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たぱぞうの米国株投資

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BNDバンガード米国トータル債券市場ETF、ディフェンシブ投資の王様

ETF ETF-債券ETF
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BNDは米国債券中心のガチガチ安全志向のETF

 

 BNDはバンガード社の債券ETFです。米国投資適格債券市場全体への投資をします。バークレイズ総合不動調整インデックスとの連動を目指しています。

 

 

 平たく言うと、安全ガチガチの債券に投資をするETF、ということです。ベータ値は-0.04です。株式ETFでベータ値がマイナスになるのはほとんど無いと言って良いでしょう。債券ETFなので値動きが少ないことがわかります。

 

 設定日は2007年です。そこそこの歴史を持つETFと言えます。信託報酬はバンガードならではの0.06%です。株式ETFのVTI0.05%、VYM0.09%と比較しても安いです。

 

 利回りはさほど高くはなく、いつも2.5%前後です。しかし、安定したインカムゲイン(分配金益)が得られる商品になっています。

 

 なお、マザーファンドは2016年現在約1500億ドル、約15兆円にもなる巨額ファンドです。本ETFは300億ドル、約3兆円です。

 

 元本がなるべく割れないように運用したいならうってつけの安定ETFです。

 

BNDのチャートと配当

 

f:id:tapazou:20160616223432p:plain

※画像はヤフーUSから

 

2007年 取引値 75ドル 配当0.13ドル

2016年 取引値 84ドル 配当0.17ドル

 

 配当は毎月配当です。この10年、配当成長はほとんどないです。たまに0.3ドル吐き出すときがありますが、配当成長を期待するETFではありません。

 

 それよりも特筆すべきなのは、リーマンショック時の落ち込みです。およそ5%程度しか落ち込んでいません。しかもすぐ回復しています。NYダウが高値から50%を超える落ち込みをし、直近高値まで回復に5年を要したのに比べるとディフェンシブな特徴が際立ちます。

 

 この底堅い値動きこそBNDの真骨頂と言って良いでしょう。

 

 ただし、生債券ではないので値動きによる投機性は当然ながらゼロではありません。しかしながら、株式はもちろん株式をもとに組成したETFと比べるとその安定性は際立ちます。

 

 BNDの構成

 

f:id:tapazou:20160616224715p:plain

 

 中長期の債券を中心に運用していることがわかります。また、その中身は米国政府と信用格付けの高い発行体(公益、政府モーゲージ担保証券)といったところが主体です。実質ほとんど政府系債券ということです。

 

 債券投資ならば信用できる国、例えばアメリカ国債や日本国債を生債券として直接買う手もあります。しかし、BNDの場合は生債券に比べて2つの利点があります。

 

  1. 分散投資ができる
  2. 現金化が手早く簡単

 

 BNDはおよそ8000銘柄の債券に投資をしています。分散投資ですから、リスクは軽減されています。生債券だとこれを手作業でしなくてはいけません。分散は限られます。まず8000銘柄も個人で分散するのは無理でしょう。

 

 低信託報酬に加えてこの分散投資ですから、安全性という意味においての魅力は非常にあります。

 

 さらに、NY株式市場でETFとして取引されていますから簡単に売却することができます。ドルが手元に欲しくなったその日に市場で売却できます。

 

 運用資金が大きくなったら、このようなガチガチの安全ETFでまったり運用するのは大いにありだと思います。また、運用資金が小さくても今後不況を予想するならば保守的に購入しておくのもありです。 

 

 元本が大きく割れるのが嫌だという人は、このBNDを入り口にして投資を始めてみるのも手かもしれません。

 

 株式投資だけでなく、投資の打つ手を広げてくれる債券ETFです。債券ETFは私はBNDではなくPFFを持っているのですが、安定性という意味ではPFFは心もとないところがあるので一部BNDへの切り替えを検討しています。