たぱぞうの米国株投資

米国株投資で人生の選択肢を増やすという提案です。某投資顧問のアドバイザーをしています。

専業主婦のiDeCoとNISAのメリットデメリット

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2017年はまれに見る恵まれた相場だった

 2017年は少なくとも21世紀に入ってから、最高レベルの恵まれた投資環境でした。

 2015年も恵まれていましたが、夏にチャイナショックがありました。

 2016年も恵まれていましたが、1月にチャイナショック、6月にブレグジットがありました。

 2017年は殆ど何もなかったのです。

専業主婦のiDeCoとNISA

 こんなことは私の投資歴においても殆ど記憶にありません。米国株だけでなく、日本株を買った人も儲かり、ビットコインを買った人も大きく儲かる。そういう年だったのです。全ての市場に資金流入があったのです。

 

 金融緩和の効果が疑問視されていますが、間違いなくその影響はあるでしょう。

 

 ただし、特に今年から投資を始めた人にはお伝えしておきたいのですが、時計の針というのは急には回りません。早く回りすぎた時計の針、先取りしすぎた、乗りすぎた利益というのはどこかで調整するものです。

 

 ですから、自分の買う商品が「半値以下になっても確信を持って持ち続けることができるものかどうか」を吟味して買う必要があります。良い相場環境だからこそ、より慎重に、一発で退場しないような投資術を実行したいですね。

 

 さて、いきなり注意喚起から始まりましたが、こういうことを踏まえてご質問を紹介します。

30代主婦の虎の子1000万投資

 ブログをよく見させて頂いています。30代主婦です。


 独身の時の貯金が1000万円ほどあります。現在保険付きのもので運用をしておりますが、こちらのブログを拝見させて頂き、段階的に解約し、米国株EFTを購入しようとおもっているのですが、たぱぞうさんならどのように運用されますでしょうか。

 

 NISAで少しずつ積み立て運用し、下がったときにスポット購入するのがいいのでしょうか。運用の経験がないので、アドバイスを頂きたいと思い、メールさせて頂きました。

独身時代に1000万を貯めたという資質

 独身時代に1000万円貯められたという資質がまず素晴らしいですね。そこに感動しました。なかなかいません。若くて稼ぎがあると、ついつい支出にゆるくなりがちなのです。

 

 本当にその結婚式は出席する必要があるのか、そのコートは買う必要があるのか、そのクルマはどれだけ維持費がかかるのか...。こういうことを考えた成果なのではないでしょうか。普通の20代の年収で1000万円の資金を持って結婚する人は多くはありません。

 

 さて、資産運用はシンプルに2つのことから成り立ちます。

  1. 収入を増やす
  2. 支出を減らす

 当たり前ですが、この2つです。収入を増やすには働くか、不労所得を増やすか、そういった手段があります。支出を減らすには、つまらない買い物や固定費を減らすということになります。

 

 質問者様はこの両輪においてすでに実績を積み重ねてこられたということですね。しかし、今は専業主婦になりましたから、どのように不労所得、運用をしていくのかというのが前にも増して大事になってきます。

専業主婦のiDeCo

 まず、節税も含めた制度としてiDeCoがあります。専業主婦の場合は所得がありませんので目先の控除メリットはありません。しかし、60歳まで運用すれば、退職所得控除が使えます。

 

 専業主婦のiDeCoでは、この退職所得控除を狙っていくことになります。質問者様の場合、30代ということなので30歳で計算してみましょう。専業主婦の場合は第3号被保険者ということで2万3000円を月々積立できます。年額では27万6000円です。

 

2万3000円×12ヶ月×30年=828万円

 

 単純な積み立てで828万円になります。控除枠の確認をしましょう。

 

40万円×20年+70万円×10年=1500万円

 

 最初の20年は年間40万、残りの10年は年間70万の控除枠があります。この計算で行くと1500万円の退職控除が使えます。トータルの積立額の2倍近くです。30年という長期投資ならば、狙えない数字ではありません。

 

 運用がうまくいき、控除枠をオーバーしたら税金を引かれますが、1500万円まるまる非課税というのは非常に大きいですね。

専業主婦のつみたてNISA

 ご質問者様のケースでは、並行して「つみたてNISA」を使うことをおすすめします。枠が小さいので一気に投資するリスクが無いですし、インカムが限られるので今はそんなに積極的に投資しなくて良いと判断するからです。

 

 そうすると、年間40万、20年で800万円積み立てることができます。つみたてNISAの場合はETFが無く、必然的に投資信託を買うことになります。昨今はつみたてNISAに適応した良い商品が出ていますから、そこから選ぶということになります。

 

 iDeCoとつみたてNISAで年間67万6000円の投資ができることになります。とりあえず、数年これでやってみて、ほかに収入を得るならば普通の投資も始めてみるということでいかがでしょうか。

iDeCoとNISAはネット証券がおすすめ

 IDeCoは運用手数料のかからない口座が前提になります。特に、所得控除が受けられない専業主婦の方の場合は、コストをとにかく抑えたほうが良いです。NISAは多くの証券会社で買い付け手数料がかからなくなっています。

 

 商品ラインナップやコストから考えて、お勧めできるのはズバリ言って3つのネット証券です。いずれもイデコの運用手数料がかかりません。

 

SBI証券

 業界ナンバーワンの顧客数、先進的なサービスで定評があります。SBI証券にしかない貸株サービスなどもあります。

楽天証券

 楽天バンガードファンドとの関連が密接ですから、今後はイデコ対応してくれるという期待もあります。iDeCoに関する運用手数料は一番最初に無料にしました。

マネックス証券

 米国株取引ではダントツの取り扱い銘柄数を誇ります。また、長い期間の指値も魅力です。

 

 私は上記3社すべてに口座を持っています。特徴を見極めて使い分けると良いですね。

 

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