たぱぞうの米国株投資

米国株投資で人生の選択肢を増やすという提案です。某投資顧問のアドバイザーをしています。

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楽天・全米株式インデックス・ファンドとiFree S&P500インデックスの比較

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楽天・全米株式インデックス・ファンドとiFree S&P500インデックス

 楽天・全米株式インデックス・ファンドとiFree S&P500インデックスはいずれもバンガードとブラックロック・ステートストリートの看板ETFと同じベンチマークを使う投信です。

 

 世界でも最も運用資産額の多いETFであり、リターンも高いです。今のところ、投資の最適解のベンチマークと言ってよいでしょう。S&P500連動の投信は今までもありましたが、信託報酬が0.6%程度と高いものでした。

 

 米国ETFであるVTIと同じベンチマークを使う投信は今までになく、楽天・全米株式インデックス・ファンドが初めてです。

 

 そしてのこの両者に通じるのは、業界最安レベルの信託報酬を実現したというところです。米国ETFの信託報酬が0.05%を切る争いをしているのに比べると割高感はあります。

 

 しかし、外国税額控除の手間や手動で積み立てる手間を考えると、この割高感は若干薄れてくるのではないでしょうか。今回はこの有力な2つの商品に関してご質問を頂いております。

楽天・全米株式インデックス・ファンドとiFree S&P500インデックス、よりハッピーになるにはどちらか

40才 住宅ローン9年目残高1300万円です。預金は1300万円。

 

 現在楽天IDECOでたわらノーロード先進国株式に限度額23000円積立中です。積立NISAが始まるので、来年から積立を始めようとしています。

 

 合計5万円ちょっとですが、リターン重視で行きたいと思います。そこで積立NISAですが、IDECOで先進国に投資しているので、除外して楽天・全米株式インデックス・ファンドとiFree S&P500インデックスをどのような配分で投資していくのがおすすめか個人的見解を教えてください。

 

 どちらも20年で60歳に終わった時、よりハッピーになれるのはどちらでしょうか。

楽天・全米株式インデックス・ファンドとしておきます。

 このレベルになってくると、殆どパフォーマンスが近似してきます。また、信託報酬も大差がありません。そのため、どちらを買ってもハッピーになれる可能性が高いです。

 

 「あまり気にせず、両方積み立てちゃえば良いですよ!」と言いたいところですが、こうお答えすると記事的にはあまり面白くありませんので過去データを元にもうちょっと突っ込んでみます。

 

 関連記事でも比較していますが、パフォーマンスの差はこのようになっています。

2001年から2017年までの差

VTI=+112%

SPY=+86%

IVV=+88%

 ちなみに分配金は含んでいません。2001年からの差異だと意外に広がっています。SPYとIVVを掲載してVOOが無いのは、VOOの設定が最近なためにデータが取れないからです。ベンチマークは同じですので、殆ど同じです。

2007年から2017年までの差

VTI=+64%

SPY=+60%

IVV=+59%

 こちらも分配金含まずです。10年で5%、年率にして0.5%ですね。

 

 ちなみに分配金は昨今では両社とも殆ど同じ、1%後半です。ただ、この2,3年はVTIのほうが2%半ばぐらいまで達することがあり、高い水準でした。

 

 このことから、2001年以後に関する限りは楽天・全米株式インデックス・ファンドのほうが良かったと言えそうです。また、両社の信託報酬差、およそ0.06%も地味ながら気になるところです。

 

 ただ、あくまで過去は過去です。楽天・全米株式インデックス・ファンドとiFree S&P500インデックスは両方とも優れたベンチマークを採用しています。両者とも米国を代表する指数です。

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 そういう意味では両者とも間違いではなく、過去のパフォーマンスが未来を保証するわけでもありません。両方のETFの特徴を踏まえ、ご自身が「いいな」と腹の底から納得した商品に投資をするのが一番です。

 

 もちろん、迷った際には冒頭に申し上げたように「両方とも積み立てて、両者のパフォーマンスの差異を楽しむ」というやり方もあります。私ならばそうするかもしれません。

 

 ご質問ありがとうございました。

 

関連記事です。

  楽天・全米株式インデックス・ファンド=VTI

 iFree S&P500インデックス=VOO・IVV

 と考えるとシンプルです。記事中のパフォーマンス差は下記の記事からです。

www.americakabu.com

  こちらはVTI・VYM・HDVの比較記事です。リターンの大きさではVTIなのは確実ですが、VYMやHDVには株数を減らさずに高配当を得られるという心理的メリットがあります。配当を年金的に使うならば高配当ETFを選好します。

www.americakabu.com

  老後の年金づくり、米国ETFを使ってどのように作るかということです。株式に関わる税金は所得税と違って一律です。そのため、高所得者にとっては株式の税金というのは実は安い、優れた税制ということになります。発想次第ですね。

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