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たぱぞうの米国株投資

米国株投資で人生の選択肢を増やすという提案です。某投資顧問のアドバイザーをしています。

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ドル円と米国株投資の長期展望

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ドル円と米国株投資の長期展望

  米国株投資はここのところ、かなりの広がりを見せています。個別株はともかくとして、米国ETFや日本の投信などを通してポートフォリオに組み込まれる例が多く見られるようになりました。

 

 私はさほど気にしていないのですが、やはり為替リスクを気にする方は多いのだと思います。ドル円が1円動くと、私の場合で50万円以上の資産額の変動があります。普段は株価や資産額をあまり見ないで気にならないですが、円での変動幅は確かに大きいと思います。

 

 たとえば2015年から2017年にかけては1ドル120円から1ドル100円近辺までの値動きがありました。この間、相場の上下も相まって、私の総資産額もおよそ1000万円の変動幅がありました。

 

 私は1年あたりのインカムゲインは表計算ソフトで管理をしていますが、総資産額はあまり厳密に管理をしていません。株価というものは生き物で、その時その時でかなりの変容を見せるからです。総資産額は目安にはなりますが、一喜一憂せずに振り回されないことが同時に大事だと思っています。

 

 これに対してインカムゲインは漸増が基本で、ある程度の読みができるものです。だから、インカムゲインに関しては常に計算結果が反映され、把握できるようにしています。

 

 さて、今回は為替リスクに関してのご質問をいただきました。質問者はGOLDさんです。

 ドル円の為替差損が気になって投資に躊躇してしまうが…

 こんにちは。最近、投資を再開しようと思い立ち、たぱぞうさんのブログで勉強させて頂いております。不躾で恐縮ですが、もし可能であれば質問させて下さい。

 

 自分のこれまでの投資行動や性格から考えて、「一度買ったら長期保持、大きな利益は得られないかもしれないが、長期的に成長していく米国全体に投資するETF」は、自分が目指したいところだと考えております。


 ただ、どうしても一点気になるのは為替です。米国ETFはドル転して購入となりますが、ドル円の為替レートはおおむね80-120円と考えると、111円くらいとなっている今から投資を始めると、どうしても、為替で損が出る可能性が高い気がしてならないのです。

 

 もちろん、為替の上下は予想などできませんし、為替の上下も考えた上での長期投資やドルコスト平均法だとは理解しているのですが…。また、そんなに心配なら、もっと円高になるのをじっくり待つか、別のものに投資したら?という気もしています。

 

 この点について、どのように思われますでしょうか。もし可能でしたら、ご意見を聞かせて頂ければ幸いです。

ドル円は緩やかに円安に向かうという読み

 私はドル円は長期的には緩やかに円安に向かうと思っています。いくつか理由があります。

  • 多額の国債の価値を減価するには円の価値を下げるのが有効
  • 人口減少による国力の低下

 こういうことです。経済的に弱い国の通貨が強かったことは有史上殆ど無いと言って良いでしょう。

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 バブル以後の日本円はドル円レートだけ見ればボックスですが、年率2%と言われる米ドルのインフレを考えるとかなりの減価を見せています。

 

 ドル円レートを見ると円の価値が下がっていないと考えがちです。しかし、円がデフレだった間にドルはインフレが進んでいますので、実際にはすでに20年以上も毎年のように減価しています。今後もこの流れは容易に止まらないでしょう。

 

 ドル円レートの数字は変わらないので気づきにくいのですが、当該国間のインフレとデフレの差も考えようによっては円安の進行と捉えることができます。

 

 ちなみに、よく言われるような急激な円安というのは、少なくとも40、50年という範囲では起きないというスタンスです。たとえば1ドル200円といったレベルの円安です。

 

 これはショックが大きすぎるので、もっと上手に目に見えにくい形で進行させるはずです。今までの20年のようなやり方を取るということです。

 

 理由は、為替が多分に政治的な要素を含むからです。極端な円安の進行は、最も重要な同盟国であるアメリカの経済にダメージを与える可能性があります。海外生産の進む日本企業にもダメージを与えるでしょう。

 

 そのため、何らかの政府間交渉で妥当なところに落ち着かせながらということになります。日本の民主党政権下での急激な円高は、米国金融政策における大規模な金融緩和もさることながら、協調的な為替政策を左派政権とは行わないという米国の意思の表れと見ることもできます。

 

 実際にアベノミクスによってドル円は正常なレートに戻りましたが、なんらかの政治的な合意があったと見るのが自然でしょう。このように、コントロールされながらじわじわと円安が進む、もう少し言うと円の減価が進むということです。

 

 すると、銀行預金に代表されるような低金利の円建て商品はドルのインフレ分の上昇が見込めませんから、どんどんと目減りすることになります。少なくとも年利2%以上の利回りで回さないと、インフレ負けします。

 

 いずれにせよ、ドルコスト平均法でもよし、指値でもよし、ドル資産をじわじわ増やすことで、じっくりと良質の投資商品を仕込んでいくということが大切だと思っています。「じわじわ」を強調しておきたいです。

 

 私は76円でドル転したこともありますし、115円以上でドル転したこともあります。先日も111円でドル転をしました。機会損失をしないように、キャッシュポジションを調節しながら投資をしています。

 

 世界の通貨、とくに基軸通貨であるドルとの関係性を踏まえて投資をしていくということですね。

 

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