たぱぞうの米国株投資

米国株投資ブログ。某投資顧問のアドバイザー。メディア実績/日経マネー・ヴェリタス・CNBC・ザイなど

投資に必要な力とは何か

投資家に必要な力とは何か

 私はもともとは投資は趣味としてやっていました。そして多くの失敗をしました。ただ、基本が手堅いので大きな失敗はしませんでした。その代わり、大きく勝つこともありませんでした。

 

 そういう意味ではあくまで本業中心の、兼業投資家といったところです。ただ、縁あって現在では投資顧問業のお手伝いをさせていただいており、非常に勉強になっています。趣味でも重ねていくとそのような機会が生まれるということですね。

 

 そんな私ですが、最近思うことがあります。それは「投資に必要な力とはなにか」ということです。2010年代に入ってわりとコンスタントに投資で勝てているのですが、それは相場環境が良かったことと、もう1つあります。

f:id:tapazou:20171223102513p:plain

 それは、自分の投資の軸ができたというのが大きいです。人間だれしも得意不得意があります。私の場合はそれをつかむのに非常に時間がかかりました。かつてはネットの情報も限られていましたし、良質の情報に巡り合うのも大変でした。

 

 今の境地にたどり着くのに15年ぐらいかかったのではないでしょうか。大きく資産を減らすことはあまりなかったものの、決して順調とはいえない投資歴でしたね。

 

 しかし、今はさまざまな情報がネットから取れますから、比較的効率よく自分なりのクリティカルパスを見つけることができるように思います。

投資に必要な力も何も意識せず、やみくもに取り組んだ

私の遠回り投資をいくつか紹介してみます。

  • デイトレード
  • 信用売買
  • 社債投資
  • 日本株投資

 こういったことがあります。デイトレードは2000年代初頭から半ばにかけて流行りまして、これが投資だ!というような風潮がありました。多くのカリスマを生みましたが、ライブドアショック、リーマンショックを経て本物以外は霧散しました。

 

 あのブームは何だったのでしょうね。あれで資産を築いた人もいますが、1000人に1人もいないように思います。しかし当時は新聞・雑誌を大いににぎわせました。情報というのがいかにいい加減で刹那なものであるかが分かります。

 

 信用売買もやってみましたが、見通しが当たっても逆日歩が発生して思い通りにいかないなどの困難がありましたね。また、安定を求めて社債投資をしたこともありました。また、うねり取りをねらった日本株投資をしたこともありました。

 

 つまりは、人の影響を受けてばかりで、一貫性が無かったのです。

 

 投資情報は今でもさまざま入ります。この良し悪しを見極めるのは単純で、自分の考えに合っているかどうかというところです。私の場合は長期投資を念頭に置いていますから、短期のうねり取りを目指すような情報はあまり意味がないことになります。

 

 例えば、「注目銘柄10選」など特集が組まれることがありますが、こういうしょっちゅうコロコロ変わるようなのは私にとってはダメだということです。そういう特集を組まざるを得ないのには理由があります。毎回同じようなことを書いていると飽きられるからです。

 

 VTIを買って20年寝かせておく。

 

 こんなのは記事にはならないのですね。デイトレードが人気を博したのは、情報の更新性という意味において優れており、メディアの販売戦略とも親和性が高かったから、と言えます。

 

 流行りのビットコインも誰か一方を利するだけではなく、みんなが恩恵に浴するシステムがあります。それがここまでは成功しています。だからあれだけ広まったと言えます。既存のメディアを利用した宣伝戦略とは全く違う形で広まりました。

 

 ちなみにブログというのは何の制約もありませんから、比較的誠実で誰でも再現可能な、そういう投資術が多く紹介されているように思います。幾多の投資術の中から自分でもできそうなものを選ぶということが基本になります。

 

 そしてその投資術を踏まえたうえで、自分なりにポートフォリオを構築してみる。そうやって自分で考えて、深めていくというのが大事ですね。初期段階の人まねは大事ですが、いつまでも飛び乗る、飛び降りるだけでは経験の蓄積にならないということです。

投資に必要な力は「自ら考える力」

 結論から言えば、どれもこれも先に挙げた方法は私には合いませんでした。私の場合は社会科学全般が好きなこともあり、株だけではなくて社会的な事象全体を考えた投資が肌にあっていたのですね。

 

 その結論が米国株投資ということでした。米国の発展性には豊富なエビデンスがあるからです。

 

 非常に遠回りをしました。つまり、自分なりに考え、納得した投資方法を見つけ出すこと。これが投資において一番大切だったということです。

 

 誰かがやっているからやる、儲かりそうだからやる。こういう投資は相場環境が悪くなると軸がありませんからすぐにぶれます。これはよろしくないということですね。もちろん、頑固で融通がきかないというのとは別です。

 

 ですから、今年は2月から語る会を開催しますが、この「考える力」に主眼を置いた会を開いていきたいと思っているのです。と言っても、大それたものではなく、お題をみんなで検討し、話し合っていくということです。

 

 そこには答え、絶対解はありません。互いに考えを交流させる。そして尊重し合う。それで十分に思います。 

 

 そうするなかで、自分がやりたい投資、腹落ちする投資というのが見つけ出せるように思いますがどうでしょうか。私なんかは先に述べたように失敗が多く、センスも無いのですが、そんな私でも退場せずにやれているというのが皆さんの自信につながる気がします。

 

関連記事です

  多くのカリスマさんの記事が出ています。それを読んでしみじみ思いました。

www.americakabu.com

  一応予定では年に4回ぐらいを考えています。そのうち1回は私の第2の故郷である京都でやります。かるた会ではないですね。ティッカーかるた会も楽しそうではありますが。

www.americakabu.com

  米国株投資における情報収集のやり方、考え方の記事ですね。 

www.americakabu.com