たぱぞうの米国株投資

米国株投資で人生の選択肢を増やすという提案です。某投資顧問のアドバイザーをしています。

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プレミアムフライデーとは!?月末の金曜日から始まる働き方改革

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プレミアムフライデーとは、働き方改革の一環

 プレミアムフライデーが2017年2月24日金曜日から始まります。

 

 プレミアムフライデーとはざっくりいうと、「月末金曜日、午後3時に仕事を上がって楽しもう!」ということです。もし午後3時に、堂々と気兼ねなく仕事を上がることができたら、趣味・買い物・旅行・勉強など人生をより豊かにするための時間に充てることができます。

 

 多くの人にとって休前日である金曜日に焦点を当てています。月末の金曜日を特別な日にしてみようよ、ということです。何やらノー残業デーや夏場のノーネクタイに似たものを感じます。政府がこうやって旗振りをしないと浸透しないのが日本らしいですね。

 

 こういうことはボトムアップではできません。だから、政府が率先して提案をしていくことに価値があります。1990年代からまったく経済成長していない日本です。だから、何かを変えなくていけない、生き方や仕事スタイルを見直さなくてはいけない、ということです。


 なお、旗振り役の経産省によると、下記のように紹介されています。

 個人が幸せや楽しさを感じられる体験(買物や家族との外食、観光等)や、そのための時間の創出を促すことで、

 

(1) 充実感・満足感を実感できる生活スタイルの変革への機会になる
(2) 地域等のコミュニティ機能強化や一体感の醸成につながる
(3)(単なる安売りではなく)デフレ的傾向を変えていくきっかけとなる

 

といった効果につなげていく取組です。

 

 プレミアムフライデー推進協議会事務局という事務局も立ち上がっています。そこでは多くの賛同企業、団体が確認できます。

プレミアムフライデー(Premium Friday) どうする?月末金曜日。

プレミアムフライデーには賛否あるのも事実

 ただし、賛否があります。その内容は以下の通りです。

主な否定的意見

  1. 公務員や大企業しか実施できないのではないか
  2. 仕事が忙しくて他の日に負荷がかかるのではないか
  3. 残業代が減ってしまう。
  4. 時間をもらっても遊ぶためのお金がない。
  5. サービス業は金曜日は休めない

 1「公務員や大企業しか実施できないのではないか」ということですが、これは人手や制度的、あるいは経済的に恵まれている組織が実施しやすいのは事実でしょう。ただし、社会の規範となるべき組織が率先して実行するのは意味あることだと思います。

 

 2「仕事が忙しくて他の日に負荷がかかるのではないか」 もし他の勤務日にしわ寄せがくるようならばつらいですね。これを口実にして、業務の効率化、いらない会議や文書を精選するきっかけになるとよいですね。

 

 3、4「残業代が減ってしまう」「時間をもらっても遊ぶためのお金がない。」は金銭的な懸念ですね。基本給を上げて欲しいという本音ですが、日本人の年収は20年以上横ばいです。

 

 5「サービス業は金曜日は休めない」他の日に代替するとか、そういう日を設けられるとよいですが、これも余裕のある企業に限られてきそうです。

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主な賛成意見

  1.  金曜日から旅行に行って、2.5日の休日として使える。
  2.  昼ビールができる。最高の月末。
  3.  土日に閉まってしまう官公庁の用事が済ませられる。
  4.  会社のある都会で買い物ができる。家の近所にはないお店に行ける。

 

 1「金曜日から旅行に行って、2.5日の休日として使える。」これは想像すると大変楽しそうです。金曜日の旅行は憧れです。プレミアムフライデーで、職場の同意が得られれば、休みも取りやすくなります。

 

 2「昼ビールができる。最高の月末。」はこれは私の個人の意見ですね。太陽が高いうちのビールは人間をダメにしますね。

 

 3「土日に閉まってしまう官公庁の用事が済ませられる」肝心の官公庁も開かなくなるならばこのメリットは薄れてしまいます。しかし、公務員こそ率先して休みをとって社会常識化してほしいように思います。

 

 4「会社のある都会で買い物ができる。家の近所にはないお店に行ける。」これは、昼間に大都市圏で働き、夜に郊外のベッドタウンで寝るスタイルの人ですね。わざわざ土日に買い物のために都市部に出なくて済みます。

 

 いずれにせよ、それぞれに事情があり、どう生かすかは個人に委ねられることになりそうです。

プレミアムフライデーは仕事内容を精選する良いきっかけになる、かも

 この数十年、加速度的に仕事内容は複雑化し、高度化してきています。年々増える法律への対応や、日報の細かい内容の増加など、大きなものから些末なものまで枚挙にいとまがありません。仕事の中身が劇的にシンプルになった職種はほとんどありません。肉体労働、頭脳労働、感情労働、全てにおいてです。

 

 そういう意味では労働者にかかる負荷は数十年前から見て激増していると言えます。これだけ仕事に対するネガティブな、どうしようもない疲労感が日本中を覆っている状況は危機的と言って良いでしょう。

 

 例えば、個人情報保護法などに基づく個人情報への接し方や扱い方などは以前にはほとんど無かったものです。もちろん大事なものですから、軽く扱う事はできませんが、一事が万事この調子で本質的な仕事以外の付加的内容が増えすぎていないでしょうか。

 

 結果として、正論が積み上がり本質的な仕事へ割く力が削がれるという皮肉に直面しています。諸外国ではこだわらないようなことにもこだわって、勤勉性が生産性を阻害している面があるように思います。私たち日本人の勤勉さは間違いのないところですが、自分たちで自分たちの首を絞めるようなことになっては本末転倒です。

 

 また、この複雑化に歯止めがかかる可能性はほとんど無いと言って良く、逆に今後も些末な内容が積み上がって行くばかりであることが予想されます。法律や規則は積み上がるスピードが撤廃されるスピードを上回るのが一般的だからです。

 

 生産性が低く、停滞した日本にあっては、何かを増やすというプラスの発想ではなく、何かを減らしていくというマイナスの発想が必要です。その一番分かりやすい形が労働時間を減らすことです。

 

 意味のない仕事と残業を無くすために、何が減らせるのか、より精選が求められます。プレミアムフライデーがそのきっかけになればよいと思います。

 ・・・まあ、残念ながら私の勤務先は賛同企業に入っていないのですけどね。

 

 個人レベルでは高度に複雑化した現代社会を生き抜く仕事術が要求されます。つねに仕事の本質を見極め、力の軽重を付けるということが欠かせません。

 

関連記事です。働き方は多様であってほしい。

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 こちらは金融審議会の提案。国の提案はこのごろ心を捉えます。

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