定したり、後述する金融部門を2015年に売却決定したりしています。大きな会社で事業分野も多岐にわたりますが、経営判断とスピードは鈍化することなく改革し続けている名門企業と言えます。

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※画像は米国GE本社から

 

GEの配当とチャート

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※画像はグーグルファイナンスから

 

2006年9月 株価34ドル 配当0.25ドル

2016年6月 株価30ドル 配当0.23ドル

 

 リーマンショック時に株価7ドルまで落ちています。GEはGEキャピタルという金融部門を傘下に抱えていました。そのため、他の金融機関と同様に株価が急激に下がりました。かつてはGE主要4部門の1つと言われ、利益を多く出していました。

 

 もともとは自社製品を顧客にローンで提供し、幅広い層に買いやすくするために始まったGEの金融部門でした。しかし、およそ100年の時を経て事業は巨大化しており、レバレッジを効かせた商品を多く扱っていたことが傷を大きくしました。

 

 結局安定した自力解決が難しいことから、600億ドルの政府保証を受け、再建することになりました。日本円でおよそ6兆円です。本業回帰はこのときから意識されていたと言えるでしょう。2015年になり、金融部門売却を決定しています。

 

 ちなみに株式市場からはこの売却は歓迎され、株価は上昇しました。米国市場はスピンオフや不採算部門の売却と言った機動性に富む経営判断を好む傾向にあります。

 

 配当はリーマンショック後に四半期0.1ドルまで下がっています。その後じりじりと回復して今に至ります。このような苦境にあっても無配には簡単にならないところが、さすが米国株と言ったところでしょうか。

 

GEの基礎データ

ティッカー:GE
本社:アメリカ
来期予想PER:24.7倍
PBR:3倍
ROE:1.46%
ROA:0.29
EPS:1.26ドル
配当:0.92ドル
上場:ニューヨーク証券取引所(NYSE)

 アメリカ企業にしては低いROEが目につきます。また、配当性向も高めであり、継続した高配当が維持されるのか注目されるところです。

 

 世界最高のインフラ企業を目指すと言っているだけあって事業分野は多岐にわたり、資本財銘柄の代表格です。反面、経営効率という意味では課題を抱えており、20世紀初頭までトリプルAだった財務格付けも2009年にはAAになり、2015年にはそのAAもネガティブに見直し方向となっています。