たぱぞうの米国株投資

米国株投資で人生の選択肢を増やすという提案です。某投資顧問のアドバイザーをしています。

Tapa's U.S. Stocks Investment

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ダウ2万ドル超えの今、取るべき投資行動は?

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 ダウ2万ドル超えという今、取るべき投資行動は?

 投資に関して、ご質問をいただきました。資産運用に関して考える良い機会ですので、質問者さんの許可を得て、ブログで最適解を考えてみたいと思います。

 

--------------------以下引用

たぱぞうさま

 たぱぞうさんの丁寧な解説、いつも保存版にしながら読ませていただいています。

 これから海外ETFと米国株をやろうとしていますが、いま軒並み株価が上がっているため買い時を悩んでいます。債券は利上げと共に下がると聞き、さらに下がるのではないかと、ますます買えないでいます。

 

 実は、全く有効活用されてこなかった米ドルが8万ドルほどあります。日々の忙しさに流され、迷い、またほったらかしにしてしまうぐらいならば、さっさと買って利益を出した方がいいかなと思っています。

 

 また、買うべきでない金融商品であげられていた貯蓄型定期保険に多額の積立てをしていて、支払額が払い込み額を越えるのにあと8年もあります!マイナスになっても払い戻してドルに変えて投資するか迷います。


 たぱぞうさんが円からドルに変えるときは、まとまったお金ができたときで、いちいち為替を気にされないのでしょうか。確かに頻繁に替えていたら均等化される気がします。色々初心者のため悩みまくっています。このblogに出会えて救われました!どうぞ宜しくお願い致します!

-------------------------------引用終わり

ポイントを整理します

  1. 米ドル、キャッシュで8万ドルある。この運用はどうするべきか。
  2. 多額の積み立てをしている貯蓄型定期保険がある。解約すべきか。
  3. 今後、どういうタイミングでドルに変えていくべきか

 ということです。以下、私ならばどうするかというのを基本に考えていきます。なお、ここでの提案は「私ならば」というのが大前提ですから、当然ながら絶対ではないです。何かのヒントになれば幸いですが、その結果を保障するものではないのは、いつもと同じであるということを予めお伝えしておきたいと思います。

米ドル8万ドルをどう運用するか

 ここは急く気持ちを抑えて、2つの基本を確認したいと思います。

  1. 対象の分散
  2. 時間の分散

 ということです。

 1から考えてみます。対象は、国、株式、債券などがあります。国はアメリカが良いと思います。これはまあ、そういうブログですので。株式と債券は迷うところですが、質問者さんはインカムも豊富なようですので、コケてもリカバーは可能な印象を受けます。

 

 ただ、質問者さんは投資経験が浅いということですから、個別株はおすすめしません。米国ETFであるVTIあるいはVOOを柱に、VYMを組み合わせていきます。債券に興味があるならば、BNDかAGGを混ぜても良いでしょう。これに関しては過去記事をご覧ください。債券比率はもっと低くても良いと思います。

www.americakabu.com

 2の時間の分散が今は一番押さえるべきことです。というのも、質問者さんがおっしゃるように、株高だからです。記念すべきダウ2万ドル突破ですが、買う時期としては慎重にならざるを得ないですね。ただ、バブルの始まりという見方もあり悩ましいです。「バスに乗り遅れるな!」という気持ちになるのも無理はありません。

 

 私ならば、1年2万ドルずつ上限を決めて、4年に分けて投資をしていきます。追加投資が1万ドル程度できるならば、1年に3万ドル程度でも良いでしょう。何しろ、ゆっくりと時間をかけて買いたい銘柄を買っていくのが良いと思います。

 

 その間、相場に興味を持ち、勉強することで体験的に知識もつくでしょうし、経験も得られるからです。今がリーマンショックのような経済危機の最中ならばドカンと買っても報われる可能性が高いですが、過去最高値を更新するような状況ですから、焦る必要はありません。

 

 私も常にキャッシュポジションは10~20%持っています。そうでないと、暴落時に買えなくなります。ついつい買いすぎるものですが、ITバブル、金融危機、ライブドアショック、リーマンショック、ギリシアショック、チャイナショックと経てきてキャッシュポジションの大切さは身に染みています。

貯蓄型定期保険をどうするか

 結論から言うと、これも慌てなくてよいと思います。株式相場が高いからです。解約してまでキャッシュを作らなくてはいけないような時期ではないと考えます。1人身ならばともかく、家族があるならば保険の役割も馬鹿にできません。少なくともピンチの時に精神的な支えにはなります。

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 そう、大根おろしの水気を切るように。

 

 特に払い込みの残存年数が少ない場合はそのまま払いきってしまってよいと思います。確かに貯蓄型定期保険は利回りが低く、微妙な面もあるのですけれども。

 

 残存年数と期日に払い込まれる額、それから保険内容を考えてみたいですね。一般に解約返戻金は7割ぐらいに減額されてしまいますから、熟考したいところです。相場が大暴落していれば、話は別ですけどね。

 

 ただ、基本的に保険と投資は役割が別ですから、落ち着いて考えたいところです。私も家族のために保険は入っています。家族は私のための保険はちょっとしかはいっていませんけどね。

ドル転のタイミングはいつにすべきか

 まず、為替は専門家でも読めないものであるということを知っておきたいです。私の場合でも、76円でドル転した時もあれば、120円でドル転した時もあります。基本的には80円から120円ぐらいのレンジで動いていますので、最終的に平均交換レートが100円前後になれば理想ではないでしょうか。

 

 もっとも30年、40年という長期で見れば私は円安だと考えています。ですので、資産運用はドルをメインで行っています。

 

 質問者さんはすでに米ドルをある程度もっているので、慌てる必要はないと思います。80円から120円という大まかなレンジをおさえておいて、手元の米ドルキャッシュを大事に、ETF購入していけばよいと思います。

考えるということ、そのこと自体に価値がある

 投資で収入を多様化させていくことの重要性は今後増すばかりでしょう。勤労収入、あるいは年金収入が先細る可能性は極めて高く、自助的な資産運用が必要になるからです。

 

 投資は暴落時の心のあり方、身の処し方も含めて知識と経験がモノを言います。運もありますが、それは努力ではどうしようもないものです。ならば、努力で向上させられる知識と経験を積んでいくことが大事です。

 

 十分に積み上げてきた米ドルを生かし、ゆったりと相場に取り組まれることをおすすめします。今すぐに金融商品化する必要はないと考えます。

 

 あくまで1提案に過ぎず、絶対的な答えではなく、「そんな考え方もあるんだな」ぐらいに受けていただければ幸いです。ありがとうございました。

 

関連記事です。一番のおすすめVTIです。ただ、上がってます。

www.americakabu.com

ダウ平均よりS&P500を私はよく見ています。

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