たぱぞうの米国株投資

米国株投資で人生の選択肢を増やすという提案です。某投資顧問のアドバイザーをしています。

高配当株投資のメリットデメリット

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高配当株投資と成長株投資はどちらが良いのか

 「たぱぞうの米国株投資」では高配当投資を採用しており、成長株への投資はほとんどしていません。以前は高配当にこだわらず幅広く投資をしていました。

 

 ただ、私はEPS(一株利益)をわりと気にするので、あまりに低EPSな成長株、つまり高PERな株にはあまり手を出してきませんでした。

 

 時々、どちらが得か、損か、という議論になります。その議論は大変面白く、投資の幅を広げてくれるものです。様々な立場から、百家争鳴、そして自分のスタンスに合った投資をすればよいと思います。

 

 ただ、せっかくのお題ですので、たぱぞうなりに考えることをまとめておきたいと思います。

米国高配当投資のメリット

 まず、高配当投資のメリットです。

  1. 値動きの乏しいベータ値の低い株式が多い
  2. 配当という形で利益確定される
  3. 月々のキャッシュフローが読みやすい
  4. 下落相場で比較的強い

 こういった特徴があります。

 

1「値動きの乏しいベータ値の低い株式が多い」

 代表的なのが公益株でしょう。電気やガス、水道といった社会インフラに関わる株式群です。これらは安定配当ですが、値上がり益があまり見込めないことが多いです。劇的な業績の伸長というのが無いからです。

 

 業績に変化が乏しく、読みやすいので配当も安定的にしている銘柄が多いです。そういう意味では東京電力の原発事故、その後の無配転落は多くの配当生活者にインパクトを与えたことでしょう。

 

 公益株は比較的値動きに乏しい、つまり下落に強いということですが、東電の例は分散投資の大切さを教えてくれたように思います。下落には強いですが、大きな上昇もしないので人によってはデメリットに区分するかもしれませんね。

 

2「配当という形で利益確定される」

 私は配当は利益確定だと思っています。現金化されるからです。買った株式をほとんど売らない長期投資家の場合だと、利益確定の場面があまりありません。それが配当が出ていれば強制的にある程度の利益確定をされることになります。

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※Google financeから。5年チャートです。チャート死すとも、配当死せず。

 

 例えばIBM株があります。IBMは値上がりはほとんどしていません。しかし、買う時期さえ極端に間違えなければ3%を超える配当がありますから、そこそこの利益を手にしていることになります。銘柄選択の担保のような役割が高配当だと考えることもできます。

 

3「月々のキャッシュフローが読みやすい」

 よく、株式投資では1億円が目標になります。人によってはリタイヤを視野に入れて1億5千万、あるいは2億という方がいます。こういう考え方もあるのでしょうが、私はどちらかというと、月々のキャッシュフローで考えています。

 

 例えば、現在の月々の給与が40万だとするならば、その生活は十分なのか、それとも苦しいのか。50万ならばどうなのか。こういう実際の生活に合わせて、月々のキャッシュフローを考えています。

 

 すると、配当でいくら、不動産でいくら、ブログでいくら、ライターでいくら、という形で積み上げていくと、だいたいの生活予想図をつくることが可能です。米国株の場合はリーマンショック時でも減配しなかった連続増配銘柄がゴロゴロあります。

 

 そのため、将来の生活設計がしやすいというメリットがあります。そのため高配当株投資を選択しています。

 

4「下落相場で比較的強い」

 特に連続増配銘柄に言えることですが、下落相場での安定配当は心理的な下値水準を形成するのに役立ちます。たとえば、高配当株と言っても、下落時に10%や15%もの利回りをするような増配銘柄はなかなか出てきません。

 

 利回り5%を超えたあたりから配当狙いの打診買いが発生してきますから、これに従って下値を形成してくるということです。これが成長株、あるいは実績のない新興株だとそうはいきません。下落相場ではとことん落ちます。期待値が剥落するからです。

 

高配当株投資のデメリット

 高配当株投資のデメリットです。

  1. キャピタルゲインがあまり見込めないことが多い
  2. 配当課税がかかる
  3. 結果的にリターンが成長株に劣後することがある

 こういった特徴があります。

 

1「キャピタルゲインがあまり見込めないことが多い」

 これも公益株を見ると明らかですが、実に眠たい値動きをします。上昇も下落もあまりない、そういう値動きです。そのため、値上がり益はあまり見込めません。ただ、これも見込みが難しいところで、結果として値上がり益も得られるケースも散見されます。

 

 たとえば私のポートフォリオだとフィリップモリス(PM)がそうです。かつて、タバコ株は訴訟リスクを織り込んだ株価になっていました。それこそ利回りが5%、6%という状態で、万年割安株だったのです。

 

 それが今はそのワイドモートな収益性が見直されています。設備投資に殆ど資金がかからず、しかも世界で寡占状態だからです。そのため、フィリップモリス(PM)やブリティッシュアメリカン(BTI)は普通の株になりつつあるともいえるでしょう。

 

 ただ、やはりGoogleやAmazonのような成長銘柄の上昇幅ほどではありません。

 

2「配当課税がかかる」

 配当には課税されます。そのため、配当として利益が出されるたびに課税されることになります。これが無配で再投資をしてくれるような形だと課税がされません。効率的に資本を巨大化させることができます。

 

 Amazon(AMZN)やバークシャーハサウェイ(BRK)はこのメリットを生かした再投資をしている代表的な企業だと言えるでしょう。

 

 特に米国株の場合は外国源泉徴収課税があり、それを外国税額控除では上限10%控除できない場合はその分損失だということができます。

 

3「結果的にリターンが成長株に劣後することがある」

 成長株投資は当たれば何倍もの利益を手にすることがあります。そういう銘柄を手にすることができるならば、高配当株投資の利回りよりもはるかに効率よく資産を増やせるということになります。

 

 ただ、その銘柄が何なのか、ずばりそれを見抜く力はやはり才能が必要になります。

 

 高配当株は簡単です。連続増配や利回りは目に見える過去実績として示されているからです。

 

 私の場合は、キャッシュは高配当銘柄の配当で稼ぎ、値上がり期待はVTIやIVVといったETFでカバーするという方針で投資をしています。成長株投資のほうが、確かな投資眼が必要になるので、総花的な選択をしているということです。

 

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