たぱぞうの米国株投資

米国株/不動産投資ブログ。某投資顧問のアドバイザ。メディア実績多数。当サイトには広告が含まれます。

米国株投資で資産分散

 働くことで大きな円ポジション 

 

 私は日本で働き、日本で給与を得ています。

 当然、円ベースでの資産形成となっています。

 

 

 円は世界でも最強通貨の1つです。○○ショックの時に円高になるのは、円への信認を表していると言って良いでしょう。

 また、この数十年はデフレ傾向にあり円で持っていても名目的には目減りすることはありませんでした。

 

 これからもらう給与、退職金を円ポジションとします。すると、これからもかなり円をもつことになります。

 私の場合、投資資金を全てドルにしても、円を上回ることはしばらくないでしょう。

 

 このことに気づいてから躊躇なくドル転し、ドルで運用をするようにしています。

 それが通貨の分散投資になるからです。

 

ドルはやはり世界最強の通貨

 

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 日本は今でこそ世界を代表する経済大国の1つですが、今後それが永遠に約束されているわけではありません。大量の国債、増えないGDP,それとは逆に増え続ける社会保障費を抱え、私たちは何ができるのでしょうか。

 

 円を大量に刷って円の価値を下げる希釈化が、ある種の徳政令になるという人もいます。そのようなストーリーもあるのかもしれません。

 

 アメリカドルはどの国でも通用する信認があります。国によっては自国通貨よりドル払いのほうが喜ばれる場合があります。それは世界の覇権国であり、世界の決済通貨だからです。

 

 自国通貨のポジションを十分に持ってるならば、自分が信じられる通貨(ドル、あるいはユーロ)ポジションを持つことは資産防衛につながると確信しています。