たぱぞうの米国株投資

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2016年11月の配当

2016年11月、トランプ大統領勝利、共和党勝利。そして円安。

 

 2016年も残すところあと1か月となりました。2016年11月、今月はトランプ氏が大統領選に勝つという大きなニュースがありました。

 事前予想ではヒラリー・クリントン氏が優勢だったのですが、ふたを開けてみたらトランプ氏が勝ちました。

 

 いくつかの気づきと再認識がありました。

  1. マスメディアの事前調査に限界があること
  2. 総得票ではクリントン氏が勝っており、選挙人制度が疑問視されたこと
  3. ブッシュ大統領以来の共和党出身の大統領であること
  4. 上院・下院とも共和党優勢になり、財政出動が期待されること
  5. 公職、軍属経験が無い初めての大統領であること
  6. 10%近くも円安に振れ、為替の予想の難しさが証明されたこと

 

 などです。

 

 1のマスメディアの世論調査が外れたことは6月のブレグジットに引き続いてのことです。すでに時代はマスメディアによる一部特定の人たちによる独占的表現活動から個人によるSNSなどの表現活動に分散、変化しており、影響力の低下を感じました。

 

 2は選挙制度、何をもって平等とするかというところですが、一票の格差というのはどこの国でも多少なりとも存在してしまうようですね。

 

 3、4は久々の共和党政権ということです。日本で言うと自民党政権に近いでしょうか。各地の商工会などにつながっているのは共和党であり、積極財政のイメージがあります。ただ、リーマンショックから時間が経っており、中国経済、ヨーロッパ経済も弱いことから景気を継続させるには手腕が必要になります。

 

 5はオバマ大統領が初めての黒人大統領でしたが、トランプ氏は初めての公職、軍属経験なしの大統領ということです。どこまでやれるのか、個性を発揮できるのかというところですが、これに関しては全く未知数です。

 

 6は、急速な円安です。ドル安を標榜していたトランプ氏が勝ち、ドル高になるという意外性ですね。やはり為替は難しい。

 

 円安の流れに伴い、ドル資産が多い私のポートフォリオは過去最高額をつけています。ただ、ドル建てで資産を考えることにしているので、あまり浮かれた気分はありません。

 

 為替の変動に惑わされず粛々と株式を買い続けることにします。なお、ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)とドミニオンリソーシズ(D)を100株ずつ買いました。今後配当で寄与してくれるでしょう。

 

 それにしても、市場そのものの暴落がなかなか来ないですね。

2016年11月の配当

 さて、本題の2016年11月の配当です。2016年で最も配当額の少ない月になりました。来月は配当額も回復しそうなので楽しみに待つことにしたいと思います。もう2016年もあと1か月なんですよね。

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※画像はP&Gの配当振込。

 

  税引前$ 税引前¥ 税引後$ 税引後¥
T $288.00 ¥29,891 $206.16 ¥21,239
VZ $231.00 ¥23,975 $165.37 ¥17,036
PFF $322.08 ¥33,161 $231.89 ¥24,237
PG $187.46 ¥20,037 $135.05 ¥14,685
合計 $1,028.54 ¥107,064 $738 ¥77,198

 

 税引後では久々に1000ドルを割る月になっています。これは、今年の2月と5月も同様です。 この月に配当を出す銘柄が比較的少ないからです。8月はNGGが高配当を出しましたが、NGGは半期配当です。そのため上記のような額に止まっています。

 

 それでも今年に入ってベライゾン(VZ)を2万ドルほど買ったのが効いています。税引前では1000ドルを超えてきました。

 

 来月はいよいよ最終月。配当を出す企業が多いのでまとめはちょっと面倒ですが、確定申告がありますのでやっておかなくてはいけない作業です。

 

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