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たぱぞうの米国株投資

米国株投資で人生の選択肢を増やすという提案です。某投資顧問のアドバイザーをしています。

Tapa's U.S. Stocks Investment

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ブレグジット、イギリスはEUを離脱するのか、しないのか。

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ブレグジット、久々の相場の悪材料

 

 イギリスがEUを離脱するとかしないとか。そのごたごたで相場が久々に荒れ模様になってきております。1月から相場は上昇を続けてきており、調整局面を求めているようにも見えました。息切れとでもいいましょうか。

 

 

 そこで改めてブレグジットを考えてみます。

 相場としては格好の下げ材料になりつつあります。

 

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 ギリシャショックにしろ、チャイナショックにしろ、ブレグジットにしろ、本質的なところはちょっとした政治的な問題や地域的な問題をきっかけとした相場の調整めいたところがあります。要は、実態に乖離してくると調整を求めるのが相場だということです。

 

 しかし、ブレグジットの原因の一つである移民問題は日本にとっても参考になる部分が多くあります。

 

ブレグジット、移民問題の側面から

 

 イギリスは第二次世界大戦以後、積極的に移民を受け入れてきた国です。それは、第二次大戦で多くの若い労働力を失ったことから始まります。

 

 イギリスはそれこそ世界中に植民地を持っていました。その当時のイギリス連邦、植民地を含んだ人口は8億人とも言われます。その連邦住民に本国での市民権と勤労権を与えたのです。労働力が欲しかったからです。

 

 イギリスから他国へ流出する移民は以前からありました。例えばアメリカやインドなどの植民地へです。その意味では、第二次世界大戦以後、イギリス本国へ流入する移民の歴史は本格的に始まったと言えます。

 

 EU加盟が移民を促進します。

 

 近年で見てみると東欧10か国がEUに加盟したことで域内労働がしやすくなり、移民はさらに流入が加速しました。東欧10か国とは、チェコ、スロバキア、ポーランド、ハンガリー、エストニア、スロベニア、リトアニア、ラトビア、マルタ、キプロスです。多くは必ずしも豊かではない国々です。

 

 また、直近ではシリア難民の受け入れという発表もありました。

 

 イギリスは第二次世界大戦以後現在に至るまで移民を受け入れ続けている国と言って良いでしょう。その結果が、一年で40万人増える人口、EU圏内でトップの人口増加国ということです。移民の人たちは出生率も高いですからね。そして、イギリスはその恩恵を国としては十分に受けてきました。

 

 それなのに、今になってEUを抜けたいというのはどういうことなのでしょうか。

  1. もともとイギリス国内に在住していた人の雇用を奪う側面があること
  2. 移民が安い賃金で働くので賃金抑制の効果があること
  3. イスラムだけではなく、ほとんどの移民に文化的に相いれない面があること

 が理由です。

 

 移民一世の考えからすると、イギリスでの暮らしというのは天国のように見える仕事と給料です。イギリス国内に住んでいた人からすれば悪条件の仕事でも、移民してきた人たちからすれば、母国が悲惨なのでそのように見えるということです。

 

 逆に移民二世、三世はすでに赤ちゃんの頃からイギリスで暮らしています。やはりもともとのイギリスのネイティブに比べると貧しかったり、環境が恵まれていなかったりという負の側面が見え始めます。それを最初に感じるのは義務教育課程でしょう。

 

 そして、就職も望んだ仕事に付けず、鬱憤がたまります。そんな状況で愛国心は持てません。

 

 ネイティブからすると、仕事を奪う、安い給料で働く移民は目障りになります。とくに競合する階層はその思いを強く持ちます。宗教対立も含めて、不満になります。

 

 かつて日本が貧しかったころには、ハワイやアメリカ西海岸、ブラジルなどの南米に多く日本人が移民し、同じように社会問題を乗り越えて、あるいは受け入れられてきたのでしょうね。その苦労はまさに筆舌に尽くしがたいものでしょう。

 

 いずれにせよ、宗教など文化的に違いが大きいほどなじむのに長い歴史が必要になります。

 

労働力の確保が喫緊であるという意味では日本も同じ

 

 日本もかつてのイギリスのように労働力の減少が見込まれています。大企業や会社経営の立場からすると移民は賛成ということになります。安い賃金で労働力を確保できるので、国際競争力を保つのに欠かせないからです。

 

 反面、労働者からすると競合するので反対になるのではないでしょうか。特に日本は島国で民族的にも多様性に欠けるほうですから、アレルギーはイギリスの比ではありません。

 

 人口減少国に住む私たち。未来をどのように描いていくのか。

 ブレグジットに関わる議論と結論は1つのモデルケースともいえるのではないでしょうか。

 

 対岸の火事ではなく、身近な問題としてブレグジットを見守ることにします。

 

ブレグジット関連銘柄

 

 ここは個人投資家目線で考えてみます。

 

 ADRで買える英国株がど真ん中ということになります。個人投資家に人気がある銘柄をいくつか紹介します。影響を受けて値動きが荒くなってきています。

 

ディアジオ(DEO)

 

www.americakabu.com

 

ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)

 

www.americakabu.com

 

グラクソスミスクライン(GSK)

 

www.americakabu.com

 

 ナショナルグリッド(NGG)

www.americakabu.com

 

 あとはアストラゼネカ(AZN)、ボーダフォン(VOD)でしょうか。

 

 これらの株は特に影響を受け始めています。何も持っていないと仮定するならば、BTI、NGG、DEO、GSK、VOD、の順番に魅力を覚えます。

 

 ドルを持っていれば、世界中に投資がいつでもできます。ADRやETFでどの国の関連銘柄でも購入できるからです。